無事に田舎から帰ってきました。
相変わらず、北陸は遠かった...
果たして、北陸新幹線でどの位の時短になるのか
1時間ぐらいじゃ、短くなったなんて思わないかも。
「狭い日本、そんなに急いで~」
なんて言葉がありましたけど、目的地に快適に、且つ、早く着けるのは
子供が小さいうちは有難いことです。
さて、嫁としての努めは、はるか昔に放棄...いえ
諦めていただき、今年も、子供と一緒に楽しむことに徹しました。
海水浴に温泉、舟盛りにご当地B級グルメまで
余す所なく、お母様が計画したスケジュールをこなし...
この日のためにという、母の気持ちを考えれば
多少、多々の無理には目を瞑ることが
親孝行のひとつだと悟りました。
1年に1度、数日間だけのお楽しみなのです。
母にとっても子供たちにとっても。
今年、帰省してつくづく感じました。
帰省は苦手だと。
それは乗車時間の長さではなく、
食べて食べて攻撃でもなく
そう...寂しさというか感傷。
帰省とは、あらためてそこに、大切なものを置いていくことだと気付かされるのです。
行くまでは待ち遠しく、しかし、楽しい時間はあっという間。
そして切ない気持ちをお土産に...
大人は抱えきれるのだけれど、子供たちは
薄っすらと涙を溜めて。
帰りの電車の中は、気持ちを紛らわせるためなのか
行きよりも、おしゃべりが多かったような気がします。
明日からは、荷物の片付けと
残りの宿題を片付けさせるという、大仕事が残っています。
録画も観なければならないし...
でもそうやって、忙しくするというのが
私の日常の戻り方です。
来年こそは、水着を持参しようと
この海に来るたびに思う私でした。