Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

ニュアンス

2010年09月09日 | 子育て日記
昨日は久々の雨!
乾いた大地に潤いの一滴になると思いきや、まるで滝のような大雨でした。
ゴロゴロと雷も鳴って、ちょうど幼稚園のお迎え時間と重なって
帰るのも一苦労。
合羽に長靴の子供は大喜びだったけど・・・。
ずぶ濡れ覚悟でいたけれど、本当にずぶ濡れで、今日はどこと無く頭痛がします。
もしかしたら風邪引いちゃったかもと、念のため生姜や温かいお茶で
身体を温めているけど、戻ってきた日差しが止めになりそうです。

女の子と元気いっぱいの男の子を育てていて、やっぱり男の子は大変だなと
思うことが常々あります。

公園に付き合わされるとかじゃなく、精神的といいますか
いわゆる、“けんか”沙汰。お友達に手を出したときのことです。

3歳頃までは、単に「おもちゃを取った、取られた」程度のことが原因として
多いのでしょうが、やはり、5歳6歳ともなると、その原因は色んな要素が絡まり
単にどちらが悪いでは済まされないこともある。
でも、よほど複雑な事情をはらんでなければ、お互い様だと思うのですけど。

子供のけんか。
何か気に入らないことを言われ、カッとなって手を出す。
キレやすいとかじゃなく、怒るのは普通のこと。
ただ、そのやり方が、自分の手か、何か物を使うのか、自分以外の人間を巻き込むのか。
どちらにしても、自分の目の前で行われたことならば、
原因を探ることも仲裁に入ることも容易いのですが・・・。

幼稚園であったとなると、まず、担任やその場にいた(近しい)教員からの話で
様子を聞き、その後に子供の口から聞くことになるでしょう。
このとき、先ず大人(教員)から聞くニュアンス次第で、“事件”の関係性が
構築されるわけですが、それが問題なんです。
そのことで、過去、随分苦労(嫌な思い)をしてきました。
結果的には、手を最初に出したほうが悪くなるわけですが、やはり子供の事情に
大人が憶測を持って踏み込みすぎると、後でとんでもないことになる。
と言うのが持論です。

また、最近の子の兆候なのでしょうか、まず相手をけしかける子もいたりして
必ずしも、最初に手を出した子が悪いと、決め付けられないこともあるようです。

我が家では、叩かれたら叩き返しても良い。そのかわり、叩いたら叩き返されると
言っています。
目には目を・・・21世紀だというのに、ハンムラビ法典に則った教育法?
でも、まずこれが原則なんだろうと思うのです。(小さいうちは)
色々物心や知恵が付くと、そこに
「叩かれたけど、叩くと痛いから自分はしたくない。」や
「叩かれる様なことを自分はしたのかもしれない。」などの
理性が加わり、その後取る自分の行動に影響を与えるわけです。
(相手のほうが強そうだから、叩き返したところで負けるかも・・・なども)

原因を探る時、小さいうちは本人から事情を知るのが難しいけど
年長にもなれば、具体的に知ることができます。
そこで、教員から聞くのと矛盾した内容があると・・・
園との信頼関係に響くわけです。
大人は、まして見聞きした状態でなら、その人の主観が加わるので
そこで起きた事実(手を出した)ことがメインになり、どうしてそうなったのかが、
置き去りになりがちかもしれません。

何にしても、大人がその場にいなければ、原因を探ることは容易くありません。

長々となりましたが、ようは、そんなこんなで男の子を持つと理不尽であったり
泣き寝入りせざるを得ないだったり、複雑な状況があるんだということを
感じるこの頃です。