我が家の長男が、誕生日を迎えました。
11歳。
ぞろ目の小5男子。
3兄弟の真ん中で板挟みだからか、それとも成長が早いのか
反抗と甘えを繰り返す、まあ思春期ってやつですね。
先日は、学校で何やら「ストレス」についてアンケート調査があったようで
回答用紙が机の下に落ちていました。
つい見ちゃったのですが、いくつかの質問で回答の最上級「特に強く感じる」というところに
2つ丸が付いてたのが
『勉強や進路のこと』と『お金のこと』
!
この2つって、もしや、もしや...
長女の時と比べれば、何が何でも中学受験させようとは思っていませんが
でも、このまま地元の中学に進学するのが良いとも思えません。
どちらにせよ、先のことを考えれば、そろそろ通塾かなとは、折々に話に出ますが
肝心の本人が、いつものらりくらりとしているので、興味がないのか実感がないのかと思っていました。
しかし、先の用紙をみたら、もしかしたら
(本当は行きたい学校があるんだけど、お姉ちゃんもお金かかっているみたいだし...)
と思っているのでしょうか?
本心を聞きたいけれど、どうやって聞き出すか。色々考えた結果、机の下に落ちている間に
さりげなく掃除しながら聞いてみる作戦開始。
「大事な紙みたいだけど、捨てちゃっていいの?」
「あ、いいよ。」
「(さり気なく記入面を見て)アンケートあったんだ、あれ...どうかしたの?」
緊張の瞬間
「あ、いや」
「なんかお姉ちゃん見てたら、自分は大丈夫なのかなって。」
お金は?
「まあ、こういうこと言っても仕方ないんだけど、友達と比べると、お年玉とかお小遣いとか少ないから...」
そ、そっちかい!
私が懸念していたことなんて、ただの取りこし苦労でしたが
でも、姉の大変さは伝わっているようなので、息子なりに、これからのことは分かってきているのかもしれません。
いやはや11歳。
子どもぽっさと大人っぽさが、入り混じった年齢なので、接し方に悩むこともありますが
垣間見せる表情は、随分大人びてきました。
そんな感慨深く思う母をよそに、只今息子の愛読書は
すすめ!!パイレーツ
この夏帰省した際に、かつてのお父さんの部屋で見つけたものです(おじいちゃんの許可を得てもらったようです)
毎日毎日、ギャハハと、バカ笑いが聞こえます。
この頃は、覚えたシーンを再現しています。
限りなく、このときの息子は小5男子の表情そのものです。