ともちの小さなGLOBE

人生は一期一会のLong and winding road。小さな地球儀をめぐる日々をブログにしました。

シンガポールに記念旅行

2009-04-25 06:23:24 | 
4月17日から22日までシンガポールに行きました。
溜まったマイルをを利用して、かみさんと2人で結婚20周年記念旅行…

空港でかみさんに
「結婚20周年旅行だからね」と囁くと



「何言ってるの!23年目よ~」 
「あんた!いつも間違ってるのね!!!」


中々強烈な出足です…

思えば結婚10周年記念日も全く忘れていて、その日に友人を一杯乗せ宴会に行く足代わりの運転手にさせてしまい…

「あんた、今日結婚10周年記念日なのよ…」と車中でささやかれ、一同凍りついた事が思い起こされます。

10周年騒動…その後の事の顛末は、高い出費に繋がりました。


2人で行く海外なんて新婚旅行以来。
23年前とっても可愛かったかみさんも…



今は…

で、気持ちを切り替え楽しい旅行へGo!!!!!!!!!!!




ところが~~
シンガポールに到着する2時間ほど前から左わき腹に鈍痛が襲う… 
どうなるんだ俺!!

ホテルの部屋に着いても傷みは増すばかり。。。現地に駐在しているカナさんに助けを求める。
「日本人医師のいる病院を紹介して

電話の声が余りに変で変質者と思われたようだが、「日本メディカルセンター」を紹介してもらいタクシーでGo!!!!!!!!


到着すると日本人医師は診察中で、隣のER…
ERってエマージェンシー レスキュー 
付き添いしてくれた受付の日本人女性の一言…「きっと入院になるかもしれませんよ」

着いて直ぐに入院  目の前が真っ黒 どうなるんだ~オレ!!
日本出発前の医師検診ではCTも撮って御墨付きなのに…

車椅子に乗せられ痛みの程度を10段階で言ってくれといわれ(ちなみに10はどうにも耐えられない激痛)、見栄を張って7と答える。

そうしたら、後ろの方が先になってしまった…「オレ、レベル9だよ~
症状を言うと尿道結石の疑いとの事でCT撮影にまわされる…
シンガポール人の医師の診断はCTで直径4mmほどの石が尿道にあり、これが痛みの原因との事。
お尻に痛み止め注射を打たれ、水分をたくさんとって石を出すように言われる。
石が出れば「カーン」と便器に音が響くらしい…チャンピオンゴングはいつ鳴るのか!!

駆けつけてくれた現地事務所のカナさんもテオさんも心配顔です。


この時、本当に助かったのは日本メディカルセンターの日本人女性スタッフの援助でした。彼女は医療用語の通訳から保険手続きまで全て時間外なのに行ってくれて、彼女がいなかったら大変な事になるところでした。
本当に感謝です。

ホテルに戻ると、ホテルスタッフが献身的に迎えてくれて、異郷での人の情けが心に沁みます。


朝起きると昨日の痛みは消え去り、いつもの健康体に…石はどこに行ったんだ!!ゴングは鳴っていないぞ~!!

元気になれば水をいっぱい飲んでアクティブに行動!!オーチャッドでの買い物の後は、カナさんを誘って3人でシンガポール散策。
シンガポールの街もいたるところに建築現場が見て取れますが、建設速度が遅い感じ…稼働していない重機も多く不況は押寄せています。

なんとマーライオンの前でボリウッド映画の撮影現場に遭遇…スターをパチリ




ホテルに戻ると部屋にはホテルスタッフからの心温まるメッセージが届いていました。


今回泊まったのはオープンしたばかりのQuincy Hotel オーチャッド地区にある小さなホテルですが今まで世界中を回った中でも最高のテイクケアをしてくれるホテルです。
御客さん一人一人に目が行き届くサービスをコンセプトにしているとの事で、フレンドリーなホテルスタッフのおかげで最悪の状態から最高の思い出深い旅にしていただけました。
宿泊時はプロモーション期間であった事から、下の写真リストのサービスが受けられました。


12階にあるガラス張りのプールも最高! チェックアウト後もこのプールは利用できるので着替えとシャワーも浴びる事が出来て大助かりでした。
個人的にはナンバー1の評価に値するホテルです。
フロントのミユキさん本当にありがとう御座いました。



健康だけれども、チャンピオンゴングが鳴らない旅は続きます…
定番のシンガポールZoo、ナイトサファリ…アトラクションも豊富で動物も近くで見れて童心に返り愉しいひと時を過ごします。


翌日は市内観光…インド人街のドンキホーテのような雑貨屋のムスタファ、フイッシュヘッドカレー、ビボシティ、セントーサ島、そしてアパートから各国国旗の掲揚のように掲げられる洗濯物…
ラッフルズホテルのLONG Barでのひと時…      愉しい思い出です。


愉しかったシンガポールを後にするのは後ろ髪を惹かれる思いでした。
これほど人の情けが身に沁みた旅は無かったと思います。
病院の方々、献身的援助を頂いた日本メディカルセンターのスタッフの方々、現地事務所のカナさん、テオさん、Quincy Hotelのスタッフの方々…心より感謝しています。

帰りの飛行機…ゴングは鳴っていない!!
上空で激痛に見舞われ台湾に緊急着陸か~!?

…しかし…

爆睡状態で日本に着いてめでたしめでたし。


着いたその日に、泌尿器科へシンガポールのCTデータを持ってGo!!!!!!!!!
検査の結果…血尿もなし、石もなし…

で、 チャンピオンゴングは何時鳴ったんだ!!!?