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チョウジザクラ・3~南大沢3丁目

 南大沢3丁目の遊歩道で見られる「チョウジザクラ(丁子桜)」。バラ科サクラ属の落葉小高木で花径はわずか14~15ミリ。花弁に比べて萼筒が長く横から見ると“丁子(クローブ)”のように見えることから名付けられている。サクラの園芸品種は分類によっては数百種類ともされるが、日本にあるサクラの野生種(基本種)はヤマザクラ、オオシマザクラ、カスミザクラ、オオヤマザクラ、マメザクラ、タカネザクラ、エドヒガン、ミヤマザクラ、カンヒザクラ(野生のカンヒザクラは石垣島の一部のみ)と本種のチョウジザクラの10種類になる。
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シロミノアオキ・4~果実

 アオキ科(ガリア科)(←ミズキ科)アオキ属の「シロミノアオキ(白実青木)」。普通のアオキは緑色から赤く熟していくが本種は緑色から白く熟していく変種で高尾山で最初に発見された品種のひとつ。また普通のアオキの花は濃赤紫色になるがこのシロミノアオキの花色は淡黄緑色だった。アオキの変種に花が淡黄緑色になるアオバナアオキがあるが、アオバナアオキの果実は赤かった。つまりアオバナアオキは必ずしもシロミノアオキではないということになる。これは裏高尾のもの。
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