『氷都(ひょうと)”八戸”』と言われた、我が故郷で「冬季国体」が開催されていて、我が母校の選手が「少年男子500m」で2位になった事を知り、久しぶりに地元新聞社のHPにアクセスしてみたが、「動画」を観て驚いた。今でも、”8名”の選手が、「競輪」のような色違いの帽子を被り、”シングルトラック”を横一列で、一斉にスタートしているのだ。オリンピック等とは違い、陸上競技の100mのように、タイムを競うのではなく、各予選の上位者が勝ち残り、あくまでも「順位」を競うものなのだ。また、「責任先頭制」なるルール等があり、駆け引きが重要になってくるのだ。そして、接触による転倒者が多く、スケートのエッジは大変”危険”なのに、何故”ダブルトラック”でタイムを競わないのだろう?それは、下記を参考に・・・
スピード競技の見方
1 トラック
スピード競技には、ダブルトラックレースとシングルトラックレースの2種類の競技方法がある。
ダブルトラックレースは1周400mの標準ダブルトラックを使用し、2名または4名の競技者が2つの競技レーンを1周ごとに交互に滑走してタイムを競う競技である。
国体スケート競技会では一つの競技レーンのみを使用して集団滑走するシングルトラックレースが実施されるが、本大会は1周387.36mの標準シングルトラックを使用する。
2 シングルトラックレース
シングルトラックレースは数名の競技者が単一滑走路で同時にスタートして競技するもので、参加者が多い本大会では、タイムによって順位を一括して決定せず、予選、準決勝、決勝と勝ち抜いてラウンドを踏むエリミネーション方式で行なわれる。
3 責任先頭制
シングルトラックレースのように、集団の先頭で滑走する場合には空気抵抗から疲労しやすくなり、先頭滑走者が不利となる。そのため、長距離のレース途中では先頭滑走を敬遠し、スピードが落ちて記録が低下しやすくなるので、国体スケート競技会ではこれを防止する責任先頭制という規則を設けている。
責任先頭制は、両側のストレート中央の判定ラインを先頭で通過する回数を規定し、距離により課された回数を完了した競技者を優先させて順位を決定する制度である。たとえ1着でフィニッシュしても責任先頭回数を完了していないと順位が悪くなるため、フィニッシュラインと同様に、判定ライン前の責任先頭を巡る熾烈な競い合いはこの競技の見所でもある。責任先頭を取得すると、その競技者の色や回数が旗や掲示板で表示される。
責任先頭制は500mには適用されないが、その距離と回数は次のとおりである。
1000m:1回
1500m:1回
3000m:2回
5000m:4回
10000m:8回
ただし、1000mを除きスタート直後の箇所から除外する。
スピード競技の見方
1 トラック
スピード競技には、ダブルトラックレースとシングルトラックレースの2種類の競技方法がある。
ダブルトラックレースは1周400mの標準ダブルトラックを使用し、2名または4名の競技者が2つの競技レーンを1周ごとに交互に滑走してタイムを競う競技である。
国体スケート競技会では一つの競技レーンのみを使用して集団滑走するシングルトラックレースが実施されるが、本大会は1周387.36mの標準シングルトラックを使用する。
2 シングルトラックレース
シングルトラックレースは数名の競技者が単一滑走路で同時にスタートして競技するもので、参加者が多い本大会では、タイムによって順位を一括して決定せず、予選、準決勝、決勝と勝ち抜いてラウンドを踏むエリミネーション方式で行なわれる。
3 責任先頭制
シングルトラックレースのように、集団の先頭で滑走する場合には空気抵抗から疲労しやすくなり、先頭滑走者が不利となる。そのため、長距離のレース途中では先頭滑走を敬遠し、スピードが落ちて記録が低下しやすくなるので、国体スケート競技会ではこれを防止する責任先頭制という規則を設けている。
責任先頭制は、両側のストレート中央の判定ラインを先頭で通過する回数を規定し、距離により課された回数を完了した競技者を優先させて順位を決定する制度である。たとえ1着でフィニッシュしても責任先頭回数を完了していないと順位が悪くなるため、フィニッシュラインと同様に、判定ライン前の責任先頭を巡る熾烈な競い合いはこの競技の見所でもある。責任先頭を取得すると、その競技者の色や回数が旗や掲示板で表示される。
責任先頭制は500mには適用されないが、その距離と回数は次のとおりである。
1000m:1回
1500m:1回
3000m:2回
5000m:4回
10000m:8回
ただし、1000mを除きスタート直後の箇所から除外する。