例年なら桜の花が満開を迎える頃ですが、今年はまだ蕾が固く、
肌寒い日が続いています。
長男の入学式でしたが、満開の桜の下で記念撮影とはいきませんでした。
ずっとこの日を親子共々楽しみにしてきたのに、学校に近づくにつれ
息子の表情は緊張の面持ち。
そして私達親は、この6年の月日が経つ早さに、なんだか寂しさにも似た
気持ちを抱えながら、向かいました。
会場ではクラス名簿が配られ、息子は幼稚園のお友達が多いクラスになっていました。
それで安心したようで(実は私のほうが)、この一年はなんとか楽しくやっていけそうです。
幼稚園での仲良しの子がいても、夏休み前には新しいお友達が増えることと思いますが、
やはり出だしは肝心と言いますか・・・。
まあ、息子のほうは一先ず安心。
入学式から1時間後に、在校生の始業式が始まります。
それに合わせ、クラス替えのある学年は新しいクラス名簿が貼られるのです。
入学式の途中、見に行ってきました。
気になる娘のクラスは・・・
今回も、どうしたものか仲良しの子とは別になってしまいました。
それだけならまだしも、ちょっと問題のあるお子さんと一緒。
これが私には、
(きっと、このクラス名簿を見て、お姉ちゃん泣いて帰ってくるかも)
と、不安が過ぎりました。
しかし、そんな私の心配は取り越し苦労に済みそうです。
残念な顔ではありましたが、泣かずに
『気にしないでやってみる。』と。
意外な答えだったので、拍子抜けといいますか、いえいえ、
高学年になったんだと、実感しました。
過去にも、同じように思い通りのクラス替えにならなかった時も、
頑張って新しい環境を切り開いてきたお姉ちゃん。
その力を信じていこうと、これから咲く桜の下に
はにかむ笑顔を見たような気がしました。
明日から、また、それぞれの朝が始まります。