つれづれなるままに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくる。
(することもなく手持ちぶさたなのにまかせて、一日中、硯(スマホ)に向かって、心の中に浮かんでは消えていくとりとめもないことを、あてもなく書きつける)
@001【情けは人のためならず】
「情けは人のためならず」という、ことわざがある。現代では、情けをかけて何かをすることは、情けをかけられた人のためにならないという意味で捉えられることが多い。
しかし本来の意味は違う。人に情けをかけて何かすれば、巡り巡って自分のためになるというのだ。
しかし私は少し違う意味でこのことわざを捉えている。ある人が困っている時、あるいは困る人が出てくることが予想できた時に、自分が何かをしないままだったら、後で後悔をする。しかもその後悔は一生つきまとうかもしれない。そう考えると、しないで後悔するよりした方が自分のためになる。そんな風に考えるようになったら、人のために何かをすることが気楽にできるようになった。
(2017/11/8)