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イヌコリヤナギ・1~雄花序

 長池公園“姿池”の畔で咲き始めた「イヌコリヤナギ(犬行李柳)」。ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木で雌雄異株。同属のコリヤナギ(行李柳)の材は柳行李や弁当箱などに利用されているが、イヌコリヤナギの枝は曲がりが多く加工に向かないために“イヌ”の名前を付けられた。写真は雄花序で雄蕊の赤い葯が割れて中から黄色い花粉が出ている。
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バイカツツジ・2~冬芽

 小山田町の谷戸の林内に生育している「バイカツツジ(梅花躑躅)」。ツツジ科ツツジ属の落葉低木で5~6月に直径2センチほどの小さな花をポツポツと咲かせる。冬芽は長さ4~5ミリで数枚の芽鱗に包まれている。全体に毛が多く若葉でも毛が目立つ。
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ハルトラノオ・1~調布市野草園

 タデ科イブキトラノオ属の「ハルトラノオ(春虎の尾)」。日本固有種で福島県以西から和歌山県までの太平洋側に分布している。草丈は5~6センチで早春に茎頂に長さ2センチほどの花序を出し小さな花を咲かせる。その花穂の様子を虎の尾に見立てた命名だが、虎にしてはあまりにも小さい。花弁のように見えるものは萼片で雄蕊は8本ある。写真の花は終り掛けでかつ雨の日の撮影になったので花の構造が良くわからずに残念。これは調布市野草園のもの。
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