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衆院予算委員会は29日の理事会で、2024年度予算案を3月1日に採決する日程を、小野寺五典委員長(自民党)の職権で決めた。与党は年度内成立を確実にするため、同日中に衆院本会議でも可決、参院に送付したい考えだが、野党は審議が不十分だと反発。立憲民主党は小野寺氏の解任決議案などを提出して抵抗する構えだ。
予算案について、与党は衆院政治倫理審査会の2日目の審査と並行し、1日に集中審議を5時間、締めくくり質疑を2時間行った上で、予算委と本会議で採決する日程を描いている。野党は政倫審の結果を踏まえて議論を深めるべきだと主張。週明け以降の採決を求めたが、理事会で与党が押し切った。
予算案は憲法の規定により、2日までに衆院を通過すれば年度内成立が確実となる。自民の御法川信英国対委員長代理は記者団に、能登半島地震の復旧・復興に触れ、「(被災地に)安心してもらうためだ」と採決に理解を求めた。
これに対し、立民、日本維新の会、共産、国民民主の野党4党は29日の国対委員長会談で、1日の採決は認められないとの認識で一致。立民の安住淳国対委員長は記者団に「(与党は)政倫審が終わった瞬間、疑惑にふたをして強行採決するということだ。対抗措置を取らざるを得ない」と述べた。
岸田首相は、政治倫理審査会で何の解明にも繋がらない答弁を繰り返すばかりなのに、これで終わりとばかりに早速小野寺委員長職権で明日にも予算案を採決するという。
委員長解任決議案が否決されたあと、本会議の場で予算案を可決させない為に体を張る時が来た。
それは『牛歩』かもしれない?
野党は、裏金議員を徹底的に追及し辞職させるまで戦い続け、自民党の悪行を許さず国民に政権交代の決意を示すべきである。