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野鳥・13~ツグミ1

 大塚公園の遊歩道で見掛けた「ツグミ(鶫)」。ヒタキ科ツグミ属で日本では普通に見られる冬鳥(秋から冬に掛けて日本に渡来して越冬し春に繁殖地に移動する)。秋にシベリア方面から大群で渡ってきて積雪の無い地域の河原や畑地など背の低い草地に棲んでいる。
 私はバードウォッチャーではないので野鳥を撮るのはその名前を覚えるため。もちろん大砲のような望遠レンズは持っておらず、カメラには普段は植物撮影用のマクロレンズを装着している。このように野鳥を見つけて小型の望遠レンズに付け替えている間に逃げられることが多く撮れたとしてもピンボケばかり。
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ハナネコノメ・2~花

 ユキノシタ科ネコノメソウ属の「ハナネコノメ(花猫の目)」。山地の渓流沿いの岩場や湿った場所に生育する多年草で早春に直径4~5ミリの花を咲かせる。同属のネコノメソウに比べ華やかなのでその名が付けられている。花弁のように見えるものは4枚の萼片で花弁は無い。雄蕊は8本で先端の葯は赤く花粉を出すと黄色くなる。これは裏高尾“蛇滝道”のもの。
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コスミレサクラ・2~開花1

 別所地区の道端で咲き始めた「コスミレサクラ(小菫桜)」。スミレ科スミレ属の多年草でコスミレの矮性系統の品種。愛知県で発見された変異種がその後園芸品種として流通している。これもどこかの庭から逃げ出してきたのだろう。コスミレよりも淡い紫色になるので“桜”の名前を付けられたが、サクラスミレの名前は既に使われており、サクラコスミレとするとサクラスミレとコスミレとの交雑種と誤解されるのを避けたと聞く。東日本のコスミレは側弁の基部に毛がない無毛型だがこれには毛が見えた。西日本の多い有毛型のコスミレの変異のようだ。
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