昨日、地元の映画館のレイトショーで、映画を観ました。観た映画は、「家出レスラー」。
最初に予告で観た時は、なんかコメディのような感じだったのですが、実は、この映画は、
引きこもり生活からの無謀とも言える家出を経て、人気女子プロレスラーへと成長した
岩谷麻優選手の半生を、実話をもとに描いたプロレス青春映画だったんですよ。
実話ベースの映画ということで、観ることに決定。そうは言っても女子プロレスなんて、
もう見なくなって久しいんだけどね。世代的にはクラッシュギャルズとか極悪同盟な世代です。
内容は、山口県の田舎で生きづらさを抱えて毎日を過ごしていた少女マユは、2年にわたり
引きこもり生活を続けていたが、兄と一緒に観戦したプロレスに感激したことで人生の転機が訪れる。
プロレスラーになることを決意し、コンビニ袋と小銭だけを手に家を出て上京したマユは
プロレス団体の門を叩く。しかし練習の日々は厳しく、女子プロレス団体「スターダム」の
1期生としてデビューを果たしたものの、レスラーとしてなかなか日の目を見ることが
できずにいた。当初は「ポンコツ」とまで言われた彼女だったが、周囲の人びとに助けられ、
やがて「女子プロレスのアイコン」と称されるまでのレスラーへと成長していく。
結構良かったですね。予告で観たとおりのコメディっぽく笑わせる部分もあるけど、
スポ根モノのように、ジワっと感動させる部分もあったりして。実話ベースなので、
団体の名前は知っていて、ああ、立ち上げの時は結構大変だったんだあとか、あの事件が
あったところか!と思いあたったり。いや~、あれは衝撃的だったが、そういうこと
だったのかと知りました。いかに報道が表面的なところしか伝えていなかが、よくわかりました。
それにしても、ひきこもりからスターへ。この映画では描き切れていない努力があったんだと思います。
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