Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

背負うもの

2012年01月22日 | 子育て日記

週末の雪予報は完全に的が外れ、今日の午後からは日差しが戻ってきました。
でも、体操着や上履きやら乾かないと困っちゃうものが多いだけに、
冬の日差しと言えど、晴れ間は貴重です。
恨み節の子供たちは、私に促され、渋々上履きを洗い始めました。
もしかして、これをサボりたかったのかも?

いつか家を持ったら、ペットを飼いたいねと言っていた私たちですが
それはまだ叶わずじまい。
というのも、“飼いたい”気持ちはあっても、“飼える”状況にないのが一番の理由。
まだ、引越しの片付けも済んでいない中ですし、
外構にしても、完成していません。
手付かずの状況の中、そこまで考えていられないと言ったところでしょうか。

『誕生日プレゼントに“犬”はだめ?』

お姉ちゃんが、とうとう言い出しました。
結論は、

「だめ。」

やっぱりねと、答えは予想していたみたいですが、
生き物ですからね。
それも、金魚やカブトムシの類ではありませんもの。
人間の子供とそう変わりません。

「全ての責任を背負う覚悟と、愛情を持ってそれらの実行ができるのなら。」

病気や怪我をしたら?
苦情を受けたら?
もし飼えなくなったら?

厳しい言葉を並べました。
お姉ちゃんは、意気消沈。
その様子を、もしかしたらと同じく“飼いたい”弟たちが見守ります。

そして子供相手ですが、【安楽死】のことを伝えました。
感情か責任かと、万一のときに決断しなければならないことがあるんだと
知っておいてほしいと思いました。

一緒に遊んだり撫でたり、可愛がることのほうが想像しやすいだけに、
命に責任を持つということを突きつけられたら、躊躇するのは当たり前です。
でも、それをはなからできるなど思っていませんし、
むしろ、生き物を飼うことで、それらを育んでいくことが正解なのでしょう。
安易に飼う事はできないんだと、それだけはちゃんと分かって欲しいのです。

『子供の頃、捨て犬を内緒で飼おうとしたらさ・・・』

だんな様にも、そういう経験があったようです。
私は捨て猫でしたけど。

今のご時勢、捨て猫は地域猫として生き抜いていますが
野良犬は見かけません。
拾ってくるなんて、もうできないでしょう。

そんな現代の(かつての子供)大人は、ペットショップに居並ぶ仔たちを見て
徐々に値下げされる仔の行方が気が気ではありません。
クリスマスセール→お正月セール→そして・・・
とうとう元値の半値以下になったのを見て、衝動が抑えきれません。

同情で飼うなんてもってのほか!

子供の時の言葉を思い出し・・・

いつかは飼えたら良いなと思うけど、やっぱり世話をするのは私になりそうだから
せめて下の子が小学校に上がるまでは、これは自分のためにも
もうしばらく辛抱するのが一番のようです。