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フキ・2~開花

 東京薬科大学“たにしヶ池”の畔に生育している「フキ(蕗)」。キク科フキ属の多年草で雌雄異株。早春の花茎を“蕗の薹”と呼び、“タラの芽”や“菜花”などと共に春の食卓を楽しませる山菜になる。葉が展開する前に地面スレスレに筒状花から成る散房状の頭花を咲かせ次第に花茎が伸びてくる。雄株は花粉を出し終えると地上部は枯れ、雌株は結実後は花茎を40~50センチまで伸ばして茎頂に冠毛を付けた痩果が多数できる。写真は雄株のようだ。東京薬科大学では奥の池の周りに紫色のフキも見られる。
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チョウジザクラ・2~冬芽

 バラ科サクラ属の「チョウジザクラ(丁子桜)」。日本の野生種のひとつで本州~九州の山地に分布している。花期は3~4月で下向きの花をまばらに咲かせる。冬芽は長卵形で赤褐色の芽鱗に包まれ先端が尖っている。
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