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コゴメヤナギ・1~雌花序

 上柚木公園付近の山帽子歩道橋脇に生育している「コゴメヤナギ(小米柳)」。ヤナギ科ヤナギ属の落葉高木で樹高は7~8メートル。大木になると20メートルを超えるようだ。葉は長さ4~5センチで互生するがシダレヤナギよりはずいぶん小さいので名付けられたようだ。雌雄異株で花期は3~4月。同属のシダレヤナギのように枝垂れず普通に上向きに伸びる。写真は雌花序で長さは2~3センチ。
 ところで当地の歩道橋には欅(けやき)歩道橋、辛夷(こぶし)歩道橋など植物名が多く付けられていて、ここもおそらくミズキ科のヤマボウシから付けられたと考えられるが、植物のヤマボウシは普通は“山法師”と表記される。
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シダレヤナギ・2~せせらぎ緑道

 別所公園付近の“せせらぎ緑道”に植栽されている「シダレヤナギ(枝垂れ柳)」。ヤナギ科ヤナギ属の落葉高木で雌雄異株。川沿いや湿地を好み街路樹としても利用されている。写真は雄花序で長さは3~4センチ。花柄の基部には3~4枚の小葉が付いている。昭和時代には東京の銀座の柳が多く歌謡曲で歌われていたが、今の銀座通りには川が無くヤナギも次第に消えていった。

♪♪ふたりだけのところを
  だれかに見られ
  うわさの花が咲く銀座
  一丁目の柳が ため息ついて
  二丁目の柳が ささやいた
  あなたの愛が 目をさます
  銀座、銀座、銀座、銀座、銀座、銀座
  たそがれの銀座
(『たそがれの銀座』 作詞:古木花江
作曲:中川博之 歌:黒沢明とロスプリモス 昭和43年)
(JASRAC許諾第J210129422号)
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ソメイヨシノ・2~7分咲き

 都心の開花から4日遅れて3月24日に開花した拙庭の「ソメイヨシノ(染井吉野)」。都心では既に満開になっているがこれは7分咲きと言ったところ。ちなみに“満開”とは8割以上が咲いた状態なので我が家もあと1~2日だろう。この樹はここに住み始めた時にヒョロヒョロとした苗木を植えたものであっという間に大きくなった。止む無く時々剪定せざるを得なくなり私は“桜切るバカ”である。ソメイヨシノはバラ科サクラ属の落葉高木。
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