先週、小５の長男が、何やら浮かない顔で、あるものを差し出してきました。
今度、家庭科で作るエプロンのキットの申し込み袋です。
今どき〇〇作りというのは、キットで一括購入するので、選ぶとすると、どの柄にするかというぐらいです。
で、浮かない顔の原因は、欲しい柄がそこに無いというのです。
確かに．．．その袋のを見れば、息子の好みに合いそうなものがない。
男子ものだと、迷彩柄とか、スポーツ系だとサッカー、あとは定番のドラゴン〇〇とか、〇〇クエストみたいな感じのもの。
女子に比べると、圧倒的に選択肢が少ないうえに、あるのはいつも同じようなものばかり。
ごくシンプルなチェックやストライプなど皆無です。
私が子供の頃は、好きな生地を自分で購入して、地直しをして持っていきましたが
今は、既に生地がカットされている上に、縫い代には縫い線が印刷されていて
すぐに縫うことが出来るものばかりです。
端だって、ほつれない処理がしてあるので、
三つ折りにしなくても良いんじゃないの？と思うのですが。
まあ、そんな便利なキットで、果たして家庭科と呼べるのか？と思うことは常です。
長男はというと、締め切りギリギリまで悩んで、一番シンプルに見えるものを申し込みました。
しかし、黒地の生地なので、もちろん縫い糸も黒。
３兄弟の中では視力は良いほうですが、見づらいと思うのですが、若いから大丈夫かな。
大丈夫？と聞いたら、
じゃあ、白い糸で縫えばいいんじゃない？って返されました。
さすがにそれはまずいので、明日、学校から帰ってきたら、黒地＆黒糸で練習する約束をしましたが
私のほうが、糸が見えづらいかもしれません。