キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

今日のアルト練習

2009年04月12日 12時17分34秒 | サックス練習
今日は、1時間30分くらいアルトを練習した。

まず、ロングトーンはクロマチックでゆっくりと呼吸を妨げないように。
それからオーバートーンを、基音が最低音のB♭で、第一倍音(一オクターブ上のB♭)、第二倍音(中音のF)、第三倍音(2オクターブ上のB♭)、第四倍音(高音のD)と、実音とのマッチングで。次にフロントFキーを使って、E、F、F♯を吹いて、それらを使って、E、F、F♯のメジャースケールを一オクターブづつ繋げて吹いた。で、最後にフラジオの練習でGとAを。

練習の目的は、ひたすら音色を良くすること。

それからフォームを良くすること。

今年になってからジャズ理論のことばかり頭に気がいっていたけど、知れば知るほどその理論を駆使するためには、それらをちゃんと吹ける実力が無いと駄目。
さらに楽器の音色が良くないとさらに駄目と気付き、、。(汗)
練習は振り出しに戻り、基礎のフォームと楽器のコントロール力を鍛えることにした。

今までロングトーンやオーバートーン、フラジオの練習が必要だと分かっていても、なんとなくおざなりになっていた。でも、あるきっかけでオーバートーンやフラジオが少しづつ出るようなって、嬉しくて練習している内に音色の変化に気付き、、、。

「あれ?もしかして音色はもっと良くなる??」と期待っ!

そしたらもっと練習が楽しくなってきて、、。(笑)

独自の感想としては、オーバートーンで第三倍音、第四倍音が出るようになると、フラジオが出しやすくなるみたい。(って、これ、みんな言っているけど。爆)
でも実際に体感してみないと信じない体質なので、、。(汗)
で、フラジオが出やすくなると、すぐに通常の音域で吹くと、今度は音色が変化して太くなった。(特に高音域とか。)まるで、一瞬、低音域を吹いているような感覚に陥ったりして面白かった。

それから息のスピードが力まなくても上がった。
というか、吹く息の幅が狭くなって、逆に喉は絞まらなくなって、息の量をコントロールしやすくなった。(これって言葉じゃ説明しずらいけど。汗)
結果、今まで気になっていた余計なノイズっぽい倍音が減り、落ち着いた音になってきたような気がした。

それから、これは曲を吹く時の自分の欠点で気になったこと。
それは、「タンギングを必要な所でやっていない。」こと。
どうしても譜面を見ると、吹く音ばかり気が行ってしまい、音さえ出ればいいやと思ってしまって、、、タンギングしてないことが多数~。
なので、なるべくフレーズの最初の音とか、アクセントがある所は、必ずタンギングするように頭に命じて吹いてみたりした。
そしたら、今まで不安定だったリズムの面も改善されてきた気がした。

、、、ということで、ロングトーン、オーバートーン、フラジオの後は、メジャースケールを12キーで吹いて、最後に曲は、「ミスティ」「キャンディ」「枯葉」をいつものように吹いて、、、。
で、今日はアドリヴの練習はしていないので、逆にアドリヴの出来は悪い。
でも音色が気に入っているせいか、何を吹いても気持ちが良いので、適当に音を並べても楽しかった。(おぃ!笑)

とにかく綺麗な音色で吹きたい!

これからも練習頑張ります。
コメント (6)
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