元サラリーマンの植物ウォッチング第7弾。写真はクリックすると大きくなります
多摩ニュータウン植物記Part7
ドイツトウヒ・2~果実
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マツ科トウヒ属の「ドイツトウヒ(独逸唐檜)」。ヨーロッパ原産の常緑高木で原産地では樹高は40メートルにもなる。花期は5~6月で果実はその年の秋に熟す。果実は長さ10~20センチ、直径3~4センチの球果でトウヒ属の中では一番大きくなる。果鱗は長さ2~2.5センチ。
当地ではドイツトウヒの園芸種が見られるが、樹高はせいぜい3~4メートルで花も咲かなければ果実も見たことがない。当地の植物公園をいくつか探してみたが神代植物公園でも東京都薬用植物園でも見つけられなかった。
昭和記念公園でスタッフに尋ねると『確か“こどもの森”辺りにあり長い松ぼっくりを見たことがある』との情報を得て“こどもの森”をくまなく探したがこれが見つからない。ついに諦めて公園管理センターに電話したところ『“こどもの森”のドイツトウヒは枯死しました 別の場所に1株あるが藪の中で綺麗な樹形は見られないがスタッフをそこに向かわせる』との有り難い回答。20分後に合流した若いスタッフがスマホで位置を確認して示した高木の葉を良く見るとそれはドイツトウヒではなくヒノキかサワラの葉の形。結局ドイツトウヒは確認できなかった。どうやら昭和記念公園ではドイツトウヒは無くなったようだ。
最後に訪れた多摩森林科学園でやっとドイツトウヒを確認できたが、周りには他の常緑樹が聳えておりドイツトウヒの葉は20メートル以上の枝にしか残っていない。そこで根元を探して大量の落ち葉の中からやっと果実を見つけた。どこかで樹形の整ったドイツトウヒの高木を見てみたい。
当地ではドイツトウヒの園芸種が見られるが、樹高はせいぜい3~4メートルで花も咲かなければ果実も見たことがない。当地の植物公園をいくつか探してみたが神代植物公園でも東京都薬用植物園でも見つけられなかった。
昭和記念公園でスタッフに尋ねると『確か“こどもの森”辺りにあり長い松ぼっくりを見たことがある』との情報を得て“こどもの森”をくまなく探したがこれが見つからない。ついに諦めて公園管理センターに電話したところ『“こどもの森”のドイツトウヒは枯死しました 別の場所に1株あるが藪の中で綺麗な樹形は見られないがスタッフをそこに向かわせる』との有り難い回答。20分後に合流した若いスタッフがスマホで位置を確認して示した高木の葉を良く見るとそれはドイツトウヒではなくヒノキかサワラの葉の形。結局ドイツトウヒは確認できなかった。どうやら昭和記念公園ではドイツトウヒは無くなったようだ。
最後に訪れた多摩森林科学園でやっとドイツトウヒを確認できたが、周りには他の常緑樹が聳えておりドイツトウヒの葉は20メートル以上の枝にしか残っていない。そこで根元を探して大量の落ち葉の中からやっと果実を見つけた。どこかで樹形の整ったドイツトウヒの高木を見てみたい。
コメント ( 13 ) | Trackback ( )
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松科のトウヒ属を意識した事がありませんでした。
多摩さんがこの様に熱心に探求していて素敵です。
そして、昭和記念公園の 公園管理センターで
スタッフさんが合流してくれたとは良いお話です♪
結局はご自分で確認されたんですね。(⌒∇⌒)
この様な多摩さんの熱意って~尊敬以外の
何物でもありませんでっす★
ちなみにこれを「逃避行」と言います・・しらんけど(^^♪
ドイツトウヒを私も見てみたいです。果実を見ることができただけでも、よかったですね。
ドイツという地名やトウヒという種を聞きますと、
酸性雨で森を失ったシュバルツバルトなど中部ヨー
ロッパの森のことを想像します。
実際日本ではどうなのかは分かりませんが、何か
そんな記憶が思い浮かびます。残ると良いのです
けどね。
2018-10-28(日)生田緑地でした。当日はその実を見てから解散し、有志でバラ園へ行きました。・・・・
生田緑地へバラ園に近い入口から入ると間もなくの場所に実のなるドイツトウヒがありました。高い木でしたので、花を見られるかどうかは分かりません。