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ユキワリイチゲ・2~開花

 今冬は寒波が続いていたため例年より開花が遅れていた「ユキワリイチゲ(雪割一華)」。キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で秋に葉を出し早春に花を咲かせて初夏には地上部が枯れて休眠する“スプリング・エフェメラル(Spring Ephemeral)”。雪解けの頃に花茎を立ち上げ茎頂にひとつの花を付ける。花弁のように見えるものは萼片で花弁は無い。気温が低かったり日差しが少ないと萎んでいるがこの日は春の陽気で大きく開いていた。
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キササゲ・3~葉痕

 北浅川の河川敷に生育している「キササゲ(木大角豆)」。ノウゼンカズラ科キササゲ属の落葉高木で中国原産。日本各地の河川敷など水分の豊富な場所で野生化している。この日は北浅川の土手道を自転車で初めて走ってみたがキササゲを数本見掛けた。花期は6~7月でササゲに似た細長い果実は早春まで長く残っている。写真は葉痕で維管束痕は円形になり顔のようには見えない。
 さてササゲは大角豆と表示するが茨城県つくば市に“大角豆”という地名がある。私は約30年前にゴルフ場に向かう途中で“大角豆”交差点を通過してその名を知ったが、その読み方は“ささぎ”であり“ささげ”ではない。
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