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国民民主党は21日の衆院予算委員会で行われた2022年度予算案の採決で、賛成した。野党が当初予算案に賛成するのは異例で、「是々非々」路線をアピールする狙いがある。
国民は採決に先立つ臨時両院議員総会で賛成方針を決めた。玉木雄一郎代表は理由について記者団に、政府がガソリン税を軽減する「トリガー条項」の凍結解除に前向きな姿勢を示したと説明し、「ガソリン値下げを勝ち取りたい」と述べた。
党内では前原誠司代表代行が方針に反対。国民は予算委理事会の出席者を前原氏から差し替え、締めくくり総括質疑の質問者も前原氏から玉木氏へ変更した。岸田文雄首相は同日の自民党役員会で、玉木氏から事前に賛成方針を伝えられたと明かし「歓迎したい。政策提言の話があれば聞く耳は持ちたい」と語った。
国民は21年度予算案では他の野党とともに反対に回ったが、11日の党大会で「国会対応は政策本位で与野党を問わず連携する」との活動方針をまとめていた。党幹部は「従来型の野党としてではなく、政策本位で存在感を高める」と述べ、「対決型」からの転換を進めていく考えを示した。一方、立憲民主党の泉健太代表は「信じがたい対応」と批判。記者団に「非常に驚いている。野党とは言えない重大な選択だ」と語った。
国民民主党が、「是々非々」と日本維新の会と同じ事を言い出したのは、対決の野党から自民党の補完勢力になりますと言っているようなもの。
「是を非とし非を是とする」これを愚かと言うそうだが、国民民主党の「是を是としたとしても非を是とする」のも愚かと言わざるを得ない。
玉木代表が、岸田首相が減税すると思っているなら甘いとしか言いようがない。
「話があれば聞く耳は持ちたい」だよ。
選挙目当てで、参院選前に減税を言い出す可能性すら少ないと思う。
野党共闘は、国民民主党を加えず与党と全面対決で戦って欲しい。
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