日曜日、BEGINのライブ前に、午前中に伏見ミリオン座で1本映画を観た後に、すぐに矢場町の
センチェリーシネマに移動して、2本目の映画を観ました。観たのは、「シド・バレット
独りぼっちの狂気」です。この映画は、ロックバンド「ピンク・フロイド」の創設者として
知られるシド・バレットの謎に包まれた人生をひも解いたドキュメンタリー映画です。
音楽モノのドキュメンタリーなので、観ないわけにはいけません。
内容は、ピンク・フロイド結成時の中心人物でありながらも、5年あまりで表舞台から姿を消し、
巨大化したピンク・フロイドのインスピレーションの源としてロック史の伝説となったシド・バレット。
ピンク・フロイドのメンバーはもちろん、実妹ローズマリー、幼少期の友人や美術学校時代の学友・教師、
ザ・フーのピート・タウンゼントやブラーのグレアム・コクソンといったミュージシャン、
さらに歴代のガールフレンドまで、数十名による証言と記録映像、幻想的な映像パートを交えながら、
彼の“狂気”と“天才”の真相に迫る。
レッド・ツェッペリンやピンク・フロイドのアートワークで知られるアート集団「ヒプノシス」のメンバーにして
レッド・ツェッペリンやピンク・フロイドのアートワークで知られるアート集団「ヒプノシス」のメンバーにして
シドの旧友でもあったストーム・トーガソンが監督とインタビュアーを務め、トーガソンの死後は
映像作家ロディ・ボガワがその遺志を継いで決定版を完成させた。
かなりの部分がインタビューで、占められている感じがした。それによって、シド・バレッドの
人物像が描かれていくのだが、インタビューが多い分単調で映画としては退屈な感じではある。
彼が在籍中の「ピンク・フロイド」等の音源やライブ映像等がもっとあっても良かったように感じる。
関わった人や時期によって、シドの印象はかなり変わったモノになっているのだなあと感じ、
シドという存在をはっきりさせようとつくった映画で、余計にそれが難しいこととわかった感じ。
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