6月になりました。
月並みですが、一年の半分が終わってしまいました・・・早い!
今年は、高校受験の娘がいるので、「あら、もう半年?」なんて言う気分じゃなく
「お次は冬期講習か・・・」という気分です。
そう、娘の塾の講習やらテストやら・・・覚悟はしていましたが、そういうことが次々と控えています。
先日観たテレビドラマで
「貧困から抜け出すのは教育だ」
というセリフがありましたが、私も基本はそう思っています。
が、しかし。
その教育には、物凄くお金がかかります。
残念ながら、学校だけの勉強では足りない、いえ、大袈裟かもしれませんが、勉強は塾が教えてくれていると言っても良いほどです。
中学に入学当初は、どうしてこの塾はこんなに高いのか・・・と思っていましたが
学校の様子を知れば知るほど、納得した次第です。
娘も、塾で同じ学校を第一希望にするお子さん方に触れ、上には上ではありませんが
そういうことも知り、めげるのではなく、頑張る張合いのようなものが生まれたようで
波はありますが、何とか頑張っています。
それにしても、塾代は高い!
3年生になってからは、色々なオプションが加わり、夏期講習も昨年の倍になりました。
もちろん、授業日数が増えていたり、高いには理由があるのですが
この調子で、2人目、3人目が控えているのかと思うと
パートを増やさないと、教育費が間に合わないと心配になります。
抜けださせる手立てのものが、既にお金がかかるシステムになっている。
教育に公平もなにもない。
「(机の上の)勉強だけが抜け出せるものじゃないと思うけど。職人のように、体験して学んでいくこともある。」
と、夫はいいます。
確かに、人それぞれ、色んな方向での進路があり、成功があるでしょう。
要は、子供それぞれに、必要なことを経験できるような環境があるか、教えてくれる大人がいるか
それを含めての教育なんでしょう。
そんなことを思った数日後。
娘から、ある書類を渡されました。
塾から、今秋に開催される特別講習の案内でした。
上位成績者と、各スクールの塾長推薦を頂いたお子さんだけが参加できるもののようです。
娘は、塾長推薦を頂きました。
「行きたいんだけど・・・」
真っ先に目が行ったのは、受講料!
夏期講習費を振り込んだ後だっただけに、もう、心臓がバクバク。
色んなことを考えました。
娘も、色んなことを気にかけているのが分かりました。
「いいよ、行きなさい。」
お金の遣り繰りは、親の役目です。
必要なことで、でも、お金がかかるからと、そういうことで諦めさせるようなことはさせたくないので
今以上に頑張るだけです。