芋、栗、南瓜。
今の季節、我が家の食卓には、これらの食材が良く上がります。
今朝は、南瓜の甘煮が主菜以上に人気で、お昼に残りを食べようと思っていたのに
残念、一つも残りませんでした。
その南瓜。
種を今まで捨てていましたが、ふと、庭に蒔いたら芽が出るのではと
ちょっと前から試していました。
それから何日かしたある日、丈夫そうな双葉がニョキニョキ、あちこちから芽を出して
今では立派な南瓜畑になっています。
実際に食べられる実が付くのかは、まだ分かりませんが
余暇としては十分楽しめています。
そんな訳で、すっかり裏庭は、食べ蒔きの畑になって
サツマイモも、弟君が芋掘り遠足で掘ってきたもので
食べるにはあまりに小さいものを植えておいたら、こちらも芽が出てきました。
夏前に(剥いた皮を)植えたジャガイモも、もうすぐ収穫を迎えます。
葉っぱが黄色く変色してきたらサインだそうです。
前回は、カレーなどに使うには小さすぎだったので
そのまま素揚げにして使いました。
さて、今回は少しは大きくなっているでしょうか。
子供たちからのリクエストは、じゃがバタです。
酷い雨でした。
今季、最大級という台風18号による雨は、今まで経験したことのない雨でした。
一番下の息子など、
「雨が霧みたいになっている(霧で真っ白になった時を思い出しての言葉でしょう)。」と。
バケツをひっくり返したような雨という言い方がありますが、あれはそれ以上・・・
真っ白で外が見えなくなる雨は初めてでした。
住まいの地域は、水はけが良いので冠水の心配は無かった・・・はずが
見る見るうちに、庭の一部や、近くの駐車場に水が溜まっていき
一時、5センチ近く溜まっていたと思います。
おまけに、お隣の庭からどんどん水が流れてきて、それが、我が家のバラの花壇の前が少し土が盛ってあったので
堰き止めてしまい、大慌てで、土を掘って水を流した次第です。
土地の高低差など気が付きにくいですが、大事に至る前に気が付いたのは不幸中の幸いです。
また、水が入ってこないよう、近いうちにブロックを買っておこうと思います。
お昼過ぎには、嘘のように晴れて、まさに台風一過のカンカン晴れ。気温も上がりました。
またまた大急ぎで、外壁や車、庭木に水をかけて塩水を流しました。
これを怠ると、たちまち塩にやられてしまうのです。
子供たちには、思いがけずの3連休になりましたが、職場まで歩いて行ける夫は
一番近い者の宿命・・・普段より早くに出勤して、電話番やその他、急務に追われたようです。
こんな日でも仕事を休めない人には、本当に大変な一日になったことでしょう。
お疲れ様です。
年長児の末っ子、弟君。
幼稚園が終わってから、大概、園庭解放があれば、そのまま園で遊び
なければ無いで、近くの児童公園でお友達と遊んでから帰るのが、もっぱらの日常です。
とある日。
この日は、園庭解放がなかったので、いつもの公園へ。
ほどなくお友達もやってきて、数人で追いかけっこを始めました。
男の子って、ボールか走るか、このどれかですね。
で、珍しく、鬼役の足の速い友達から逃げ回っているのを見た瞬間
足がもつれたのか、うつぶせに転びました。
これが野球なら、見事なスライディングだと褒められるところですが(でもスライディングは、顔を擦りませんが)
いかんせん、その日は夏日で半袖半ズボン。
ああ、もしかしてと、急いで駆け寄ってみたところ、顔中砂まみれ。
歯など折れていないか、砂を払うためにも起こそうとするも
息子は中々起き上がろうとしません。
頭は打っていないはずだけれどと、どこか痛いところはないのか尋ねれば
「また大怪我だ~」
そう、運動会前のリレーの練習で、思いっきり転んで膝小僧に大きな絆創膏を貼ってもらったのです。
その大きさから、相当なものかと思いきや、
お風呂で剝してみれば、1センチも満たない擦り傷でした。
傷口も浅く、でも、座ったり立ったり動くところなので、先生は剥がれないように大きなのを貼ってくれたのでしょう。
手で押さえているのは同じ箇所。
思い出したのでしょうね、きっと。
口の中の砂よりも、真っ先に、その痛みを抑え、ぐっと口を結んで、でも、こぼれる涙。
そして、鬼ごっこはおしまいです。
家に帰り、怪我を見てみたら、浅い擦り傷がありました。
一番心配だった顔は、鼻の頭に、こちらも短い赤い線が一つ付いていました。
ここ数週間、中学の役員の仕事に振り回されています。
振り回されるという言い方は何ですが、実際、あちこちのお宅に回っては、頭を下げて・・・
こんな仕事(役割)があるなんて聞いてないわ!と、心の中は、沸々と負の感情が湧き上がっていました。
ああもう、専業主婦をタダ働き要員で使うのやめてくれないかな。
で、頼まれたことは、要は人集めなのですが、もう、これは「いわくつき用件」なので
快諾してくれる人はそうおらず・・・
ほとほと困り果てていたところに、救いの手を差し伸べてくださったのは
長男のお友達のお母さん。
もともと地元というのもあり顔が広く、面倒なことも快く引き受けてくださる方です。
一緒に、人集めを手伝ってくれました。
その方のおかげで、無事に必要な人数を集めることが出来ました。
「困ったときはお互い様だから。」
と、ありがたい言葉もいただきました。
しかし、世の中には、こうも親切なことに裏心があるのでは
嫌なものです、勘ぐるものですが
先の言葉のとおり、大変な時には、必ず誰かの助けがあってやってこれたことに感謝して
いつか自分が何かの役に立てるときは、やろうと決めていたそうです。
重ね重ね、頭が下がります。
ありがたいことです。