Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

秋バラ考察

2016年11月07日 | 2016年の庭

今年の私の小さな庭のバラたちは、秋の開花はほとんど見込めませんでした。
原因は、まず天候。
夏剪定後の不安定な天候を乗り切れませんでした。
そして、多分に土ではないかと思います。
冬の鉢増しの時の土の配合のミスだと思います。
今年は、バラ専用の土ではなく、栽培書の配合を基に
手持ちの土を無駄にしたくない思いから、元の土も配合に加えてました。
どうもその割合がまずかったようです。
やはり、一年間、バラの生育場所になる土の配合は、そう簡単にはいかないということでしょう。
来年は、そこはケチらず奢らず、しっかりと心に刻みたいと思います。

その一方で、茶々丸肥料の効果はてきめんでした。
せっせと癌腫持ちのピエールに撒いたのですが、梅雨時と10月の初めに根を確認してみたら
瘤が見当たりませんでした。
あまり深くは掘れないので、もしかしたら掘れない場所に出来ているかもしれませんが
これは嬉しいことでした。
ただ、そうはいっても癌腫持ちなので、確認のため挿し木をしてみたところ、
やはり、癌腫が発生したので、完治、すべて消えるということは出来ないことなのだと痛感しました。

開花結果
お姉ちゃんのバラ...大きな蕾が5つ上がりましたが、開花できたのはわずか一つのみ。
           他は、風雨で枝が傷んだのと、自転車を動かす際に茎を折ってしまいました。

お兄ちゃんのバラ...黒点病の被害がひどく、蕾は全て摘蕾。

弟君のバラ......こちらは全ての枝に蕾が上がりましたが、ヨトウムシの被害に遭い
           開花できたのは5つのみ。

つるバラ・アメリカ...蕾すら上がらず。

マイダスタッチ...ヨトウの被害が甚大でしたが、頑張って今も開花しています。
          さすがは強靭種。それでも、普段よりは花数は少なめです。

ルーレット....地植えにしましたら、だいぶ回復してきて
         2輪開花しました。枝の細さは、若干心配です。

メイスポーラ...こちらも地植えに変更。黒点病の被害は少なかったのですが、
         やはりヨトウの被害に遭い、残念ですが摘蕾が殆どでした。

ダブルデライト...今春迎えたバラなので、秋は養生に専念させました。

と、こんな調子の中、意外にも元気なのが黄木香バラです。
随分前に挿し木を植えたのですが、シュートの勢いは凄いのに一向に咲かないバラでした。
それが今年も、物凄い勢いでシュートを出し、伸ばしで
もしかしたら来春は咲くのではという期待を持たせます。

僅かに咲いてくれたバラは、知り合いの方へアレンジメントにして贈りました。
とても喜んでくださったので、唯一の幸いです。