キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

アップライトベースレッスンでの補足

2017年02月20日 08時26分58秒 | EUB奮闘記
先週のベースレッスンでの先生のアドバイスについて。

そういえば、こんなこといっていたよねー。ということで補足的メモ。

まずは、フォームに関して。

「左手のフォームで、左ひじを上げる運動的機能については、腕立て伏せやダンベルを持ち上げる動作というより、懸垂みたいな肩を上に押し上げる動作に近い。」

つまり、左手を運指のために構えるのだけど、(自分は特に小柄なので、)ある程度、ネックの1フレットの位置を高めに設定している。
すると、どうしても手の位置が高めになるので、ひじを持ち上げる状態に近くなる。もし、その状態が辛くてひじを下げてしまうと、どうしても手首や手が痛くなってしまうので、、、ここはがまん!、、、って、幸い、ドラム時代に鍛えた肩や腕の筋肉が多少たりともあるみたいで、ひじをある程度、上げた状態でもそれほど苦ではない。
、、とはいっても、最低でも水平の状態をキープするのは至難の業。意識しないで構えるといつの間にかひじが下がってしまい、、、。
最悪の場合、(押さえているフレットの位置にもよるけど、)左手が痛くなってしまう。
でも、ここで無理してベースでも腱鞘炎になってしまうのは死んでも嫌なので、、。(過去、アルトサックスで腱鞘炎になっているから。)ここはアドバイス通り、しっかりと練習したいところ。

あともうひとつ。

「テンポを遅めに設定する理由は、テンポが遅いとその分、弦を押さえている時間が長くなるため、指自体のトレーニングになる。」

ベースのレッスンを受ける前は、あまり遅いテンポでベースを練習しなかった。
せいぜいテンポ=80くらいからスタートとか。
最初に練習した「ロックベース」の教則本には、練習テンポは、=96と書いてあった。なので、そのくらいでいいと思っていた。

ところが、ベースレッスンで「シマンドル」のエチュードを練習したとき、テンポは=60くらいだった。2分音符と4分音符だけだから、かなり遅い。
それからウッドベースの練習の動画をみたとき、さらにテンポ=50くらいで弾いているものがあり、つくづく「練習では遅いテンポで練習するものなのだ」と、思っていた。

ただ、遅いテンポで練習するという意味では、楽器によって多少意味合いが異なる。
たとえば、サックスやクラリネットの場合、練習のテンポを遅くすると練習しているフレーズの区切りでのブレスが難しくなってきて、あまりに一拍が長いと息切れしてしまう。そういう意味では難しいテンポだけど、逆にいうと、テンポが遅ければその分、運指が楽なので、それを踏まえるとテンポアップの基礎練習にもなる。

それがベースの場合、ブレスはしないと指だけで音を出す楽器なので、テンポが遅くても大丈夫だと思っていた。ところが、テンポが遅いとその分、弦を押さえている指の滞空時間が長くなる。それはどういうことかというと、指先が弦を押さえている時間が長くなるということで、、、つまり!長い時間太い弦に指先を押さえ続けているということは、、、結果、指先が痛い!(おぃ!)

もちろんテンポが遅い分、指を動かす動作に関しては楽になるけど、(ポジション移動とか、)でも、長い滞空で指先を弦に接触させておくのは、ある意味、指のトレーニングになるといえばなるような。もちろん、ゆっくりの動作で動きに慣れるという本来の目的もあるので、とりあえず練習のテンポは、「できるテンポから。」になるのかなー。
ベースに関して言えば、確実に音の出せる状態での正確な運指が目的なので、それを踏まえて、「指がもう少し鍛えられればいいなー。」と思ったり~。
さらにアップライトベースに関していえば、「正確なフォームと運指」は=「正確なピッチ」に、通じているので、ここは慎重に練習したいところ。

とはいっても、その練習を実際にどれくらいやったらいいか。

これが今後の課題。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする