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ハルトラノオ・2~開花

 タデ科イブキトラノオ属の「ハルトラノオ(春虎の尾)」。日本固有種で福島県以西から和歌山県までの太平洋側に分布している。去年、他の方のブログでこの存在を知ったが花は既に終わり掛けでそれも雨の日の撮影だった。今春は何としても綺麗な状態で見たいと思い開花を待っていた。草丈は5~6センチで花序はわずか1.5〜2センチ。その辺りにあるとわかっていても他の草に隠れて見つけるのに少し時間が掛かった。花弁のように見えるものは萼片で花弁は無い。その花穂の様子を虎の尾に見立てた命名だが、虎にしてはあまりにも小さい。
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レンプクソウ・4~開花

 ガマズミ科(←レンプクソウ科)レンプクソウ属の「レンプクソウ(連福草)」。草丈は5~6センチで茎の先端に直径5~6ミリの黄緑色の花を5つ付ける。茎頂の花は上向きで花冠は4裂し雄蕊は8本。側面の4つは花冠が5裂し雄蕊は10本ある。
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ミドリザクラ・2~葉芽

 上柚木公園付近の道路脇に植栽されている「ミドリザクラ(緑桜)」。バラ科サクラ属の落葉小高木で大正5年に御殿場で山出半次郎氏などにより発見され牧野富太郎博士によって命名された。学名は山出氏に因んで“Cerasus incisa f. yamadei”とされている。マメザクラの紅紫色系の色素を欠いた野生種で「リョクガクザクラ(緑萼桜)」とも呼ばれている。蕾を観察していたら葉芽の顔が『何見てんのよ〜』と睨んでいた。
 さて今日、拙庭のソメイヨシノが5〜6輪開花した。去年より6日早い。
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