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フサザクラ・2~いせまいり公園

 いせまいり公園の林縁に生育している「フサザクラ(房桜)」。昨年、当地の公園管理者からここにあるのを聞いていたので開花を待っていた。歩道から見上げれば斜面の見える位置にあるが常に逆光になり花は黒く見えてこの樹に気付く人は少ないだろう。何とか背景が暗くなる位置から撮って赤い花が確認できた。フサザクラはフサザクラ科フサザクラ属の落葉高木で日本では1科1属1種の珍しい種。世界でも3種しか確認されていない。花には花弁や萼片が無く雄蕊と雌蕊からなる“無花花被(裸花)”で進化段階が低い原始的な植物と考えられている。雄性先熟で赤い棒状のものが雄蕊。この後、雌蕊が出てくる
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ユリワサビ・2~開花

 アブラナ科ワサビ属の「ユリワサビ(百合山葵)」。早春に直径1センチほどの十字花を咲かせる多年草で日本固有種。本州以南の山地の渓流沿いなどに生育している。冬季に葉柄に残る膨らんだ基部がユリの鱗茎に似ていることから名付けられているが、それを観察したことが無かった。
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レンプクソウ・3~芽生え

 ガマズミ科(←レンプクソウ科)レンプクソウ属の「レンプクソウ(連福草)」。日本全土に分布している多年草で早春に2~3センチの花茎を伸ばし先端に直径4~5ミリの5つの花が頭状に集まる。写真は芽生えの様子で小葉の裂片の先端は尖らない。
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