先週の土曜日に永ちゃんのライブに行く前、午前中に伏見ミリオン座で1本映画を観ました。
この週末は観たい映画が多かったのですが、上映スケジュールと土日両方とも永ちゃんの
ライブなので、観れる本数がかなり限られてしまって、この日は1本のみでした。この日
観たのは、「ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅」です。音楽モノのドキュメンタリー
なので、これははずせません。
内容は、2018年に49歳で急逝した天才ジャズ・トランペッター、ロイ・ハーグローブの
人生最期の夏に密着したドキュメンタリー。
1969年にテキサス州で生まれたロイ・ハーグローブは、10代でプロデビューし、ジャズの
伝統を受け継いだ正統派かつエネルギッシュな演奏で瞬く間にシーンの寵児となった。
ソニー・ロリンズ、オスカー・ピーターソン、ハービー・ハンコックら巨匠に起用される一方、
自身のバンド「ロイ・ハーグローブ・クインテット」でも活躍。同世代のR&B/ヒップホップの
アーティストたちとも交流し、ブラックミュージックの新しい潮流「ネオソウル」の創出に貢献した。
そんな華やかなキャリアの裏で病と隣り合わせの生涯を送った彼の、人生最期となった2018年
夏のヨーロッパツアーに密着。ステージで命を燃やすようにトランペットを演奏する姿を克明に
映し出すとともに、ロイ本人や彼の音楽仲間たちによる貴重な証言を収録した。
この映画は、ロイ・ハーグローブが亡くなった夏にも撮影しており、まさかその時は彼がその年のうちに
亡くなることは想定されておらず、その時は純粋にツアーを撮りながら、彼自身に想いを語ってもらうという
ドキュメンタリーでも作成していたのかもしれない。彼に関する人たちのインタビューが亡くなった前に
撮影したのか亡くなった後に撮影したのかはわからないが・・・。彼の音楽にかける情熱、病で体調が
充分でなくても決してステージにあがることを厭わなかったのは、彼の音楽への愛なんだろう。それとも、
自分の人生が長くないかもと思い、少しでも多くのステージ上がり、多くのミュージシャンと交流し、
自分というものを1人でも多くの人に知って欲しかったのか・・・。そんな命を削った彼だが、気になったのが
マネージャーのラリー・クロジアーであった。この映画だと、彼をコントロール下に置いていたようにも
感じるが、逆に言えば音楽以外は全部請け負っていたようにも感じるしね。まあ、そのラリーの意向で
音源が使えなくなっているところもあるようだが・・・。ロイとラリーがお互いに納得しあってる仲だったのか?
そこだけが、モヤッとするところである。
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この週末は観たい映画が多かったのですが、上映スケジュールと土日両方とも永ちゃんの
ライブなので、観れる本数がかなり限られてしまって、この日は1本のみでした。この日
観たのは、「ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅」です。音楽モノのドキュメンタリー
なので、これははずせません。
内容は、2018年に49歳で急逝した天才ジャズ・トランペッター、ロイ・ハーグローブの
人生最期の夏に密着したドキュメンタリー。
1969年にテキサス州で生まれたロイ・ハーグローブは、10代でプロデビューし、ジャズの
伝統を受け継いだ正統派かつエネルギッシュな演奏で瞬く間にシーンの寵児となった。
ソニー・ロリンズ、オスカー・ピーターソン、ハービー・ハンコックら巨匠に起用される一方、
自身のバンド「ロイ・ハーグローブ・クインテット」でも活躍。同世代のR&B/ヒップホップの
アーティストたちとも交流し、ブラックミュージックの新しい潮流「ネオソウル」の創出に貢献した。
そんな華やかなキャリアの裏で病と隣り合わせの生涯を送った彼の、人生最期となった2018年
夏のヨーロッパツアーに密着。ステージで命を燃やすようにトランペットを演奏する姿を克明に
映し出すとともに、ロイ本人や彼の音楽仲間たちによる貴重な証言を収録した。
この映画は、ロイ・ハーグローブが亡くなった夏にも撮影しており、まさかその時は彼がその年のうちに
亡くなることは想定されておらず、その時は純粋にツアーを撮りながら、彼自身に想いを語ってもらうという
ドキュメンタリーでも作成していたのかもしれない。彼に関する人たちのインタビューが亡くなった前に
撮影したのか亡くなった後に撮影したのかはわからないが・・・。彼の音楽にかける情熱、病で体調が
充分でなくても決してステージにあがることを厭わなかったのは、彼の音楽への愛なんだろう。それとも、
自分の人生が長くないかもと思い、少しでも多くのステージ上がり、多くのミュージシャンと交流し、
自分というものを1人でも多くの人に知って欲しかったのか・・・。そんな命を削った彼だが、気になったのが
マネージャーのラリー・クロジアーであった。この映画だと、彼をコントロール下に置いていたようにも
感じるが、逆に言えば音楽以外は全部請け負っていたようにも感じるしね。まあ、そのラリーの意向で
音源が使えなくなっているところもあるようだが・・・。ロイとラリーがお互いに納得しあってる仲だったのか?
そこだけが、モヤッとするところである。
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