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虫・12~ヒメシロチョウ幼虫

 今日は二十四節気の“啓蟄”。大地が温まり冬籠りしていた虫が這い出てくる頃を意味している。写真はヒマラヤスギの葉に付いていた細長い虫。細い葉に同化していてそこに虫がいるとは気付きにくい。昆虫には詳しくないので当地の専門家に伺ったところ『何かのチョウの幼虫でしょう』とのヒントを頂いた。背中に特徴的な白線があるのを調べていると「ヒメシロチョウ(姫白蝶)」の幼虫に辿り着いた。ヒメシロチョウはシロチョウ科ヒメシロチョウ属の蝶で河川敷や農耕地に生息している。
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チチブベニ・3~日本固有種

 埼玉県の秩父山系に分布している日本固有種の「チチブベニ(秩父紅)」。キンポウゲ科フクジュソウ属の多年草で黄色のフクジュソウが突然変異で橙色になったと考えられている。
 さて同属のフクジュソウとミチノクフクジュソウの交配で生み出されたフクジュカイは3倍体で種子が出来ない。それではこのチチブベニはどうなのだろうか。機会があればこの果実を見てみたい。
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