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ニリンソウ・1~啓蟄

 今日は二十四節気の“啓蟄”。寒波に見舞われていた先月に比べここ数日は春の陽気で関東地方には昨年より1ヶ月遅く春一番が吹き荒れた。そんな中でもぞもぞと出てきたのは拙庭の「ニリンソウ(二輪草)」。キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で北海道~九州の湿潤な山地に広く分布している。11年前に1枚の子葉を分けていただき庭の片隅に植えたものが少しずつ増えて今では5~6株に増えている。ニリンソウは1年目に1枚の卵形の葉が出て2年目には裂け目のある本葉になる。3年目には更に葉が増えて4年目に開花する。結実率はセツブンソウよりは悪そうだが、それでもこの周りで1年目の子葉も何枚か見ている。さて今年は何輪咲くだろうか。
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ミチノクフクジュソウ

 キンポウゲ科フクジュソウ属の「ミチノクフクジュソウ(陸奥福寿草)」。フクジュソウは狭義のフクジュソウ、キタミフクジュソウ、シコクフクジュソウとミチノクフクジュソウの4種の基本種に纏められている。それぞれ多くの園芸品種が生み出されておりその区別は難しいが、ミチノクフクジュソウは萼片の長さが花弁の半分程度で花弁の裏側は赤みを帯びる。写真のものはそれらの特徴が見られた。更に茎は中空になるようだがさすがにこれを切るわけにはいかない。とりあえずミチノクフクジュソウとしておこう。
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