先の大震災のことを思い、書くのをためらっていたことですが、
ひと月が経ちましたことと、私達(特にだんな様)にとって大事な日がありましたので
一先ず書き記しておこうと思います。
地震が起こるひと月以上前に、念願の土地の購入をしました。
そして、必要な手続などをひとつずつ済ませていたところに、地震・震災が発生しました。
それからは、色々な不安を抱えながら、果たして無事に家が建つのだろうか、
ローンの支払いに影響はないだろうか・・・など、
期限内に決めなければならないことも沢山あって、正直、気が納まらないこともあります。
一応、工務店の方からは、できるところまでは進めるということで、
今のところ、予定通りで行ってくれることになっています。
そして、先日無事に土地の名義が移りました。
ここにたどり着くまで、土地探し・家探しを始めて約3年。
これまでの間に紹介された物件や見に行った物件は、一体どのくらいになったでしょうか。
新築物件に優良中古、更地・・・
妥協しても良いんじゃないと思う物件は沢山ありましたが、
やはり主であるだんな様の意向を大事にし、何度も涙を流しました。
しかし、その甲斐あってか、シンプルながらも私達・・・いえ、だんな様の希望どおりの
家が建ちそうです。
建築への影響は、やはり材料・建材の不足による遅れです。
もちろん、被災地への優先はもっともですが、工期が遅れればその分
ローンの支払いが長引く(今の住まいの家賃と土地の支払いが既に始まっている)ので、
同じように、住宅を建築されている人にとっては、決して悠長に見ていられる問題では
ありません。
私達にとっても、今後の経済の動きによって給料に響いてきますので、
間接とはいえ、少なからず問題になるのではないでしょうか。
今、唯一の楽しみは、子供たちそれぞれの部屋のアレンジを考えていること。
お年頃のお姉ちゃんは、花柄ロマンティック系を希望。
お兄ちゃんは、寝台車のような・・・相変わらず浮かぶのは“電車”。
まだ個室を与えるには早い弟君は、暫くはお兄ちゃんの部屋と続きにし
遊び場にする予定です。
子供たち、特にお姉ちゃんは念願の個室がもらえるので、それはそれは
嬉しいようです。
しかし、お友達や周りには、引越しの日まで内緒にしておくそうです。
『地震のこともあるし、自慢しているように思われたら嫌だから。』だそうです。
本当は話したいのだろうけど、謙虚といいますか、分別がついているんだと
私もその姿勢を見習わないといけません。
もちろん私も、今時のご時勢、地震のこともそうですが、やはりこういう事は
あまり表立って周りに話すのは良くないので、今のところ、必要なところにだけ
伝えています。(学校とか子供会とか・・・でも、そこから漏れるのですが)
先ずは地鎮を控え、ここまで頑張ってくれた、また決断してくれただんな様に
感謝を申し上げたいと思います。
そして、これから無事に工事が進むよう、できることを頑張っていこうと思います。