平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

マーティン・エデン

2020年10月15日 23時59分33秒 | 映画・ドラマ・アニメ
日曜日に名古屋で観た映画の最後の1本は、「マーティン・エデン」。
自分も映画で観たハリソン・フォード主演の「野性の呼び声」などで知られる
アメリカの作家ジャック・ロンドンの自伝的小説をイタリアを舞台に映画化。
ということで現実を基の話なので観ることに。


あらすじは、イタリア・ナポリの労働者地区に生まれた貧しい船乗りの青年マーティンは、
上流階級の娘エレナと出会って恋に落ちたことをきっかけに、文学の世界に目覚める。
独学で作家を志すようになったマーティンは、夢に向かい一心不乱に文学にのめり込むが、
生活は困窮し、エレナの理解も得られることはなかった。それでも、さまざまな障壁と
挫折を乗り越え、マーティンは名声と富を手にするまでになるが……。


文学に目覚めたからのマーティンが凄い。まずもって、作家になろうと思っても、そんなに
すぐに物語がかけるのかってところだが、恐らく凄い勢いで本を読みまくっていたのだろう。
それに加えて、学校はいってなくても、文学の才能は持っていたんだろうね。でも、なかなか
身を結ばないことに加えて、付き合うようになったエレナとの仲もなかなかうまくはいかない。
それどころか一番支えて欲しかった時に突き放されたようになり、破局。まあねマーティンも
言い過ぎなところもあったが、この時は小説のほうもまだまだだった時期だしストレスも
あったのかもしれない。そして小説が売れて富を得た頃には、昔の彼の周りにいた人は残って
いなかった。エレナが再度やり直したいと会いに来た時に、今頃ノコノコよく来れたと怒り、
追い返してしまう辺り、もう彼は厭世的になっていた様子。その直前にはエレナと付き合う前の
元カノがより戻して奥さんになっていたが、こっちも別れてしまったようだし。
ジャック・ロンドンが、この自伝「マーティン・エデン」を書いたのは27歳のの時だが、
その彼は40歳の時に自殺をして亡くなっている。マーティンの厭世的だった晩年。
ジャックは、すでに27歳の時から自分の将来を見つめていたのかも。











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