ともちの小さなGLOBE

人生は一期一会のLong and winding road。小さな地球儀をめぐる日々をブログにしました。

パリの自転車乗り達

2010-05-02 22:51:01 | サイクリング
パリのシャンゼリゼ近くで出会ったロードバイク乗り達のシーケンスです

ミドルエイジの方々もコンコルド広場でチームジャージを纏い奥方と思われる女性達と仲睦まじく記念撮影
(イチヤサイクルでも遠征したいなぁ…笑)


他のチームジャージの皆さんもスタートです


人影の無い早朝の一コマ…凱旋門の近くには、このような自転車専門店もあります。GITANEとかフランス製品を多数取り扱っているみたいですが、日曜日は観光客で通りは混雑しても、フランスの御多分に漏れずお休み…


ここは凱旋門のすぐ近くに位置するTIMEのショールーム 品の良いディスプレーですが、残念ながら日曜日は定休日…


おみやげ物屋さんで、ツールドフランスのお土産も売っていました。 マイヨジューヌが74ユーロ これ着て走ったら、みんなアシストに徹してくれるだろうか…なんて御馬鹿なことを考えましたが、丈も短くて今回はパス  笑)

昨年のツールでシャンゼリゼをFUMIがTOPで逃げていたんだと思うと感激もひとしお
パリは自転車好きにとっても楽しいところです。


フランス パリにて

2010-05-02 22:27:27 | 
アフリカからの帰路、パリに立ち寄った

アイスランドの火山噴火のフライトへの影響は4月末には無くなっており、仮抑えしておいた南回りのドバイ便は杞憂に終わった
アフリカを後にパリに来て一番嬉しい事はマラリアを気にしないで良いこと…
熱帯熱マラリアの危険地域では、事更マラリア予防に気を使っていたから 心からホッとした瞬間

訪れたアフリカ3カ国からパリに入れば、見るもの全て改めて文化の違いを如実に肌で感じ、御のぼりさんよろしく、シャッターを切りまくってしまった。
オベリスクのある風景

カフェでくつろぐ人々と、シャンゼリゼを闊歩する怪しい集団…

道路脇の駐車風景に、ごく普通の魚屋さんのシーケンス


ムーランルージュ近くの映画アメリで有名になったカフェ

一時期、日本人観光客が押寄せたらしいが今は平常…面白い事にトイレは男女兼用だけれども、便座が無い!?
先に入っていたパリジェンヌは平気な顔をして出てきたけど…???

モンマルトルの坂を登る時に出会ったアコーディオン弾きの女性

モンマルトルの丘に聳え立つ寺院とそこからのパリを一望する景観


凱旋門と新凱旋門…そして新凱旋門から捉えた凱旋門の遠景


先に記載したアフリカの国々とは明らかに異なる風景と空気…
植民地からの富が文化の発展を加速させてきたという皮肉も感じるが、文明の偉大さには敬服せざるを得ない。

世界に通じる常識(Commonsence)そして価値観(Values)とは何か…いつも考えさせられるが、唯一として決められるものは無いと考えるのが実感。
世界に通じる物差しを持って、各々の価値観、常識をみていくのが為すべき事か。
アフリカ3カ国とフランスを訪ねそんな思いを抱いて、この紀行の終わりとしたい。


アフリカ紀行 アイボリーコーストにて

2010-05-02 21:14:36 | 
今回のアフリカ紀行の最後の訪問地はアイボリーコースト(コートジボワール)
ここも旧フランス領だが、未だに北部に紛争を抱えている。

非常に立派な空港に夜間に到着、パスポートコントロールの手前で、パスポートを見せるように空港職員のネームプレートを付けた人物が接近してくる。
彼の手を経たパスポートが、パスポートコントロールの職員に何やら話されながら手渡され、入国手続きは終了。
その彼は、パスポートコントロール出口の向こうで、こちらを待っている様子…
先にも聞いていたが、金銭の要求がその後に来るのが確実…こちらも承知しているので、彼の向こうに居る現地エージェントの名前を大声で叫んで、バリアを通過…とりあえず、してやったり

空港から首都アビジャン市街に繋がる道路は良く整備されているが、ポリスのチェックポイントもあり、何か緊張感を感じる…ポリスは何かクレームを付けてきて金銭の要求を行う場合があるから気をつけろとのアドバイスをもらう

到着したホテルのロビーではフランス人達が現地女性の横で退廃的なムードで酒を煽っている…これもThis is Afria か…
フランス文化も根付いており西中部アフリカでは大きな経済力があり、発展もしてきたアイボリーコーストだが、現在は熟しきった果実の感を漂わせている。

翌日は市街を抜け幹線道路をローカルエリアを目指し、西へひた走る…

渋滞に端を発する強烈な割り込み合戦に大声で抗議する若者…交通ルールは無いようなもの

雑踏を抜け、ローカルエリアへの道を広大な椰子畑や家畜の放牧場などを横目に移動して行く…

フランス人に加えレバノン人も多く居住するこの国では、ラグーンには綺麗なマリーナやリゾートも存在している


そんな道中での一コマ ヤム芋を満載したトラックの、ほのぼのとした画像


バイクに毅然とまたがる少年


カメラに向かって集まってきた子供達のあどけない笑顔には、いつもホッとさせられるものがある


帰路、1世紀近く前に栄えた、かつての首都であったバッサンを通過
象牙貿易で財を成した100年近く前の建物が、風化した文明の感を漂わせながらファインダーに飛び込んでくる

教会のモニュメントも朽ち果てつつ夕日に浮かんでいる


夕暮れにそよぐ椰子の木と通りでサッカーに興じる子供達…


5年近く前、アイボリーコーストに居たフランス人から「彼らは我々が作ってきたものを、尽く破壊した」といった言葉を聴いたことがある。文明を作ってきたとの自負が根底にあるのだろうが、はたして現地の人々は、それを噛み砕き、未来にに繋げる事が出来たのだろうか?
夕日に浮かぶバッサンにある風化する夢の跡を見ると、文明社会のエゴも感じざるを得なかった。