キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

アップライトベースのレッスン

2017年02月23日 18時55分21秒 | EUB奮闘記
今日は、今月、最後のアップライトベースのレッスンの日でした。

心配していたお天気も大丈夫で、、、よかったよかった。

肝心のレッスンの方も楽しかった。

そして先週は、お互い同じようなタイミングでベースの電池が無くなるというアクシデントもあったりして、今回のレッスンでは両者とも新品の電池入りでベースの音の出も上々~。(って、、。笑)

今回のアップライトベースのレッスンでは、前回、先生から頂いた音階練習の譜面。いわゆる「インターバルスケール」を見てもらった。
譜面では、キーはCメジャーの一オクターブで、それを踏まえて、「3度スケール」「4度スケール」「5度スケール」「6度スケール」「7度スケール」。それらを順番に先生と一緒に弾いた。
問題なのは、その運指。もちろん使うポジションもアップライト用(ウッドベースと同じ、)なので、エレキベースとは違い、ひたすら解放弦が出てくるー。
、、って、解放弦って、弾くのは簡単なんだけど、、、続けて弾くとどうしても次の音を弾く時に鳴りを押さえるためにミュートしなければならない。
うん。それが意外と面倒~。
なので、できれば解放弦の連続は避けたいところ。
だからといって使わないわけにもいかないので、、、悩ましいー。

レッスンでは、まず最初にCメジャースケールを弾いてから、「インターバル」の練習をした。で、なんとなーく、ちょっとたどたどしかったけど、なんとか~弾けて、安心したけど、、。って、この練習って基礎中の基礎なので、できれば練習毎に必ずやったほうが良いらしい。そうすることによって、指と耳で音を覚えて~「いざという時に役に立つ!」とか。
特に運指に関しては、スケールによって2つのパターンがあり、結局、両方のパターンで練習するのが良いらしい。

あとピッチに関しては、

先生曰く、「正確な音程を常に聞いて練習していると、耳が学習して、音を覚えてくれる。」らしい。日々の決まった時間の基礎練習の意味もその辺にあるのかもー。

あとアップライトベースで特に練習で難しいと感じた1弦のピッキングについて。
って、1弦って他の弦に比べると細いせいかどうかはわからないけど、とにかく右手のピッキングが難しい。適当に指先で弾くと弦が暴れて、キンキンした音になりやすく、かといって人差し指全体で弾くのも手の角度が上手くいかなことが多い。で、それに対しては、なるべく右手だけじゃなくて、肘や肩も含めて、多少なりとも前に持っていって手が変な角度にならないように気を付けること。

で、次は、課題だった教則本「シマンドル」のハーフポジションでの「5番のエチュード」を、、、やった。家でさらっているときは「完璧!」だと思ったけど、レッスン本番で先生と一緒に弾いたら~ぼろぼろー。(汗)、、、って、変な緊張が走り、なぜかすごーく手元を見てしまい、さらに譜面を見失って、、、。めまいが~
それでも2回目を弾いた時は、少しだけ冷静になり、、、最後まで弾けた。

で、問題は、まだ手元を「ガン見!」してしまうこと。
自分ではそれほど意識していなかったけど、、、思った以上に手元を見ていたようで、、。
「弾いているときのベースとの距離感が変!」というご指摘が、、。(あー。)

さらに、別に手元を見る必要のない音(たとえば解放弦とか、)で、目線が左手に、、、。(って、それおかしいでしょ?)
たぶん、緊張していたせい。(ほんとか。)

それでこのエチュードに関しては、やっぱ「手元は見ない。」というアドバイス!
もちろん、途中、「ちら見!」くらいはいいけど、それも数回程度。それ以上、見てしまうと、目線が譜面と往復になってしまい「酔い!」原因にもなりかねない。
ただ今の自分の状態だと、自分の手元の位置、まだあまり信用てきていないので、どうしても、、。(という言い訳が。)

でも先生曰く、
「いや、意外とピッチも安定しているし、大丈夫じゃないの?!」って。そうかなー。

よくよく考えたら、今日でアップライトベースを始めて、約一ヶ月が経過ー。
まだ楽器には慣れていないけど、なんとなくハーフポジションの位置は把握しつつある。
でもポジション移動すると親指が置いてきぼりになることがあり、、、これはまだまだ練習が足りたいと思うところ。ただ、手の筋力に関しては、ちょっと体力が付いてきたせいか、4、5時間弾いてもあまり疲れなくなってきた。

で、レッスンでは、「ちゃんと毎日練習している成果は出ている。」と、先生も何気に褒めて下さったので、、、「そうなのかな?!」と思う反面、他の人の上達具合はまったくわからないので、、。
ここは素直に、「励ましてくれている。」と、解釈することに。(おぃ!)

そして、最後っ!!

もうまたひとつ新しく教えてもらったこと。

それはアップライトベース(ウッドベース用)のツーフィンガーの弾き方について。

今の段階だと右手のピッキングはすべて人差し指のワンフィンガー。でも、それだとテンポの遅い曲や4ビートやラテンしか弾けない。できれば8ビートの曲も弾けるようになりたいので、エレキみたいに2本指で弾けるようになりたいと。
ところが同じツーフィンガーでも右手に関しては弾き方がまったく違うー。
よくエレキ風でアップライトベースでツーフィンガーをやっている人いるけど、あれは間違い。

それで、早速、その準備段階としての指の練習方法を教えてもらった。

それは、まず、中指だけで弾く。(うん。)
そして、人差し指と中指の指先を揃えて一緒に弾く。(うんうん。)
それだけ。

どうやら大昔は、2本の指先同時に弾く奏法が主流だったらしい。
でもさらに速く弾くために2本の指が独立して動かすようになったとか。
だから練習の初期段階として、まず2本同時に弾くというのが良いらしい。
そしてバラす。

いくらツーフィンガーといっても無茶に手を動かすと変な癖が付いて、後々弾きずらいという状態になる可能性があるので、まずは基礎の準備段階が必要らしい。

今までいろんな楽器の練習をやってみて、結局、基礎習得になるべく時間を割いた楽器ほど早く上達するという結果を感じているいるので、ここはなるべく遠回りしないよう、適切な指導の下、練習をしようと決めている。

と、覚悟は決めたものの、、。


ちなみに次回のレッスンは、再び、コンパクトベースのレッスンに決まった。
それは何故か?

ちょっと事情が、、。


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