●CFOを雇うこと
に関して、CGSA の先輩の佐藤鉄平さんが、とても分かりやすくまとめてSNS にアップされていたので。これいったんブログに残させてもらおうと思います。
(すこし、文中、内容を整えさせてもらいました)
出典:佐藤鉄平氏SNS
たまたま、社長さん達が「最近、バックオフィスやCFOの給料が高すぎる」と話をしていたのを聞いて、多分、CFOという言葉が広すぎるからandバックオフィスという言葉も広すぎるから、そんなイメージになるのかなあと思う。
あと、サーバーとかと一緒で管理部門は優秀であればあるほど、空気みたいになっていくから、優秀であればあるほど、酸素みたいにありがたみは無くなる傾向があるのかなあと。
CFOの給料が高いという社長の声は、IPOのために迎えていて、そのIPOが終わったあと増えている気がする。これに対処するには、取締役で迎えて初めから2年契約で握り、その2年はIPOコストと割り切って、それありきの金額プラス成功報酬で迎える。そして、IPOが終わったら契約を終了すればよい。ただ、上場直後に辞任になると東証から睨まれるから、任期満了退任になるようにはしておくとか、退任後も非常勤監査役として数年タッチしてもらう形にできればさらに良いような気がする。
CFOは経理とか、IR、そして管理とかそのいずれかを強調するかによっても、考え方が変わる
CFO=経理のトップでかつプレイングマネージャー(最近はCAOともいう)を雇いたいなら、経理の採用テーブルでジョブディスクリプションは経理に限定すると、マッチした人が取れるし、高くとも1000万ちょいぐらいで取れるとは思う。
一方、CFO=IRや経営企画寄りだと、M&Aやるとか増資繰り返すことが前提だと投資銀行やファンドと人材が競合するから高い。年収幅も広くなる。ただ、このジョブだと、経理みたいに日常業務がないから、投資やIRの考え方が、社長と合わないとか、社長自らそれをやるみたいな話になると、要らない人材=高い人材になってしまう。
そして、その場合のCFOはとくに能力的にそのジョブだと社長以上の人が多いから、要らないどころか邪魔になったりもする。
このタイプは孫さんが以前、招いた後継者に「ごめん、俺がやっぱりやりたい」と宣言してパッケージ出したように、スッパリ辞めてもらうのがベストだと思う。引きずれば引きずるだけ、社内にしこりを残す。
CFO=管理部長、コントローラ(マルチジョブCFO)の場合、株式総務、コンプラ、内部監査、IRとかを全てを見るプレイングマネージャーとするとおのずと報酬は高くなる。複数部署のマネージャーを一人でやってくれる人であれば、その部署のマネージャークラス3名をとるか、個別1名取るかとの比較になる。ただ、個別1名の場合、上場直後ぐらいまではコスパもよく、とても効率的にワークするけれど、組織が大きくなってくると、工数的に回らなくなる。そして、それを補うように個々にマネージャーを取るとこのCFOはいらなくなるので、その方の勇退への道をしっかりと用意するか、次の組織ステージでなにをやって貰うのかをしっかりと考えるておく必要がある。
以上 (出典:佐藤鉄平氏のSNS)
冒頭の画像は GOOGLE にて 「CFO 画像」で検索して、拝借しました。
に関して、CGSA の先輩の佐藤鉄平さんが、とても分かりやすくまとめてSNS にアップされていたので。これいったんブログに残させてもらおうと思います。
(すこし、文中、内容を整えさせてもらいました)
出典:佐藤鉄平氏SNS
たまたま、社長さん達が「最近、バックオフィスやCFOの給料が高すぎる」と話をしていたのを聞いて、多分、CFOという言葉が広すぎるからandバックオフィスという言葉も広すぎるから、そんなイメージになるのかなあと思う。
あと、サーバーとかと一緒で管理部門は優秀であればあるほど、空気みたいになっていくから、優秀であればあるほど、酸素みたいにありがたみは無くなる傾向があるのかなあと。
CFOの給料が高いという社長の声は、IPOのために迎えていて、そのIPOが終わったあと増えている気がする。これに対処するには、取締役で迎えて初めから2年契約で握り、その2年はIPOコストと割り切って、それありきの金額プラス成功報酬で迎える。そして、IPOが終わったら契約を終了すればよい。ただ、上場直後に辞任になると東証から睨まれるから、任期満了退任になるようにはしておくとか、退任後も非常勤監査役として数年タッチしてもらう形にできればさらに良いような気がする。
CFOは経理とか、IR、そして管理とかそのいずれかを強調するかによっても、考え方が変わる
CFO=経理のトップでかつプレイングマネージャー(最近はCAOともいう)を雇いたいなら、経理の採用テーブルでジョブディスクリプションは経理に限定すると、マッチした人が取れるし、高くとも1000万ちょいぐらいで取れるとは思う。
一方、CFO=IRや経営企画寄りだと、M&Aやるとか増資繰り返すことが前提だと投資銀行やファンドと人材が競合するから高い。年収幅も広くなる。ただ、このジョブだと、経理みたいに日常業務がないから、投資やIRの考え方が、社長と合わないとか、社長自らそれをやるみたいな話になると、要らない人材=高い人材になってしまう。
そして、その場合のCFOはとくに能力的にそのジョブだと社長以上の人が多いから、要らないどころか邪魔になったりもする。
このタイプは孫さんが以前、招いた後継者に「ごめん、俺がやっぱりやりたい」と宣言してパッケージ出したように、スッパリ辞めてもらうのがベストだと思う。引きずれば引きずるだけ、社内にしこりを残す。
CFO=管理部長、コントローラ(マルチジョブCFO)の場合、株式総務、コンプラ、内部監査、IRとかを全てを見るプレイングマネージャーとするとおのずと報酬は高くなる。複数部署のマネージャーを一人でやってくれる人であれば、その部署のマネージャークラス3名をとるか、個別1名取るかとの比較になる。ただ、個別1名の場合、上場直後ぐらいまではコスパもよく、とても効率的にワークするけれど、組織が大きくなってくると、工数的に回らなくなる。そして、それを補うように個々にマネージャーを取るとこのCFOはいらなくなるので、その方の勇退への道をしっかりと用意するか、次の組織ステージでなにをやって貰うのかをしっかりと考えるておく必要がある。
以上 (出典:佐藤鉄平氏のSNS)
冒頭の画像は GOOGLE にて 「CFO 画像」で検索して、拝借しました。