goo

野鳥・58~ジョウビタキ雌2

 今日は“東京マラソン2023”。山下一貴選手が日本人1位の2時間5分51秒となりニューヒーロー誕生。また一度は引退宣言したレジェンドの大迫傑選手も2時間6分13秒での貫禄の走りを見せた。
 私は50歳を過ぎてからジョギングを始め初レースの青梅マラソン10キロ出場で走る楽しさにはまり、2010年、2011年の東京マラソンを完走した。2015年には第1回横浜マラソンを息子と走り、2016年には還暦記念でホノルルマラソンをまた息子と走った。市民レースへの参加は5キロレース6回、10キロレース40回、ハーフマラソン14回、フルマラソン4回で11年間で64回のレースを走った。残念ながら2019年のコロナ緊急事態宣言時に一人で走ったトレイルラン山下りで右膝の半月板を損傷しその後のレースには出られなくなった。しかし整形外科医から自転車漕ぎを勧められ、普段はeバイクで10~20キロを漕いでおり時々強化トレーニング目的で30~40キロ走るようにしている。
 この日は自宅から約15キロの昭和記念公園を目的地にした。日野市平山の丘陵を越え浅川沿いの土手道を進み“高幡橋”から新川崎街道を北上して多摩都市モノレールの下を走る。多摩川“立日橋”を渡って立川市に入りJR中央線を越えればもう昭和記念公園はすぐそこ。園内のサイクリングロードは適度なアップダウンがあるが自転車では全く気にならない。この公園内を走る立川シティハーフマラソンにも毎年出場していたが、レース後半に襲いかかるこのアップダウンにはかなり苦労させられた。
 eバイクで公園の中ほどを進んでいると“トンボの湿地”の案内板がありひと休みで湿地に入ってみた。すると一人のご婦人が屈んで巨大レンズを構えている。その先を目を凝らして見ると小枝に「ジョウビタキ(尉鶲)」のメスが止まっていた。私もゆっくり進んでその後ろから撮らせてもらった。ジョウビタキのメスは松木公園で撮ることができたがこれは何度見ても良い。
コメント ( 10 ) | Trackback ( )

バイカオウレン・3~満開

 キンポウゲ科オウレン属の「バイカオウレン(梅花黄連)」。福島県以南の林床や林縁に生育する日本固有種でウメに良く似た花を咲かせる。花径は1.5センチほどで花弁のように見えるのは萼片。花弁は黄色い蜜腺に変化している。葉がウコギ(五加木)に似ているため「ゴカヨウオウレン(五加葉黄連)」の別名もある。
 10年前の3月に屋久島の縄文杉に向かう登山道で同属の“オオゴカヨウオウレン(大五加葉黄連)”に出会い一目惚れしてしまった。花の形はそっくりだがバイカオウレンが匍匐茎を出して増えるのに対してオオゴカヨウオウレンは匍匐茎を出さない屋久島固有種になる。
コメント ( 16 ) | Trackback ( )