ここ最近、スーパーのスイーツコーナーで見かける謎の食材を使ったデザート類。
その名は、カムカム。
どこかで聞いたことがあるような...あの国民的漫画か、いや、違うか...。
いつもはクリーム色のスポンジのデザートが、その食材を使った限定品だと、ピンク色に変わっている。
袋には、甘酸っぱいと書いてあるので、もしかしたら、クランベリーのような風味なのか?
色合いからしたらサクランボも捨てがたいと、気にはなりつつも、意外と保守的な性格なので
素通りする毎日でした。
その日は、いつものお気に入りが売り切れで、代わりに、あのカムカム限定品が残っている。
仕事の疲れの労い、甘いものは頑張ったご褒美だから我慢は出来ないので
仕方なしに、それをカゴに入れました。
子どもたちが寝てから、早速カムカムを食べてみると、思ったほど酸味は強くなく
かといって、クリームに負けてしまう程でもないような。
梅雨のこの時期には、ちょうど良い酸味かもしれません。
カムカムは後で調べたら、南米原産の果物だそうです。
オリンピックイヤーだからでしょうか。
同じような果物だと、酸味はアセロラのほうが強いような気がします。
そういえば、アセロラもすっかりメジャーになりました。
発売当初は、レモン何十個分のビタミンCという肩書に、どれだけ酸っぱいのか
想像するだけで、口の中が酸っぱく感じたものです。
カムカム限定品は、お気に入り程とは言いませんが、たまには良いかもしれません。
とか言いつつ、明日も買っていたりして...
北海道の男の子の事件で、世間がみな無事を願っていた週の話です。
正直、どうなんだろうかと思うことを見かけました。
夕方、たぶん保育園からの帰路と思われる親子連れ。
別に珍しい光景でもないのですが、子どもの大きな泣き声に、思わず庭仕事の手を止めました。
泣き叫ぶ子どもを更に叱責するお母さん。
もしかしたら子どもが帰り際に、言うことを聞かなかったのか、駄々をこねたのか...
子育て真っただ中には、そんな日もあるよね。お母さんは大変だなと、その程度のことなら気にも留めないのですが
お母さんは、どんどん子どもとの距離をあけて、先に行ってしまいました。
我が家の前の道路は通学路なので、車はそんなにスピードを出さないのですが
夕方ともなるとそうでもなく、忙しい時間なだけに、交差点でも結構な勢いで進んでくることもあります。
案の定、子どもの後ろを配送業のトラックが迫っているのですが、運転手さんはさぞ気を遣ったことでしょう。
そして子どもは、お母さんを追って交差点を右に曲がったのですが、当然、車など気に留めていないので
お構いなしに走って行きました。
その時です。
曲がった先から自転車が走ってきて、あわや子どもとぶつかるところでした。
その交差点は、角にあるお宅の車が死角になっていて確認しづらいのです。
過去にも何度か交通事故が起きているのです。
自転車のおじさんは「危ねーだろ!」と怒鳴って、走っていきました。
私もハッと思ったのも束の間、一瞬の出来事でした。
そして、曲がった先からもまだ、お母さんを求める子どもの泣き声が聞こえていました...。
子どもが何かしでかしたことで、怒り心頭になる気持ちはよく分かります。
皆そうでしょう。
でも、怒りに任せて子どもから手を離したら、絶対に良くない。
まして、子どもの命にかかわる状況の中なら尚更です。
だから、どんなに怒りの頂点でも、その手だけは離してほしくないのです。
息子二人を連れての「ぶらり旅」は、夫の専売特許ですが
今日は珍しく、私が長男を連れて出掛けてきました。
弟君のほうは、お父さんと一緒に遠足のお菓子を買いに行くので別行動です。
午前中の用事を済ませ、向かった先は、
私は何年ぶりでしょうか...。
そして
こうして見上げるのも、随分と久しぶりです。
息子と二人、みなとみらいデート?
いえいえ、お目当てはこちら
横浜美術館で開催中の、富士ゼロックス版画コレクション展です。
実はこちら、先日の運動会の代休の時に連れてこようかなと思っていたのです。
もともと、絵画をはじめ美術に関心のある息子ですが
このところ「美の巨人」を観るようになってからは、さらに関心を持つようになっているので
近場なのもあり良いかなと思っていたのです。
内容は、明日まで開催中なので割愛しますが、見応えのある展示で、さすがの息子も途中で少し疲れを感じたようです。
私は、企画展の他に常設展のほうも圧倒されました。
まさかここで、高橋由一や片岡球子などを見られるとは!!!
勿論、企画展のピカソもマティスもカンディンスキーも、どれも素晴らしかったです。
表現力が乏しく、申し訳ありません。
その後は、ミュージアムショップに寄って、父の日のプレゼントを選び
別行動になった弟へも、喜びそうなものを買いました。
私は、仕事用の書類入れに酒井抱一のクリアファイルを購入しました。
相変わらずみなとみらいは、恋人たちで賑わっていました。
息子も、あと10年くらいしたら、そんな日が来るんでしょうか...
寂しいというより、何だか可笑しいような気がしますが
今日は一日、息子と楽しく過ごせて、良い思い出になりました。
6月に入りました。
ここ数年、梅雨入りが近い頃だと、晴れの日は夏日になることが殆どですが
どうしたものか、今週は肌寒く感じる日があったり
かと思えば、午後は肌にジリリとさすような日差しになったり
着るものや、体調管理が大変です。
バラの一番花が終わり、今は2番花が咲くまで一休みの頃です。
私も仕事から帰ってきて、夕飯の支度前の手が空いた時間に、花がら切や葉の健康状態の確認など
ちょっとだけ庭仕事を行います。
日によっては、昨日見たからこの株はいいかなと、確認しないこともあるのですが
たまに(待って!)と、呼ばれた気がする時があります。
今日、そう思うことがありました。
昨日ピエールを消毒、追肥などを行ったので、今日は良いかなと思ったのですが
どうしたものか素通りできない気がして、それも、危機のようなものが差し迫っている感じです。
何だろうと少し上の枝を見てみたら...
!!!
あの、触覚が長くて、黒い体に白い丸模様のヤツがいるではないですか!
たまたま虫を掴むためのピンセットを持っていたので、すぐさまヤツを挟んで「アシデフーム」を行いました。
・・・これだったのかと、虫の知らせならぬ、花の知らせに、そう思った次第です。
思い返せば、今回のような強敵の他にも、イラガだったり、コガネムシだったり
バラにとって大事件が起きているときに、早い段階で気が付くことが間々あります。
きっと違和感を感じているのでしょう。無意識の意識と言いますか、そんな感じがします。
バラに呼ばれたような気がするなど、他所では話せないことかもしれませんが
バラに限らず、自分が大事にしている物に、呼ばれたような気がすることは
他にもあるかもしれませんね。