goo

野鳥・59~ヒレンジャク

 レンジャク科レンジャク属の「ヒレンジャク(緋連雀・十二紅)」。シベリア東部や中国北東部に生息し日本には11月頃から飛来する冬鳥。これまでヤドリギを見掛けるたびに『いないかなぁ』と気にしていたが見つかることはなかった。
 先日、地元の方からの目撃情報があり、翌日見に行ったところ初めてヒレンジャクを見ることができた。あいにく曇天でかつ逆光の位置からしか見えず写真の出来栄えは悪いが見られただけで大満足。左側には果実が稔っているヤドリギがある。ヒレンジャクは体長は20センチほどで頭には尖った冠羽があり過眼線は黒い。尾羽は赤くその枚数は12枚であることが漢名“十二紅”の由来になっている。ちなみに“連雀”は群れて行動するという意味。ここでは20羽以上居たらしいが私が見た時は5羽ほどだった。
コメント ( 12 ) | Trackback ( )

キバナセツブンソウ・2~満開

 賑やかに満開になった「キバナセツブンソウ(黄花節分草)」。キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草で南ヨーロッパ原産。花径は3センチほどでセツブンソウよりもひと回り大きい。花弁に見えるものは萼片で、セツブンソウの萼片が通常は5枚なのに対して本種は6枚になる。またセツブンソウは横向きに開花するが本種は上向きになる。
コメント ( 14 ) | Trackback ( )