ザ・ホエール

昨日、伏見ミリオン座で観た２本めの映画は。「ザ・ホエール」です。
この映画は、事実に基づいた物語ではありませんが、A24製作の映画
なのと、予告編を観てかなり内容に興味を惹かれるモノがあったので
観ることにしました。すでに公開数週していますが、やっとスケジュールが
合って観ることができました。ブレンダン・フレイザーがアカデミー賞の
主演男優賞を受賞したこともあってか、上映後数週経っていますが、
結構お客さんは多かったですね。


内容は、40代のチャーリーはボーイフレンドのアランを亡くして以来、
過食と引きこもり生活を続けたせいで健康を損なってしまう。アランの
妹で看護師のリズに助けてもらいながら、オンライン授業の講師として
生計を立てているが、心不全の症状が悪化しても病院へ行くことを拒否し
続けていた。自身の死期が近いことを悟った彼は、8年前にアランと暮らす
ために家庭を捨ててから疎遠になっていた娘エリーに会いに行くが、彼女は
学校生活や家庭に多くの問題を抱えていた。


いや～、良い映画でした。ラスト数分。何故だろう目頭が熱くなってウルウル
してました。何に自分は、こんなに感動するなんて、自分でも思っていなかった。
それほどブレンダン・フレイザーが演じるチャーリーに共感し、想いをわかち
あっていたのかもしれない。チャーリーという人間が、人のもつ色々な面をを
併せ持っているので、見た目のインパクトよりも意外に共感できる人間だったり
するからなのかもしれない。そして、やはりブレンダン・フレイザーの演技が
素晴らしいからなのであろう。心が震える映画でした。










全般ランキング