キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

「トライアド」の恐怖

2017年03月07日 14時50分36秒 | EUB奮闘記
今日は午前中、アップライトベースを練習した。

で、今月からアップライトベースでジェイミー2-5-1メジャーの「トライアド」を弾く練習をしているのだけど、、。(って、すでにコンパクトベースでは練習済みで、テンポ=200くらいで弾けるようになっている。)

で、それをアップライトベースでも弾けるようにしようと考え、先週のレッスンでも、先生に「練習してもいいよ」と承諾を貰ったので、今月は、毎日の練習に取り入れている。。

と、ところが、、、今日、練習してみて、、、気付いたこと。

それは、ちょっと左手、痛い??

練習テンポは、=50、=60、=80、=100くらいで、4分弾きだから遅いテンポなんだけど、やっぱコードトライアドは、アルペジオなので、やっぱ、弦とびフレーズで左手に負担が掛かるみたい。
それを2時間くらい弾いていたら、かなり左手が疲れた。
やっぱりどこか力んでいるみたいな、、。

と、そこで思い出したは、アルトサックスを始めた頃のこと。

実は、アルトを始めて2ヶ月頃にレッスンで「枯葉」のコード進行を教えてもらった。
それでアドリブの基礎としてコードのアルペジオを弾く課題を頂いた。
もう当時は、アドリブなんて吹いたことないのでうれしくて、「コードアルペジオを弾ければアドリブ吹けるんだー。」と勝手に解釈して、毎日必死に練習した。
ところが、まだメジャースケールも少ししか吹けない超初心者だったので、もちろん指も動かない。それなのにひたすらコードと「ドミソシ」ばかり吹いていたら、、、なんと数か月後に左手が動かなくなってしまったー。それも親指の関節が動かなくなるいわゆる「ばね指」に!
最初、なぜ左手が動かなくなるのか意味が分からなかったけど、どうやら無理やり力を入れてキーを押さえていたのがいけなかったらしい。
そんな感じで左手がろくに動かなくなって、コードトライアドの練習も中断。ハードに手を動かせないので、しばらくはロングトーンの練習が中心になったのはいうまでもない。

そんなことを思い出しながら、あれー。今度はアップライトベースでトライアド弾いて大丈夫ですかーー?!(←誰にいっている?)
どうしてもトライアド弾くと指の移動が激しいので、動きの苦手な部分で力んでしまう。
なので、とにかく練習では力みは禁物!
と、わかってはいるけど。

そんな感じで、今日は練習してみて、「無理にテンポを上げない。」という約束を自分にしたー。

左手が力まなくて弾けるようになるまで、
もしくは、力まなくても弾けるテンポで練習しよう。

なにしろアルトで腱鞘炎になってから、早12年が経過している。
もう若くないので、今度、やったら楽器人生が、、。


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スマホスタンドの使い方とか

2017年03月07日 07時52分32秒 | EUB奮闘記
昨日は少しだけアップライトベースを練習ー。
ちょっとだけ慣れてきたかな。

と、そこでふと気付いた練習のお供のこと。
そう、チューナーとかメトロノームとか。

実はそれらのスタンドとして利用しているのが、
そう、スマホ用のスタンド!だったり~。

現在、楽器の練習用に使っているメトロノームやチューナーなんだけど、ずっと置き場に困っていた。
なぜなら、そのままテーブルに置くと見ずらい。
でも立てかけるにも角度が問題で、。

って、その問題を解消してくれたのが、100円均一で買ってきたスマホ用のスタンド。
試しにチューナーに設置したらサイズがぴったり!(やったねー。)



こんな感じで、今は重宝しているスマホ用のスタンド類。中にはエアコンのリモコンスタンドになっているものあるけど、、。特にクロマチックチューナーは角度が変えられるスタンドに設置して見やすくしたおかげで、楽器の練習も捗るはかどるー。
あとデジタルのメトロノームはプラスティックのスタンドに設置すると、妙にその音が増幅されて綺麗に鳴る!
あと練習を録音するためのボイスレコーダーは、クリップ式のスタンドで立てることにより、より自然な姿勢で録音できたり~。
それまでは、チューナーひとつ置くのに苦労していたから、本当にスマホのスタンドは有難い。
ただスタンドによって多少サイズが異なるので、どれでもいいというわけではないけど、あるとないとでは大違い。
おかげで練習も捗ります。

ちなみにアップライトベースの練習は、今、右手のピッキングを集中的にやっていて、3つのストロークを練習中~。
これはまだ先が長そうな予感がするけど、練習あるのみ!
頑張りたい。


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ベースの試奏

2017年03月06日 08時45分21秒 | ベース
昨日は、なぜかベースを試奏してみた。

いつも行く大型ショッピングモールに入っているチェーン店の楽器店で、買い物に行くと、ついでに寄っているお店なんだけど、、。ほんとに買い物ついで。
で、なんとなく気が向いたのでベースを試奏してみた。

まずは店内を適当に回って、次に目に付いた、
「新入学にぴったり。初心者ベースセット」という看板。
そこにスタンドに陳列してある6本くらいのベースを珍しそうに見ていたら~。

「どうです?このベース軽くて弾き易いですよ!弾いてみますか?」と、店員が笑顔で声を掛けてきた。どうやらかなり暇らしい。(日曜日なのに。)

で、一旦、スルーしたけど、少し間を空けて、、、。

そして戻ってきて、
「やっぱり弾いてみます。」って、言ってみた。(おぃ!)

というのも、実は、自分はベースを始めて以来、初心者用の激安のベースって、一度も触ったことがなかったので、弾いてみたかった。なぜなら最初に買ったマイベースは、今ある5弦で定価が10万くらい。作りもしっかりして、初心者待遇のベースじゃない。でも次に買ったコンパクトベースは初心者待遇のベースだったけど、普通のスケールじゃない。さらにアップライトベースも、、、違う??

それなので、一度、弾いてみたいと思っていた。

それで、まず一本目は、「展示品限り」と書いてあった真っ赤なボディがまぶしい、ジャズベースタイプのエレキベース。
なんと販売価格が、(本体価格)1万円!!、、、で、その理由のその1は、白のピックガードが汚れている。どうも展示時間が長いようで、そのピックガードの汚れも最初に付いていた透明のビニールが埃でくっ付いてしまい、それを無理矢理剥がしてシール跡みたいな残ったような。(って、ここまで細かく解析しなくてもいいかな?笑)
某なんとかオフとかで売られていても不思議のないクオリティだけど、ここは、一応、新品。ネックの状態もフレットの状態も弾かれた形跡は見当たらず。
でも、このベース。仕様がわからないらしい。
どうもチェーン店の他店からたらいまわしされたベースらしく、最後の終着地点がここらしい。(たぶん、ここで売れないと中古屋さんに流されそうだ。)

で、実際に弾いた感想。

まず、気になったのはフレット自体に形。
なんか高さがあまりなくて薄い。
幅も一瞬ありそうだけど、それほどでもなく、弦を押さえて弾くとぎりぎりな状態で鳴る感じがして、、、楽な力で押さえられる反面、ちょっと頼りない印象~。
それからなんかスケールが短い感じがしたので、フレットの数を調べたら20フレットしかなかった。(どうやらジャズベースタイプだと、この数は普通らしいけど。)
でも今自分が使っているベースが24フレットなので、えらく少なく感じた。
それとローズ指板自体なんだけど、ものすごく軽そうな木肌にみえて、、、ネックも含め、乾燥とかするとすぐに反りそう~。という不安も。
ただまったく経験がなく、最初の一本だったら、これでもいいかも。

それから~もう一本、店員が持ってきてくれたのが、某スクワイヤーのショートスケールのベース。なんとピックアップがひとつ!メイプルネックで、意味なくボディの軽いベース。(ギターくらい?)、、、というか、自分のコンパクトベースと同じくらいの重さのベース。

まず、気になったのが、弦高。やたらと高い!?
でも弦が細くてスケールが短いので、テンションは低め。(って、もしかして弦高下げると、ヤバい状態になりやすいベース?!かなー。)
弾いてみると意外とちゃんとベースの音がした。
というか、試奏に使ったアンプがオレンジの中型アンプだったので、、アンプのせいかも?

で、店員さんが仰るには、「テレビを見ながら手軽に弾くことができるますよー。」って、うーん。たしかに。
でも手軽過ぎちゃって、本気になれない??
というか、2万くらいだから、そういう立場でもいいのかな。

そんな感じで、気軽に試奏できたけど、どうやら自分はまじ「買い物帰りの素人の主婦」に見られたっぽい!?(笑)
なにしろ激安ベースを真剣に見ていたりするから~。(おぃ!)

それで、今回、思ったこと。

安いベースでも触って弾いてみると、見た目とは違った印象を受けること。
もしくは、安いベースでも意外と弾きずらくはなかった。

今までは楽器フェアなどで高い価格帯の高級ベースばかり試奏してきたけど、別に安いからといって単純に弾きずらいと言い難い。
ただ、、、家で3日弾くと飽きるかな?、、、いろんな意味で。

ともかく、これからはどんどん試奏して、、、違いの分かるベーシストになりたい。

今回はそのファーストステップ?、、か、どうかはわからないけど、、。

で、最後にひとつ課題が、、。

それは、試奏用のフレーズが無いこと。

せっかくベースを手に取ってもクロマチックだけ弾いても、、、なぁ。

普段から基礎練習ばかりだから余計に、、。

でもあまり有名なリフ弾くのも恥ずかしい。
できればあまり有名じゃない弾き易いリフがあるといいのに。


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グリップスクエア

2017年03月05日 17時34分28秒 | EUB奮闘記

今日は、昼間、スポーツショップに寄ったついでに面白いものを見つけたー。

それが、これ!




s.a.gearのグリップ・エクササイズ、「グリップスクエア」というゴムのトレーニング用品。
要はハンドグリップと同じようなもの。
でもこれは全部ゴムで出来ていて、ちょっと大きめ。
四角っぽくて片面に指が入るようなくぼみもちょっとあったりして、意外と握りやすい。

で、これを買った目的は、ずばり!手のストレッチと握力のトレーニング。
特にベース弾いて手が疲れていたりしたときとか、手の筋肉をほぐしたり、もしくはベースを弾いていない時、たとえばテレビ観ている時とか、手持無沙汰になっている時とか、、。

どれくらい効果はあるかはわからなけど、とりあえずやってみる価値あり!

とにかくベース弾いて腱鞘炎だけはなりなくないし、でも、もっと握力を付けたい。
少しの時間でも手を痛めない程度にトレーニングしたい。
それでこういうものも使ってみようと。

ちなみに握ってみるとこんな感じー。



手が小さいので大きくみえるけど、そんなに大きくないですー。

これをにぎにぎ~します。

ベース練習後のお供にしたいと思います。


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ドラム再入門!

2017年03月05日 10時30分39秒 | ドラムス
今日は、ひさしぶりに家にあるエレドラを叩いてみた。

たしかエレドラを買ったのは数年前ー。
引っ越しを期に防音室にエレドラが入れられると分かり購入した。
とはいっても、一番小さいのを!



エレドラはローランドのTD-4でコンパクトに折り畳めるのウリだけど、今まで一度も折り畳んだことはない。でもコンパクトで場所も最小限で済むので、狭い防音室に置いてもそれほど幅を取らないで安心。
本当はこれで思い存分ドラムの基礎練習ができる!と思いたいところだったけど、現実には他の楽器の練習が忙しくてあまり使っていない。

そんなエレドラだけど、、、。

久しぶりに叩いてみて、やっぱり楽しかった。
それでさらに本棚から大昔にレッスンで使っていたルーディメントの教則本を引っ張り出してきてやってみたり~。



って、この「ルーディメント」という教則本。
なぜ2冊もあるのだ??

さらにどちらも使いこんでいるっぽい?

と、なぜ本が2冊あるかは不明だけど、、。
とりあえずその中のページ、特に最初の基礎のストローク練習とかやってみたけど、、。

おっ!?意外と忘れているー。
おまけに左手のストロークが怪しい~。

というか、左手はもともとレギュラーグリップで10年習っていて、その後、マッチドグリップも練習したけど、いざルーディメントを練習する時は、ほとんどレギュラーグリップ。マッチドグリップはメタルバンドで叩く時だけだったので、経験値が違うみたい。

そしてシングルストロークの基礎である4つのストロークをやってみると、左手は特にフルストロークの手つきが怪しい。だからダブルストロークをやったときに手がぶれてしまう。

と、そんなことを考えながら叩いていたら、なんとなく~また練習してみたくなったドラム。

もう真面目に練習しなくなって10年以上が経過しているけど。

考えてみればあと2年でドラムを始めて30年になる。
ろくに練習していない期間があるにせよ、たまにジャズのセッションで叩いたりして、叩くたびに楽しいとは思う。
でも家で定期的に練習していないから、やっぱり腕は衰えているかもー。
せっかく覚えたドラムなので、もう一度、練習し直してもいいかも。

ちなみにルーディメントは、ドラムを始めた当初、専門の先生について3年ほど習った。
「N.A.R.D」というアメリカの教則本を修了したのが、一番の想い出。
そしてこの教則本も本を執筆した先生の教室までわざわざ出向いて、専門の先生の教室に習いに行った想い出もある。
おかげでルーディメントは得意だったけど、残念ながらドラムセットへの応用だけは上手くいかなかった。
その辺が才能の有無を感じた部分だったけど。

とはいっても、もともと基礎練習が好きなので、、、またやりたい!
衰えた左手のストロークもなんとかしたい。


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ベースレッスンーそして今後の目標について

2017年03月03日 08時29分51秒 | コンパクトベース
昨日はベースのレッスンでした。

わけあってコンパクトベース。



で、レッスンではとある古い歌謡曲のベースラインについて相談。
そして、その曲を譜面を見せたら、その場で先生が弾いてくれて、さらに使っているリズムとベースになっている音楽も教えてくれて、悩みは一気に解消ー。
あとは家に帰って、音源のベースラインをさらにコピーして練習すれば、なんとかなりそうな予感~。よかったよかったー。

それからレッスンでは先生に今後の目標について相談した。

それは、最終目標をどこに持っていくか?

もともとコンパクトベースもアップライトベースもジャズのセッションで弾くことを目的にしているので、その目標に関してはブレていない。
で、そのあとのことなんだけど、、。



「やっぱ、本物弾きたい。」って、当たり前の事、言ったりして。(笑)

そこでひとつの(当たり前の、)素朴な疑問を。

それは、「アップライトベースを家で練習して、ジャズのセッションでホストの方のベースを借りて演奏できるかどうか?」

たぶん、この疑問は始めたばかりだと誰でも思うこと。

例外なく自分もずっとそれを考えていて、それでもなんとかできる範囲内でここまで来た感じ。
とはいっても、、、とりあえず入門用としてのベースを始めてみて、やはりその疑問はさらに疑問を呼ぶことに。

というのも、、。

あくまで憶測の範疇を抜けていないから~。

ということで、その後はさらに先生と本物のウッドベースの違いやら、運搬の大変さとか、ベースの上達具合における楽器のグレードアップのやり方とか、その他、雑談を踏まえながらお話をして、、、。

とりあえず結論は、「今、ある、状況で、練習を、頑張る!」、ということが、今後に繋がると感じた。

そしていろいろと話をしていて気付いたこと。

「ちょっと自分って、、、浮足立っているー?!」

まだそんなに弾けるわけでもないのに、、。


って、なんか話がすぐにウッドベースを弾ける状態みたいになっていたけど、よくよく考えたら~、まだジャズのセッションデビューもしてないじゃん!!
それなのに、、、何をたわごとを!?

といことで、とりあえず今の状況としては、「今あるベースで、ジャズのセッションで、ちゃんと弾けるようになってから次を考える。」ということにした。
なにしろアップライトベースを始めてから、ジャズのベースラインのレッスンも中断したままで、まずはコンパクトベースで弾けたものをアップライトベースでも同じに弾けないといけない。
そこのところも先生に聞いてみたけど、、、「たぶん、できます。」というお話だったので、、、やります。

そして改めて日々のアップライトベースの練習について、考えてみると、、。

、、、甘いな。

今のペースだとジャズのセッションで弾くのは当分先になりそう~。

なんとかしたい。



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フルート教則本「アルテス」のなぞ

2017年03月02日 08時28分40秒 | フルート練習
昨日は、久しぶりにフルートを練習した。



やった時間は一時間くらい。

あまり久しぶりだったので、まずは頭部管だけで吹いたけど、あー。息がまったく続かないー。

というか、ほんと息が途切れ途切れで最初はどうなるかと思った。
で、でも、、、10分ほどチューナーのA音の発信音に合わせて吹いているうちに呼吸も安定してきて、なんとか吹ける状態に、。よかったー。

そのあとはロングトーン。クロマチックで中音の「シ」から最低音まで吹いて、今後はそのまま上昇ー。オクターブ上まで吹いて、さらに3オクターブ目の「ラ」まで吹いて~。

で、そのあとの練習なんだけど、、。

何を吹こうかな?

、、、って、考えて、そういえばフルート教則本「アルテス」を思い出したー。



って、「アルテス」って、フルート版「バイエル」。
今、ベースで使っているコントラバス教則本「シマンドル」+(HIYAMAノート)と同等の老舗のクラシック教則本だー。

と、感心してないで。

で、この「アルテス」なんだけど、実は、過去のフルートレッスン、それも3回別々のレッスンで使っていて、どれも途中で挫折している。
どの先生についても、最初からやるページが同じで、挫折する部分も同じ。一向に進まないのでやめてしまった。
レッスンを受けている当時は、「こんなの家でも独学で練習できる!」と勝手に思い込んでいたけど、実際はレッスンをやめてしまうと最初のページ以外やらなくなってしまった。

なぜなんだろう?

そんな疑問もあった。

昨日の練習では、久しぶりの練習だったので、その「アルテス」を引っ張り出し、いつもやっている第一課でもなく、レッスンでなぜか最初にやる第5課でもなく、あまり馴染みのない第4課を練習してみた。
実は、レッスンでは第2課から第4課まではやったことがない。特に難しい譜面でもないからかもしれない。
でも自分にとっては、「練習とは単に難しい譜面を吹けるようにすることだけじゃない。」という気持ちもあり、「特に基礎練習においては、基礎になるものをより地道に定着させる練習曲が必要ではないか?」と考えたり。
つまり簡単な譜面で、一瞬、吹ける譜面であっても、その譜面のクオリティを常に一定にするための練習も必要ではないかと。
って、ちょっと話がややこしくなってしまった。(おぃ!)

で、実際に練習であまり吹いたことのない第4課をやってみた感想~。

うん。これは良い。

具体的には、

・まずテーマのメロディがわかりやすい。
・出しやすい中音の音構成で成り立っている。
・バリエーションがほとんどリズムの変化で成り立っている。

この課は、すべて3拍子。
クラシックのエチュードをやったことがある人なら分かると思うけど、3拍子はやりやすいリズムだと思う。なぜなら、大昔にドラムのルーディメンツの教則本をレッスンでやったときは、3拍子と2拍子しかなく、その中でも3拍子はやりやすかった記憶がある。

と、ここで(自分にとって)一番、注目すべき点は、エチュードのバリエーションのメロディのリズムの変化について。
フルートはもともと指定が無い限り、すべての音をタンギングしないといけないのだけど、なぜかそれがとても苦手。
サックスでもクラリネットでもそれが苦手で練習ではいつも苦労しているけど、フルートも例外じゃない。
ところが他の木管楽器に比べて、フルートはタンギングしないと発音が難しい部分が多々あり、、、それでもタンギングを失敗すると悲惨な目に、、、。わかっちゃいるけど練習は進まない。そんな状態だった。

で、この第4課を練習してみて、
「うん。これはかなりタンギングの基礎練習になる。」と、感じた。
なにしろ、どのバリエーションもタンギングしないとメロディが吹けないように構成されているので、嫌でもタンギングして吹くことになる!いわば実力行使!系??
それがいい。

楽器のエチュードなんて、そのテクニックを習得するためにあるのだから、多少、強引でもやるように仕向けないと。

と、そこでまた疑問が。

「なぜ、レッスンではやらないのだろう?」

って、それ、最初に言ったじゃなの??

そうそう~。たぶん先生はそれはできるとみなして飛ばした課題。

がしかし、、、じゃ、なぜロングトーンばかり何時間も、、。

たしかにロングトーンの練習は大切だけど、それもある程度はできるているよね?

それなのに、たった30分のレッスンで毎回ロングトーンを20分やる必要があるのか??

その分、やりやすいエチュードを吹いてもいいのではないか。

と、あー。またグチっぽくなってしまったー。

実は、やりやすいエチュードであっても、その中に密かに新しい課題が含まれていて、それを練習することによってミクロ単位で上達が望める。
でも同じロングトーンばかり吹いても、(たしかに音色の練習にはなるけど、)新しい課題の習得にはならない。

そんな思いをつのらせながら~。

一度は、挫折しかけた教則本だけど、またやりたい。
(ほんとは3、4度、挫折しているけど。笑)

今度は自分の思い描いた練習方法で。

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アップライトベースとコンパクトベース

2017年03月01日 08時34分54秒 | EUB奮闘記
現在、使用しているベースは3本。
多いような気もするけど、、、そんなことないかな?

もともとベースのレッスンを開始した時は、前から持っていた5弦ベースしかなかったので、それでレッスンを受けていたけど、昨年の秋にコンパクトベースを衝動買いし、そして半年後にEUB、つまりアップライトベースを買った。

コンパクトベースは、それまで使ってきたロングスケールよりもスケールが短いという理由だけで手にしたけど、実際に弾いてみたら音もそんなに悪くなかった。
確かにエレキ独特の艶のあって豊かな低音って無理かもしれないけど、ちゃんと低音もベースらしく出るし、なによりも超ショートスケールで手の小さい自分にはぴったり。
おかげで手に負担も掛からず運指の練習もできるので一石二鳥!
結局、ベースもスケールの違いはあっても運指のメカニズムは同じなので、一旦、運指を覚えてしまえば、あとは手の感覚の微調整だけで弾けるので、よってベースを替えても同じ運指で弾けるという。



実際にはコンパクトベースで弾けるようにしてから、5弦ベースを弾いたり、もしくはコンパクトベースで弾いて覚えた運指でアップライトベースを弾いたりしている。
もちろんスケールの違いと弦のテンションが違うので、まったく同じには弾けないけど、指は動く順番は覚えているので、まったく最初から弾くよりは時間短縮できる。
やっぱ、ベースを弾くのは指先じゃなくて頭の中から~。

ちょうどアップライトベースを始めて一ヶ月が経った。

まだまだ上達したとはいえないけど、毎日練習しているせいか指先がたいぶ固くなった。
あと手や指もそんなに疲れにくくなっている。

練習内容的には、基礎のハーフポジションは、あと一息で、見ないで弾けそうー。
もちろん他のポジションも位置が把握できるにはできているけど、実際に曲として弾くにはちょっと。これはまだまだ練習したい部分。

弾き始めた頃は、フレットの距離に指が届かないではないか?と心配したけど、弾き始めたらちゃんと届いたので問題はなかった。
ただ、本当の問題は指と手の力だった。
やっぱ弦のテンションがハンパないので、何時間も弾いていると手が疲れてきて指先で弦を押さえきれなくなり、音が出なくなってしまう。もしくは、手が疲れてなくても、下手に押さえて離すと音の立ち上がりというか音色も悪くなって、良い音がしない。それに右手の弾くタイミングと左手の弦を押さえるタイミングもシビア。

そんな感じで練習してきたけど、昨日、コンパクトベースを練習していて気付いたこと。

それは、指がだいぶ鍛えられている??
はっきりいってアップライトベースを始める前よりも、今の方が数段、コンパクトベースを弾いた時に、指が良く動くようになり、さらに早く確実に弾けるようになった。
それは単にショートスケールだからというより、もしくは弦が柔らかいという理由だけじゃなく、、、「指の動く精度が上がった!」ということなのかも。
つまりアップライトベースで地道な基礎練習をしたおかげで、コンパクトベース(エレキベース)を弾くための基礎も身に付けれられたのかもしれない。

結局、なにがいいたいのかというと。


1.コンパクトベースを弾いて、運指の確認をして、指を動かす練習をする。

2.アップライトベースを弾いて、運指の基礎を習得して、さらに指の鍛錬をする。

その(両方の、)相互作用が大切だと。

これは単なる妄想ではなく、あくまで実際にやってみて思ったこと。
何事も実際にやるのが大事だと、つくづく~。

それからもうひとつ。

自分もアップライトベースを始めるまでちょっと時間が必要だったけど、、。
やっぱ、楽器はやりたいと思ったら、すぐに始めた方がいいかなー。
あれこれ考えても時間だけが過ぎていくし、時間が経てばその分、体力も老化するので、どんどん新しくチャレンジするのが大変になってくる。自分も半世紀生きているから、そう思うのかもしれないけど。



ちなみにアップライトベースに関しては、今のアップライトベースを弾きこなすことがまず目標ー。ちゃんと弾ければ誰も文句はいわない。(現にコンパクトベースだって、バンドでちゃんと弾いたので、文句をわれることはなかった。)

そして今のアップライトベースは(自分にとって、)入門用として合っている信じている。

そしてそして、、もし弾きこなせたら~、、、次のステップへ。

って、いつだ??



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