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ユキワリイチゲ・3~春

 キンポウゲ科イチリンソウ属の「ユキワリイチゲ(雪割一華)」。近畿地方以西に分布する多年草で当地では自生は無い。秋に葉を出し早春に花を咲かせて初夏には地上部が枯れて休眠する。花弁のように見えるものは萼片で花弁は無い。毎年春には見ておきたい花のひとつ。
 ところで今朝、我が家の裏の緑地からウグイスの初鳴きが聞こえた。まだ歌い方はぎこちない。
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イイギリ・5~売れ残り

 ヤナギ科(←イイギリ科)イイギリ属の「イイギリ(飯桐)」。雌雄異株で4~5月に円錐花序を出し淡黄色の目立たない花を咲かせる。果実は秋に赤く稔り良く目立つが果肉は苦くて臭く野鳥には人気が無い。ムクノキやエノキなどの果実が真っ先に食べられネズミモチやピラカンサなどが無くなってやっとイイギリが日の目を見る。早春にはほとんど食べ尽くされているがここでは売れ残って真っ黒になっていた。
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