平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

峠 最後のサムライ

2022年06月22日 23時59分41秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の日曜日は、まずは午前中、地元の映画館で「峠 最後のサムライ」を観ました。
この映画も、ずっと延期延期でやっと公開となりました。歴史モノなので、ある意味
事実に基づいているし、原作が司馬遼太郎とくれば、もう見るしかないかなと。
役者さんも豪華なラインナップですしね。邦画で、こんだけ延期になってたのは、
この映画だけじゃないかなあと思う。待ちに待ったって感じでした。


内容は、幕末の動乱期を描いた司馬遼太郎の長編時代小説「峠」を、「雨あがる」「蜩ノ記」の
小泉堯史監督のメガホン、役所広司、松たか子、田中泯、香川京子、佐々木蔵之介、仲代達矢ら
日本映画界を代表する豪華キャストの共演で映画化。徳川慶喜の大政奉還によって、260年余り
にも及んだ江戸時代が終焉を迎えた。そんな動乱の時代に、越後長岡藩牧野家家臣・河井継之助は
幕府側、官軍側のどちらにも属することなく、越後長岡藩の中立と独立を目指していた。藩の運命を
かけた継之助の壮大な信念が、幕末の混沌とした日本を変えようとしていた。


正直、期待が大き過ぎたせいか、ちょっとな~って感じか。あとあとウィキペディアで河井継之助を
調べると、どうなんだろちょっと美化し過ぎているのでは。仮に原作もそうであっても、なんだろ
映画を予告編で煽り過ぎた感があったかなあ。彼の生き方は確かに「最後のサムライ」と言える
ものだったけど、彼は「日本を変えよう」としていたわけではないと思うんだよね。変わっていく
世の中、変わらなけらば行けない日本人としての生き方をわかったうえで、彼はサムライとして
生きて死んでいくことを選んでいる。できるだけ長岡藩を守りながら。そういうことだと思う。
なので幕末の風雲児とか日本を変えるとかの宣伝文句は違ったのでないかなあ。こういう宣伝文句の
おかげで、彼が八面六臂の大活躍を見せて爽快感のある感じの映画とか思ってしまったからだ。
そうではなく、映りゆく時代の中、滅び行くサムライとして不利な戦いの中でも意地をみせながら、
亡くなっていくそういう映画なのだから、宣伝の仕方が悪いような気がする。





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