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ヤマナラシ・2~小山内裏公園

 小山内裏公園の林縁に生育している「ヤマナラシ(山鳴らし)」。ヤナギ科ヤマナラシ属(ハコヤナギ属)の落葉高木で丘陵から山地に生育する。葉の柄が長く微風でも大きな葉が擦れてサラサラと音がするのが名前の由来。材を箱の材料にしたことから「ハコヤナギ(箱柳)」とも呼ばれる。雌雄異株で写真は雄花序。ちなみにヤマナラシ属を総称して“ポプラ“Populus”と呼ぶが一般的にはセイヨウハコヤナギをポプラと呼んでいる。
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イワボタン・4~比較

 ユキノシタ科ネコノメソウ属の「イワボタン(岩牡丹)」。花期は3~4月で花弁は無く小さな萼裂片の中から蕊を見せる。姿は変種のヨゴレネコノメとそっくりだが、葯の色や葉色が異なる。写真はまだ蕾で黄色い葯が見えないが左側がイワボタンで右側がヨゴレネコノメだと思われる。ヨゴレネコノメの葉色は名前の通りくすんでおりイワボタンのほうが緑色に近い。
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モミジバスズカケノキ・4~北野公園

 北野公園外周に植栽されている「モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木)」。ヨーロッパ原産のスズカケノキと北アメリカ原産のアメリカスズカケノキの交配種とされ日本には明治時代に渡来した。葉はやや深く3~5裂し樹皮は大きく剥がれて白色、暗褐色、淡緑色などのまだら模様になる。果実は集合果で直径4センチほど。通常は2~3個ずつぶら下がる。
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