Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

親、おやおや

2010年12月04日 | 子育て日記
12月のこんなに良いお天気の週末は、ぜったい大掃除以外に思いつかない!
でも、今日の私は午前中は歯医者さん。
その後、娘を連れて近所をサイクリング。
掃除の「そのじ」なんてすっかり忘れて、遊んでしまいました。

サイクリング途中に、娘のお友達のお母さんに出会ったのだけど・・・
ほんのちょっと世間話のつもりが、込み入った話に進んでしまいました。
その中で、学校のことに話が及んでなんだか嫌な予感。
来年度の移行のこともあって、高学年に入る子は色々大変なだけに
授業の進み具合とか、受験を考えている家庭は、
子供以上に親のほうが心配の種が多いみたい。

それで・・・
実は私は、授業のことより今クラスの状況のほうが気になっているんです。
学級崩壊とまではいきませんが、いろいろあるようで・・・。
たまに娘も泣いてくることがあったり。
他の親御さんからも聞くこともあって、先日、あまり好ましいことではありませんが
授業参観をさせていただいたのです。

印象は、聞いているほどの事はなかったので一安心だったかな。
問題視されているお子さんも、昔だったら「元気が良すぎる」って言われる
範囲だったかも知れません。
変わったのは、どちらかといえば、すぐに「問題あり!」って騒ぐ親のほうなのかなと
我が身も鑑みつつ反省です。

で・・・
その立ち話のなかで、私が行ったこと(授業参観)を少~し
チクリとお小言(お説教)を頂いちゃいました。

『そんなことで行く必要あったの?』って。

突き詰めて言えば、私は周りの意見より、自分自身で確認したことで判断するほう
(でもみんなそうですよね)
なので、今回のことも、実際先生は、どのように子供たちに話しかけているのかとか
それを聞いている子供たちの様子はどんなだろうと、確認したかったのです。

予め、先生に行く事は伝えてあったし、1時間ほど見ただけで全てを察するのは
無理なことですが、厳しい目で監視している思われるのではなく、
必要な時に手助けできるよう見守っていると、思ってもらえたらと・・・。
甘かった?
でも、そう思ってくれるのは少ないのかな~。

まあ、この方のお小言も、そう思えばそうなってしまうので
一応、参考意見として聞いておきます。

親として、子供に力や助けになって前にでてやれる時期は、沢山あるようで
実は、そうないのかもしれませんね。
自分の力で解決できるようにすることが本来の目的ですが、ただ
自信を無くしかけているときや、不安を感じている時は
味方がいる、私達がいる事は伝えたいし、そのためにできる事はしたいと
思っています。

私が子供の頃より、母親の学歴はうんと上がって、
教育に関しては、はるかに関心も意欲もお金も掛けられる世の中だけど、
その分窮屈で、周りの様子を気にして、
些細なことに怯えないといけなくなったように感じます。
目立つ事はいけないというのが、今の風潮なのかな。

気にしてる?
いえいえ、やっぱり世の中いろんな人がいるんだな~って、
実感しただけです。


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2 コメント

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う~ん・・・ (あさこ)
2010-12-05 23:24:56
私にとっては小学校での子どもの生活って未知の世界なので、想像することしかできませんが。

でも、お母さん達の噂話の伝播の仕方はちょっと注意が必要ですよね。1のことが、話し手のお母さんの受け取り方やその場の雰囲気などで2にも3にも4にもなる。そして、それを聞いたお母さんがまた別のお母さんに話して・・・。
もちろん、自戒も込めた比喩ですので、やっぱり「自分の目で確かめて判断する」というのは正しいと思います。

でも、子どもって案外そういう「大人の目」には敏感なので、一人でも教室にいつもと違う大人がいたら教室の雰囲気が違ってくるかも・・・。

先日、とある講演で聞いた話ですが。

最近よく聞くようになった発達障害。
政府の統計では、1クラスに発達障害が疑われる児童は約6パーセントの割合でいるそうです。
ただ、それはここ最近突出して多くなった数字ではなく、私たちの感じ方、受け取り方が異なってきただけだそうです。
昔ならただの「悪ガキ」ですんだところを今ならご大層な「ADHD」だの「自閉症」だのいろいろな病名がつけられる。

そして、一番問題なのは、今の社会はサービス産業の台頭、携帯電話の普及でコミュニケーション能力を過度に求められる社会になり、インターネットの普及で人々の価値観は画一化されてきた。

発達障害やADHDの人は然り、そのような病名を持っていなくても、コミュニケーションが苦手な人は非常に生き辛い世の中になった。

日常生活で常に他人と同じ価値観を持ち、うまくコミュニケーションすることを求められ、適職にもめぐり逢うことは難しい。

このように日常的にストレスにさらされているといつか人は爆発する。それが小さな爆発を何回も繰りかえしているようならいいが、それは時として秋葉原事件のような大爆発になりうることもある。

そうならないためにも、まずは私たちの「障害」というものに対する受け取り方、考え方を改めなければならない。

などなど、非常に割愛、曲解した説明を長々として申し訳ありませんでしたが、そのような内容でした。

霊長類研究所の正高信男さんという方のお話でした。かーかんさんのトピックの求めている話題とは少しそれるかもしれませんが、もし興味がおありなら最新刊「ゲームキャラしか愛せない脳」が絶賛(たぶん)発売中です。
ご本人は話上手な大阪出身のおもろいおっちゃんでしたよ。
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その通りです (かーかん)
2010-12-06 10:11:48
あさこさん、いつも素晴らしいコメントをありがとうございます。

今回の「授業参観」は、確かに早まったと思う部分もあります。
ただ、仰るとおり、このところお母さん方に流れてる「噂」は、悪意あるものだと改めて痛感。
先生の休みが続いていたのも、ある意味納得です。

女の子だからでしょうか、正直、同じ女の子のお母さんは大変です。
特に中学受験を考えているお宅とのお付き合いは苦手です。
少しでも授業の進行が遅れると、その原因探しに躍起になったり、
よそのお子さんの進路リサーチも。
受験を特に考えていない我が家などには、一生懸命煽ってくれますしね。
(余談です)

だから、今回、その原因の一つと標的にされたお子さんへの眼差しは、大変厳しいものです。

あさこさんが書いてくださったとおり、一昔なら「悪ガキ」程度の扱いで済んだのが、今では発達障害ですものね。
何でもその名前さえ付ければ解決みたいな風潮で、担任は「それじゃあしょうがないわよね。」と専門外を理由に同情を買え、
当事者の親子は、厳しい目で晒される。

いつの間にか、私達の社会は「排除」という
「精神的死刑」が待ち構えている世の中になったのでしょうか・・・。

障害特性は何ら昔と変わっていないのに、世間の目が大きく変わって、それが大きな副作用を伴って、本当の障害を生んでいるようにしか思えません。

この分野に関しては専門なのですが、発達障害が色んな逃げ道になって、でも、逃げた先で何の解決も生んでいないのを実感するこの頃です。

言った者勝ちというのかな(これも嫌な言葉)
まさにそんな感じの出来事。
でも、帰ってから肉まんをほうばったら、あれ、な~んだ大した事じゃないじゃないって。
美味しいものを食べると心が安らぐって、本当かも。
実はみんな、心が空腹なのかもしれませんね。

本、探してみます。

あさこさん、いつもありがとうございます。
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