カレー侍 (Curry Samurai)

samuraiがお届けするカレープラスα(アルファ)を徒然なるRockな日々の雑感とともに。

都内某所「極秘オフ会」

2006-08-14 | 新宿区
ということで、今日は旅カレーシリーズはちょいとお休みです。
それは何故かと言うと、今日は都内某所でカレーオフ会だからです。
ちなみに場所は新大久保です。

といえば、するどい方はもうお気付きでしょう。
そう、あの魔境に行くわけです。

そして、このお盆時期にこの魔境へ集まってきたカレーの猛者達。
気温は30度を楽に越える中、漢達は続々と店外冷蔵庫に足を運びます(笑)

そして、ここに集まった猛者たちは
curryvaderさんはぴいさんOchiさんUSHIZOさん
いずれ劣らぬカレー野郎たちです。

ママンのいつも通りの暖かい笑顔に出迎えられ、
まずは全員ビールで乾杯!

ふと、ママンが
「オニーチャーン!海外行ッテタンダヨネー!」と。
あの、何故それを・・・。
一体ママンは僕の情報をどこまで掴んでいるのか・・・。

まあ、そんなことはいいとして、
一発目は「カオソイガイ」というカレーラーメンです。



トマト、ねぎ、ぶつ切りの鶏肉、トマト、もやしなどが入ってます。
さて、一口。
うぉぉ!おいしいです!!
こちらで、カオソイガイを食べたのは初めてですが、
これはやられましたね!
ココナッツの甘みがきた後すぐに辛さがやってきます。
それがまたたまらないんですよ!
麺は細めで上にベビースターのような揚げ麺が。
この食感の違いも面白いですね。
いやー、ホントおいしいっすわこれは。

そして、さすがカレー野郎たち。
麺を食べつくした後、すかさずご飯を投入。



また、これがおいしいんですよ!
そして、砂糖やナンプラーを投入。
砂糖を入れるとまた辛さが引き立って、これがまたたまらないです。

そうこうしているうちに2品目のナムトー(牛肉のサラダ)が到着。



こちらもスパイスが効いていて、
いくらでもビールがすすんでしまいそうな魔力の味です。
んまーい!

さて、3品目は「プラーラッピ」という料理です。
現地のティラピアという川魚を揚げたものに
野菜のみじん切りとチリソースがかかってます。



見た目が鮮やかで食欲をそそられますね。
これが、またおいしいんですよ!川魚特有の白身の淡白なお味に、濃厚なチリソース。
玉ねぎ、セロリ、パプリカのみじん切りにパクチーが
また味に深みを加えて。
いやー、
先ほどからお店と店外冷蔵庫との往復が止まりません(笑)

そして、締めにやってきたのが「チューチークン」です。
エビのレッドカレー炒めとでも言えばいいんでしょうか。



当然これにはもち米をあわせます。
いやー、エビにもしっかりとした下味が付いていて、
エビの旨みとカレーの旨みをいっぺんに味わえる、
まさに至福の一時!!

いやー、今回もたまらない時間を過ごしました。
皆様も、お盆休みで暇な時は是非こちらへ!!

猛者たち(笑)の記事はこちらです。

・USHIZOさんの記事はこちらです。
・Ochiさんの記事はこちらです。(Ochiさんを猛者扱いすると怒られそうですけど(笑))
・curryvaderさんの記事はこちらです。
・はぴいさんの記事はこちらです。

前回の記事はこちらです。

新大久保「ルン・ルアン」オフ会
新大久保「ルン・ルアン」 (お店情報を載ってます)

ロサンゼルス「カレーハウス」

2006-08-13 | 海外
今日はロサンゼルスにある「カレーハウス」というお店を紹介します。
場所はジャパンタウンの巨大なショッピングモールの中の
レストラン街の2階にあります。



店の前のカキ氷の幟が日本情緒を否が応にも高ぶらせてくれます。

余談ですが、以前日本に旅行に来たことのある友人のアメリカ人に
「日本で一番おいしかった食べ物って何?」って聞いたら
カレー!!」って答えが返ってきました。
アメリカでは日本食レストラン(一部中華料理を除く)以外で、
とろみのある日本的なカレーというのはまず売っていません。
ファーストフード店も多々ありますが、当然カレーは置いてません。
アメリカ人はメキシコ料理を結構好むので、
汁物とご飯を一緒に食べることにあまり抵抗はないようです。

彼いわく、「アメリカに日本的なカレー屋があったら絶対売れるよ!」
と言っていたので、下北の「ゆめや(2006年3月にNYに移転)」には
是非頑張って欲しいものです。

話がだいぶそれましたが、
こちらのお店はアメリカ全土に7店舗もあるらしいです。
まさに日本のカレーの伝道師と言っても過言ではないでしょう。
店内はアジア系の方々からアメリカ人まで幅広い客層。
人種の坩堝であるロサンゼルスをそのまま矮小化したような感じです。
みんな好きなんですねー。

ちなみにメニューがこちら。



カレーの種類も豊富ですが、パスタやピラフ、鉄板焼きなども置いてます。
んんー、迷いますねぇ。
ということで迷いに迷った挙句、「デラックスフライドシュリンプカレー($9.95)」を中辛で注文。
決め手は「デラックス」の一言。(←バカ)

さて、待つこと10分。カレーがやってきました。



真ん中にオムライスがどかっとのっかり、左側にルー、右側にはサラダ。
かなりのボリュームです、これ。

では、いただきます。

まずルーを一口。
おぉ、まろやかなコク!
スパイスも丸く、中辛にしたものの辛さもそんなに感じないです。
まさに典型的な日本のカレーってやつですね。
おいしいです!!

さて、オムライスを。
おぉ、中がカレーピラフじゃないですか!!
これはあの渋谷の「ボゥワン」と同じスタイルですね。

カレーピラフはブラックペッパーが結構効いていて、
スパイシーなお味。
カレーのルーと合わせて食べると、
かなりおいしいです。

エビフライも大きめのものが3本。
ふと横を見ると、エビフライだけでビールを飲むアメリカ人のお父さんがいたりして。
食べ応えがあっておいしいです。

結局チップなどを合わせて、日本円で換算すると
大体1600円ぐらいになるのですが、(チップはどこも大体15%です)
まあ、そんなもんかなと。
基本的に食べ物高いですしね。
まあ、こちらは種類も豊富でしたし、
ロスにいる間にもう一度再訪確実ですね!!





ロサンゼルス「こう楽」

2006-08-12 | 海外
今日はロサンゼルスにある「こう楽」というお店を紹介します。
場所はジャパンタウンの2ndstreet沿いにあります。
こちらは深夜4:00までやっているので
(大体この辺は23時前後でクローズのお店が多いです)
仕事を終えた方々から、深夜遊んでいて小腹がすいた方まで
様々な人たちがやってきます。

まあ、「こう楽」というネーミングから
どうしても、某テレビ局のクソドラマ
潰れそうなお店を思い描く方がいるかもしれませんが、
こちらのお店は全米に4店も支店を構えており、
なんとラスベガスにまで支店があります。
まさにアメリカンドリーム!(←チトチガウ)

ということで、今日は遅めの晩ご飯を食べにきました。
(PM10:30くらい)
店内は活気が溢れており、かなり込んでます。



日本人のお客さんも多いですし店員さんも日本語なので、
一瞬アメリカにいることを忘れてしまいます。
メニューも日本の中華料理屋さんとほぼ一緒で、
ラーメンから野菜炒め、生姜焼きにから揚げなど、
慣れ親しんだメニューが広がります。
ええ、当然カレーもあります。

ということで、早速カレー($6.95)を注文。
まあ、カレーだけというのもアレなので、
餃子($3.75)とほうれん草のバター炒め($4.25)を注文。
これで栄養もバッチリですね!
あとはビール($3.25)も忘れずに。

さてビールを飲みながら、まず餃子とほうれん草がやってきました。



うぉっ、ものすごいボリューム!
餃子もかなりボリュームがありますがほうれん草に至っては何束分あるんでしょうか?

餃子もにんにくが効いていてかなりおいしいです。
ほうれん草もかなりバターの風味が効いていて、おいしいですねー。

が、こちらを全部食べてしまうとカレーが絶対食べれないので
セーブしながらゆっくりと。

さて、待つこと15分。カレーがやってきました。



うーん、かなりボリューミー。
店構えは日本風ながら、ボリュームはやはりアメリカン。
変わっているのは、福神漬けの代わりに紅しょうががのっているってとこですか。
では、いただきます。

ご飯は当然カリフォルニア米。
日本のお米と遜色なく、おいしいです。
さて、肝心のカレーは。
ルーは目立った具はなく、
ビーフが溶けていて、大変食べやすいですね。
辛みもほとんど感じず、コクがあってまさに日本のカレーですね。
おいしいです!

が、どこかで食べたこの懐かしい味。
まさかレトルトなのでは・・・?という憶測が頭をよぎります。
恐る恐る店のおばちゃんに聞いてみると、
「ちゃんとしたうちの自家製で人気あるのよ~。」とのお答え。
ラーメンで取ったダシを使用しているらしいので
食べやすい味に仕上がっているようです。

ということで、料理は安いし居心地はいいですし、
ジャパンタウンでご飯に迷ったらこちらはとてもオススメです。



コロンビア「OMA CAFE」

2006-08-11 | 海外
今日はコロンビアにある「OMA CAFE」というところを紹介します。
こちらはコロンビアのカフェのチェーン店で、
ボゴタ市内のあちこちにあります。
日本で言えば、スタバのような位置付けでしょうか。
(余談ですが、コロンビアにスタバはありません。)

コロンビアといえば、コーヒー
街中のどこで飲んでも、かなりおいしいコーヒーがいただけます。
で、1番の輸出先が日本らしいです。
ということで、やはり本場のコーヒーを一度飲んでおかなくては。

今日はセントロ中心部のOMAに来てみました。



店内はきれいで、日本のおしゃれなカフェとほぼ一緒です。

コーヒーは普通のコーヒーのほか、
カフェオレやフラペチーノなど、
一通りのメニューがそろってますね。
パンやケーキなどもかなりの種類です。
この辺はスタバよりも、揃ってますね。



さて、せっかくなので「カレーパン」を探す僕。
が、店員さんに話を聞くとカレーパンはない模様。(←当たり前)
そこで、それに近いようなパンはないかと聞くと、
こちらが出てきました。



中には挽肉と玉ねぎをスパイスとチリで炒めたものがぎっしりと。
一口噛むと表のカリカリのパイ生地に、
ジュワっと汁が絡んで、かなりおいしいです!
ミートソースの食感に似てますが、
トマトが入っていないので、
味的にはスパイシーなそぼろって感じですかね。
小腹が減った時には最適です。

ちなみにこちらのコーヒーは本当においしいです。
(空港にも置いてあるぐらいの有名店です)
皆様も機会があれば(あるのか?)是非!!

コロンビア「パイサ料理」

2006-08-10 | 海外
今日はコロンビアのカレーを紹介します。
とは言っても厳密にはカレーじゃないんですけど。

いえ、まあね、いろいろ探してみたんですよ。
カレーを。
が、しかし、全く見当たりません

南米は今まで何回か回ったのですが、
カレーっぽいのは唯一「豆の煮込み(フェイジョアーダ)」のようなものしかありませんでした。

ということで、今日はコロンビアの名物料理である
パイサ(メデジン地方)の料理を食べにきました。

場所はセントロのcalle13(calleとはストリートの意味です)の近くにある
食堂に入ってみました。
メニューはこちらです。



こちらは鶏肉のバーベキューをはじめとして、魚の揚げ物、牛ステーキなど
結構バラエティ豊富です。

ということで、「Parritla mixta(約400円)」を注文。
で、待つこと30分(←オイ)。
カレー、いやパイサ料理がやってきました。

まずはスープから。



基本的にコロンビアでは、スープが先に出てきて
それを飲み干してから料理が出てきます。
スープは、セロリとジャガイモにコリアンダーの風味が爽やかで、
タイ料理的な、アジア的な味と言ってもいいでしょうか。
おいしくいただけます。

さて、こちらがメインです。



ご飯の上に目玉焼き、バナナの揚げ物、ベーコン、アボガドの切り身、
パン、豆のチリ煮込み、ステーキ。
んー、幕の内弁当を強引にコロンビア風にすれば
こういう感じになるんでしょうか。

まずは、ご飯から。
こちらのご飯は、塩と油を混ぜて食べます。
ご飯そのものでは絶対に食べません。
コロンビアの方に聞いたら、
「え?だってお米って味ないじゃん。」という素晴らしいお答えが。
んー、所変われば品変わるというか。

バナナの揚げ物は、日本で売っているバナナとは全然違います。
こちらのバナナは甘くないので、
食感としてはジャガイモに近いですね。

ベーコンは脂身の部分のみを分厚く切って揚げたもの。
これはこれでおいしいんですけど、脂身だけってのはちょっと・・・。

パンはヤギの乳で出来ているらしく、
チーズのような、かなりクセのある味です。
好きな方は好きなんでしょうが、
ジンギスカン系のものがダメな僕には、正直厳しかったです。

ステーキに至っては、「ビーフジャーキー??」と思うほど固かったです。
というより、常人の歯では食べきることは不可能でしょう。
僕は2口目で早くもあきらめました(笑)

で、肝心の豆煮込み。
チリの味は結構しますが、辛みはほとんどありません。
結構食べやすいです。
まあ、これをカレーというには乱暴ですが、
ダールカレーと思えば、食べられないこともないです。
が、やっぱり香辛料がチリ1本だと途中で飽きてしまいます。
もうちょっとスパイスが効いてると食べやすいのになあ。

まあ、全体的に「南米の食べ物だなぁ」ってのが正直な感想ですか。
お味ですか?
一言で言えば、
「名物にうまいものなし」ってことで(笑)

ジャマイカ「アキー」

2006-08-09 | 海外
今日は番外編として、ジャマイカのもう一つの国民食である「アキー」を紹介します。
アキーとは、カリブ海ではかなりポピュラーな果実なのですが、
食用として利用するのはジャマイカだけらしいです。
他のカリブの島では全く食べません。
それはなぜかと言うと、食べられる期間は年間僅か2ヶ月(10月~11月末)。
それ以外の時期は、猛毒があるため食べられないらしいです。
最近は缶詰なども売られているので、1年中食べれるようになったらしいのですが。

まあ、こんな感じでその辺の木にゴロゴロなっています。
赤く見える部分が、熟したところですね。



で、この木の実は塩漬けにしたタラと一緒に炒めて食べます。
一般的に朝食のみのメニューです。
なので、昼過ぎに行くと売っていないところがほとんどです。

今日は、朝早く起きて市場の近くの安食堂に食べに行きました。
で、早速「アキー(190J$(約400円))」を注文。

待つこと10分。カレー、いやアキーがやってきました。



左側がアキーです。
右側にあるのは、タロイモ(でかい里芋のようなもの)と
小麦粉の団子(すいとんのようなもの)です。
さて、いただきますか。

おぉっ!!
何ですかこりゃ!?
このアキーという木の実は熱を加えると卵のような食感になるらしく、
まるでスクランブルエッグです!!
ていうか、目を瞑って食べたら確実に卵と間違えます
これに塩ダラの絶妙な塩気が相まって、おいしいです!!
なるほど、パンにはさんでもご飯にかけても
これはおいしくいただけますね。
タロイモと小麦粉の団子もかなりのボリュームがあり、
お腹がかなり膨れます。

いやー、これおいしいですよ。
全般的にジャマイカの食べ物は、日本人の口に合うと思います。
ほんと、日本にあっても全然売れますよ、これ。

これで物価が高くなくて、暑くなくて、治安がよけりゃいいのに。
(↑本音)
ということで、ジャマイカ編はこれにて。
明日からはコロンビア編になります。
あまり期待せずにご覧下さい(笑)

余談ですが、ジャマイカはマンゴーもその辺にゴロゴロなってます。
手に届くところは、みんな所構わずむしっていきます。
こんな感じです。



ということで、僕もむしってみました。(←コラ)
で、冷蔵庫で冷やしていただいてみました。
それがこちらです。



まず一口。
うんまぁぁぁい!!
いやー、甘いのなんの。
日本で食べるマンゴーとは、全く比較になりません。
アキーとマンゴーがあれば、別に食べ物に困らないし、
働かなくても生きていけるわけですねー。
すばらしい。

ということで、皆様もジャマイカに行ったときは
ガンガンむしって下さい。(笑)
本当においしいですよ!!

ジャマイカ「ジャークチキン」

2006-08-08 | 海外
今日はモンテゴベイにある「テンダーフライ」というお店を紹介します。
場所はモンテゴンベイのダウンタウンから山の方へ登った
スーパーの敷地内にあります。



中は2人がけのテーブルが4つほど。
ほとんどの人たちは持ち帰りで食べるみたいです。
カップルから子供連れまで、客層は幅広いです。



今日はこちらでどうしても食べたいものがあったのでやってきました。
当然カレーもあるのですが、
ジャマイカのもう一つの国民食である
「ジャークチキン」を食べにきたんです。

ジャークチキンとは、香辛料に漬け込んだ鶏肉を焼くシンプルな料理ですが、
この香辛料の配合が各店の腕の見せ所です。
多分、原型はタンドリーチキンに近いのでしょう。
インド系の入植者が多いため、そちらから伝わったといわれています。
ということで、早速「ジャークチキン(210J$(約480円))」を注文。

待つこと5分。カレーいや、ジャークチキンがやってきました。



手羽先か何かが数本のっかってくるのかなーと思ってましたが、
思いっきり鶏の半身がどっかりと。
その横にはキャベツのサラダ。
下はお約束の「コングリ」という豆入りご飯です。
それではいただいてみますか。

ふぉ~、ものすごく柔らかくジューシー!!
口に入れた瞬間に甘みのある味が広がりますが、
その後、すぐに辛さが追いかけてきます。
このタレとご飯が、また絶妙な相性で
バクバクと進みます。
これは、おいしいですね!!

敢えて例えるなら、よく煮込まれたチャーシューのような味と言えばいいのでしょうか。
これ、日本人も絶対好きですよ。
で、食べ進んでいくうちに、口の中に引っかかるものが。



なんですかね、これ??
ご飯に香りを付けるためのものなんでしょうか?

まあ、そんな事は全く気にせずあっという間に完食。
いやー、これはうまいっす。
余談ですが、「ジャークポーク」のお店もあるらしいのですが、
数が少ないので、発見出来ませんでした。
ジャークポークはそれこそチャーシューみたいな感じだと思われます。

ということで、もしジャマイカに行くことがあれば、
これは必食だと思います!!
ほんとおいしいですよ!!

ジャマイカ「チキンカレー2」

2006-08-07 | 海外
今日はジャマイカカレー第3弾です。
場所はハーフウェイツリーの
ショッピングモール近くのバス停のそばにあるカレー屋さんです。



ジャマイカでカレーというとなかなか想像が付きにくいと思いますが、
インドからの入植者がカリブ海の島では多いので、
そこからカレーが伝わったのではないかと思います。

ちなみに、こちらのお店は60J$(約130円)プラスすると
フライドチキンを載せてくれるらしいので、
チキンカレーにフライドチキン載せ(約550円)を注文してみました。
ジャマイカでよく食べられている肉は鶏肉が多いですね。
この辺は南米の文化を受け継いでいる感じでしょうか。

待つこと15分。カレーがやってきました。



基本的にどこの店に行っても、プラケースで出されます。
洗うのが面倒くさいんでしょうかね。

左上がカレーです。
その右側には手羽先の部分のフライドチキンが3本。
ケチャップがかかってます。
真ん中にはキャベツのサラダ、
左下がライスです。

ではいただいてみますか。



カレーは前回いただいたものより、ちょい辛め。
が、かなりマイルドです。
こちらはチリやハラペーニョを使用するのではなく、
基本的に辛さはブラックペッパーを使うようです。
スパイスも目立たない感じで、日本のバーモント系のカレーに近いですね。

横のフライドチキンは、しっかりとした下味が付けられていて、
どちらかといえば竜田揚げに近い印象を受けました。

サラダも、酸味と甘みのバランスがよく、
おしんこのような感じです。

で、この「黒豆入りご飯」なんですが
これはもともとキューバの主食だそうです。
(正式名称はコングリというらしいです。)
塩味が結構利いているのですが、ぱらぱらとしてます。
もち米であれば、そのままお赤飯なんですが、
こちらのは、豆入りピラフみたいな感じでした。
結構おいしいです。

全体的に、味は日本の味に近いと思います。
カレーやお惣菜を含めて。
僕の先入観では、暑いので(朝から晩まで36,7度あります)
結構辛いカレーなのかなと思ってましたが、
以外に食べやすくてびっくりしました。

日本でジャマイカ料理屋さんというのは少ないのですが、
もっとあっても流行るんじゃないかなと思った今日この頃です。

ジャマイカ「ゴートカレー」

2006-08-06 | 海外
今日はジャマイカの「ゴート(ヤギ)カレー」を紹介します。
場所はアップタウンの国道沿いの地下のお店にあります。
(ジャマイカでは店名を出しているお店が少ないんです。)
ちなみに場所はこんなところです。
今日はお昼ご飯を食べにやってきました。




店内は厨房と客席に分かれていて、
客席はプラスチックのテーブルが4席。
まあ、本当に場末の食堂って感じです。

ちなみにメニューはこちら。
これを撮るのはかなりの勇気がいりましたが、
頑張ってみました。



メニューは上から順に
・フライドチキン(小&大)
・魚の炒めもの
・牛の尻尾の煮物
・ビーフシチュー(日本の物とは全く別です)
・ヤギカレー
・ステーキ(当然、日本の物と別物)
・豆のシチュー
・本日のスープ
・アキー(塩ダラと木の実の炒め物)
・CHOP SUEY(これだけなんだか分かりませんでした)
・ローストビーフ(単なる肉の切り身)
・カレー(チキンカレー)
右側はドリンクです。

上記から毎日日替わりで3点が出されます。
今日はフライドチキンに牛の尻尾の煮物、ヤギカレーです。

まあ当然のようにヤギカレー(450円)を注文。
待つこと10分。カレーがやってきました。
これが本邦初公開!ヤギのカレーです。



さて、いただいてみますか。
右上に鎮座するのはヤギの肉がゴロゴロと入ったカレー。
まずは一口。

おぉ、ヤギ肉とトマトと玉ねぎと青唐辛子の
渾然一体となった甘辛感!
ジンギスカンが全く食べれない僕でもおいしくいただけます!!
が、しかし。
これも、どこの部分が入ってるか分かんないんです。
正直、骨が多すぎ!!

が、それを除けば食べやすいです、これ。
辛さはホールのブラックペッパーが入っていて
時々舌にくる辛みがありますが、
全体的にはかなりマイルド。

カレーの横にはポテトサラダ。
さらにピクルスのようなキャベツ。
こちらは日本のものと味がよく似ていて、
大変食べやすいです。

まあ、上に載っているキューカンバとトマトは彩りなんでしょうね。

そして、肝心のライス。
これは、塩味のついたレッドビーンズ(小豆のおっきいやつ)と共に炊いたものなんですが
これが、カレーとまた合わないんですよ。

ダールカレーとはまた違った「もそもそ」感とでもいうんでしょうか。

すごく大まかに分かりやすくいうと、
お赤飯と一緒にカレーを食べている感じなんですよ。
そりゃ、合うわけないすわ・・・。

まあ、カレー自体はまあまあだったので、
次はチキンカレーも試してみたいと思います。



ジャマイカ「チキンカレー」

2006-08-06 | 海外
今日はジャマイカのチキンカレーを紹介します。
場所はジャマイカのダウンタウンのハーフウェイツリーという
繁華街の中にあるショッピングモールの中です。

まあ繁華街とはいえ、決して治安がいいわけではありません。



まあ、こんなところにあります。

で、こちらに2軒並んでジャマイカンローカルフードのお店がありました。
メニューは大体同じです。
カレー(鳥・ヤギ)、牛のテールの煮込み、アキ(木の実と塩漬けのタラの炒め物)などなど。

ということで、チキンカレー(240J$[ジャマイカンダラー]:約500円)
を注文。

待つこと2、3分。カレーがやってきました。
それがこちらです。



具はジャガイモとにんじんが少々。
それに、鳥の得体の知れない部分がゴロゴロと。
何か、鳥が丸ごと1羽入っているって感じです。
横にはキューカンバとキャベツの炒め物がついてます。

さて、いただいてみますか。

まずはライス。
典型的なインディカ米です。
若干くせのあるにおいがしますが、
まあ、カレーの匂いであまり気になりません。

野菜の炒め物は中華料理のような味で、
結構おいしいですね。

肝心のカレーは、ソースが少なく
カレーを食べているというよりは
カレー味の鶏肉を食べているというような感じですね。

カレー自体は辛さがほとんどなく、
鶏肉の出汁がしっかり利いていて
見た目からは全く想像できませんが
日本のカレーに近いような味でした。

正直驚きでした。

ということで、明日からはしばらくジャマイカンカレーでお楽しみ下さい。



帰ってきました!

2006-08-04 | 海外
侍です。
ということで、無事に帰ってまいりました。
いやー、ジャマイカは暑かったです。

今回はジャマイカからコロンビア、メキシコ、アメリカと
回ってきました。

ジャマイカにはカレーがありましたが、
南米の方はカレーがありませんでした。
(豆のチリ煮込みみたいなのが唯一該当するかも)

ということで、ここ数日間に分けて
旅カレー特集をお送りします。

ジャマイカに行かれる方(そんな酔狂な人間がいるとは思えませんが)は
参考にしてみて下さい。

と、その前に。
まず恒例のように成田で腹ごしらえを。
今回は第一ターミナルのその名も「グルメ」というお店に行きました。



店内は30人ほど入るでしょうか。
ファミレスのような感じです。



店員さんにオススメを聞くと、オムレツカレーコロッケ付きのCセット(997円)が
オススメとのことで、注文してみました。

さて、待つこと10分。カレーがやってきました。



オムレツにはビーフカレーがかかっており、
サラダとコロッケが2つ載っています。
さて、さっそくいただいてみますか。



まずルーを一口。
うーん、辛さをほとんど感じないマイルドなルーですね。
万人受けするというか、子供にも食べやすい感じです。

オムライスは固めの卵にご飯がしっかり詰まっていて、
カレーとの相性もまあまあだと思います。

まあ、コロッケが冷凍というのはご愛嬌ですか。

で、ここでふと気付いたことが。
周りのテーブルで食べられているオムライスを見ていると、
形が全く一緒なんですよね。

あのー・・・。
もしかして、オムライスそのものが冷凍ってことっすか??
そりゃ形が一緒ですわな。

まあ、味そのものは別に悪くないというか、
万人受けするファミレス的なお味なんですけどね。

日本の冷凍食品の技術に素直に脱帽した今日この頃です(笑)
明日からはジャマイカのカレーを紹介したいと思います。

【お店情報】
「グルメ」

住所:成田空港第一ターミナル内

TEL、定休日:?