Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

名画の世界

2007年08月21日 | My Life
鬼のいぬまならぬ、子供達のいぬまの洗濯。
大人の休日最終日を、ゆったり過ごしています。

今日は、平塚にて開催中の
【黒田清輝展】を観に行ってきました!

このところ、だんな様と過ごす時間に、結構、美術館巡り高し
だって・・・走り回るのが一緒だと・・・
美術館は、ゆったり、自分時間で観るところですもの。

黒田清輝は、近代日本における西洋絵画の発展に尽力(パイオニアですもの)し、
その後の多くの画家達に影響を与えた人物です。
有名な作品は、中学・高校の教科書にも載っているので、作品は、絶対一度は見たことがあるはず!
もちろん、私も、凄い!と思う、作家の1人です。

その展覧会のメイン、ポスターにもある
【湖畔にて】が本日のメイン・・・だったのに!!!

驚きました!
一度、本物を観たいと願っていた、
【智・感・情】
3部作がありました。

なんとも・・・その絵から発せられる迫力と言うのでしょうか、今風に言えば
絵力(えぢから)と言う感じ。
圧倒されたのひと言です。

滑らかな皮膚の質感。
曲線美。
そして、存在感。

もちろん、【湖畔にて】は、清らかな感じの中に漂う、儚さ・・・。
テレビでは感じることができなかった、その淡い色の世界に、その絵にまつわるエピソードを重ね、名画の世界に誘われました。

他にも、何点か代表作を観て、改めて、黒田清輝の凄さを実感です。

さて、ワタクシより色の世界で生きるだんな様。
じっくりと、ある絵の前ではまたじっくり・・・色々な角度からも観ておりました。
そして、大変難しいことを教えてくれたり・・・。
黒田清輝の絵を観ながら、技法の話や、色の使い方などなど。なんとも贅沢な講義でした!

それにしても、名画と呼ばれる作品に触れるたび、見終えた後の充実感。
もちろん今回も・・・会場を後にしたとき、心地良い疲労感を覚えました。

大人の休日・最終日、満足の一日でした。