Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

カムカム

2016年06月07日 | My Life

ここ最近、スーパーのスイーツコーナーで見かける謎の食材を使ったデザート類。
その名は、カムカム。
どこかで聞いたことがあるような...あの国民的漫画か、いや、違うか...。
いつもはクリーム色のスポンジのデザートが、その食材を使った限定品だと、ピンク色に変わっている。
袋には、甘酸っぱいと書いてあるので、もしかしたら、クランベリーのような風味なのか?
色合いからしたらサクランボも捨てがたいと、気にはなりつつも、意外と保守的な性格なので
素通りする毎日でした。

その日は、いつものお気に入りが売り切れで、代わりに、あのカムカム限定品が残っている。
仕事の疲れの労い、甘いものは頑張ったご褒美だから我慢は出来ないので
仕方なしに、それをカゴに入れました。

子どもたちが寝てから、早速カムカムを食べてみると、思ったほど酸味は強くなく
かといって、クリームに負けてしまう程でもないような。
梅雨のこの時期には、ちょうど良い酸味かもしれません。
カムカムは後で調べたら、南米原産の果物だそうです。
オリンピックイヤーだからでしょうか。
同じような果物だと、酸味はアセロラのほうが強いような気がします。
そういえば、アセロラもすっかりメジャーになりました。
発売当初は、レモン何十個分のビタミンCという肩書に、どれだけ酸っぱいのか
想像するだけで、口の中が酸っぱく感じたものです。

カムカム限定品は、お気に入り程とは言いませんが、たまには良いかもしれません。
とか言いつつ、明日も買っていたりして...


手をつないで

2016年06月06日 | My Life

北海道の男の子の事件で、世間がみな無事を願っていた週の話です。
正直、どうなんだろうかと思うことを見かけました。

夕方、たぶん保育園からの帰路と思われる親子連れ。
別に珍しい光景でもないのですが、子どもの大きな泣き声に、思わず庭仕事の手を止めました。
泣き叫ぶ子どもを更に叱責するお母さん。
もしかしたら子どもが帰り際に、言うことを聞かなかったのか、駄々をこねたのか...
子育て真っただ中には、そんな日もあるよね。お母さんは大変だなと、その程度のことなら気にも留めないのですが
お母さんは、どんどん子どもとの距離をあけて、先に行ってしまいました。
我が家の前の道路は通学路なので、車はそんなにスピードを出さないのですが
夕方ともなるとそうでもなく、忙しい時間なだけに、交差点でも結構な勢いで進んでくることもあります。
案の定、子どもの後ろを配送業のトラックが迫っているのですが、運転手さんはさぞ気を遣ったことでしょう。
そして子どもは、お母さんを追って交差点を右に曲がったのですが、当然、車など気に留めていないので
お構いなしに走って行きました。

その時です。

曲がった先から自転車が走ってきて、あわや子どもとぶつかるところでした。
その交差点は、角にあるお宅の車が死角になっていて確認しづらいのです。
過去にも何度か交通事故が起きているのです。
自転車のおじさんは「危ねーだろ!」と怒鳴って、走っていきました。
私もハッと思ったのも束の間、一瞬の出来事でした。
そして、曲がった先からもまだ、お母さんを求める子どもの泣き声が聞こえていました...。

子どもが何かしでかしたことで、怒り心頭になる気持ちはよく分かります。
皆そうでしょう。
でも、怒りに任せて子どもから手を離したら、絶対に良くない。
まして、子どもの命にかかわる状況の中なら尚更です。
だから、どんなに怒りの頂点でも、その手だけは離してほしくないのです。


ぶらりヨコハマ

2016年06月04日 | 子育て日記

息子二人を連れての「ぶらり旅」は、夫の専売特許ですが
今日は珍しく、私が長男を連れて出掛けてきました。
弟君のほうは、お父さんと一緒に遠足のお菓子を買いに行くので別行動です。
午前中の用事を済ませ、向かった先は、

     
私は何年ぶりでしょうか...。
そして

         
こうして見上げるのも、随分と久しぶりです。
息子と二人、みなとみらいデート?
いえいえ、お目当てはこちら
         

横浜美術館で開催中の、富士ゼロックス版画コレクション展です。
実はこちら、先日の運動会の代休の時に連れてこようかなと思っていたのです。
もともと、絵画をはじめ美術に関心のある息子ですが
このところ「美の巨人」を観るようになってからは、さらに関心を持つようになっているので
近場なのもあり良いかなと思っていたのです。

内容は、明日まで開催中なので割愛しますが、見応えのある展示で、さすがの息子も途中で少し疲れを感じたようです。
私は、企画展の他に常設展のほうも圧倒されました。
まさかここで、高橋由一や片岡球子などを見られるとは!!!
勿論、企画展のピカソもマティスもカンディンスキーも、どれも素晴らしかったです。
表現力が乏しく、申し訳ありません。

その後は、ミュージアムショップに寄って、父の日のプレゼントを選び
別行動になった弟へも、喜びそうなものを買いました。
私は、仕事用の書類入れに酒井抱一のクリアファイルを購入しました。

相変わらずみなとみらいは、恋人たちで賑わっていました。
息子も、あと10年くらいしたら、そんな日が来るんでしょうか...
寂しいというより、何だか可笑しいような気がしますが
今日は一日、息子と楽しく過ごせて、良い思い出になりました。


バラが呼んでいる

2016年06月02日 | 2016年の庭

6月に入りました。
ここ数年、梅雨入りが近い頃だと、晴れの日は夏日になることが殆どですが
どうしたものか、今週は肌寒く感じる日があったり
かと思えば、午後は肌にジリリとさすような日差しになったり
着るものや、体調管理が大変です。

バラの一番花が終わり、今は2番花が咲くまで一休みの頃です。
私も仕事から帰ってきて、夕飯の支度前の手が空いた時間に、花がら切や葉の健康状態の確認など
ちょっとだけ庭仕事を行います。
日によっては、昨日見たからこの株はいいかなと、確認しないこともあるのですが
たまに(待って!)と、呼ばれた気がする時があります。

今日、そう思うことがありました。

昨日ピエールを消毒、追肥などを行ったので、今日は良いかなと思ったのですが
どうしたものか素通りできない気がして、それも、危機のようなものが差し迫っている感じです。
何だろうと少し上の枝を見てみたら...
!!!
あの、触覚が長くて、黒い体に白い丸模様のヤツがいるではないですか!
たまたま虫を掴むためのピンセットを持っていたので、すぐさまヤツを挟んで「アシデフーム」を行いました。
・・・これだったのかと、虫の知らせならぬ、花の知らせに、そう思った次第です。

思い返せば、今回のような強敵の他にも、イラガだったり、コガネムシだったり
バラにとって大事件が起きているときに、早い段階で気が付くことが間々あります。
きっと違和感を感じているのでしょう。無意識の意識と言いますか、そんな感じがします。

バラに呼ばれたような気がするなど、他所では話せないことかもしれませんが
バラに限らず、自分が大事にしている物に、呼ばれたような気がすることは
他にもあるかもしれませんね。