僕は「おいしいコーヒーの入れ方」という村山由佳さんの小説シリーズが好きで、イタリアに来る前は随分
読んでいました。同氏の他の小説もほとんど読ませていただいたと思います(2008年までの作品)。
さて、今回はタイトルの通り、エスプレッソの入れ方を紹介したいと思います。
イタリアで「Caffè」(カッフェ)と注文すると100%このエスプレッソが出てきます。
イタリアでは時間帯によって飲み方が大体決まっていて、
朝は朝食と一緒に「Cappuccino」(カップッチーノ:発音は日本語と少し異なります)
それ以降の食後にエスプレッソという具合です。
まず、エスプレッソを入れるにはCaffettiera(カッフェッティエーラ)を使います。
日本では「エスプレッソマシーン」、「エスプレッソメーカー」等の呼び方があるかと思います。
左側の小さいほうが1杯分用、右が4杯分用です。
今回は4杯分作れる、イタリアのBIALETTI社製のCaffettieraを使います。
BIALETTIは調理器具メーカーとして有名なブランドです。
このCaffettieraは下の写真の通り、全体は5つのパーツで出来上がってます。
今回は写真に撮るため分解してありますが、通常、右下の2つのパーツ(穴の開いた丸い金属板と白いゴム)
は取り外す必要はなく、常に右上のパーツ内部にはまってます。
水は最下層となるパーツにいれます。分量はCaffettieraによって違い、物によっては内側にラインが印して
あったり、計量カップが付いていたりしますが、今回のものにはそのどちらも無く、説明書には
「バルブの真ん中にある穴の高さを越えないように」と書いてありますので、それに従います。
その上に2枚目の写真の左下にあったフィルターを取り付け、エスプレッソ用の粉を入れます。
ここでスプーンの腹でギュウギュウに詰めないことをお勧めします。
電動エスプレッソメーカーは高圧力でエスプレッソを抽出できるため、お店などではギュウギュウに詰めますが、
直火タイプではそこまでの圧力は期待できません。
火加減に関しては、おのおのこだわりがあるかと思います。
説明書では「小さいコンロ(イタリアのコンロには大口と小口の両方が通常付いている)で、強火。」
電気調理器の場合、(IHはわかりません。)最初は「強」く、エスプレッソが出始めたら「中」にする。」
とのこと。
僕が教えてもらった入れ方は、Caffettieraの下に火が届くかどうかの「弱火」で入れるとおいしい。
人それぞれですね。
説明書にしたがって、火にかけていきます。
我が家は電気調理器なので「強」でスタート。
しばらくすると、ゴポゴポと音が鳴りつつ、中央の抽出口からエスプレッソが出始めます。
その後、「中」に温度を落として待ちます。
Caffettieraによっては、抽出中に蓋を開けると飛び散ることがありますので、注意しましょう。
以前使っていたBIALETTI社の「BRIKKA」↓は蓋を開けたままでも大丈夫で、
抽出口に特殊な細工がしてあり、家にいながらBarで入れたエスプレッソのような細かいSchiuma(泡)が楽しめる逸品です!ただし現在はエスプレッソの味を気に入った母に貸しているため手元にありません。。。
さて、そうこうしているうちに抽出口からもうエスプレッソが出てこなくなったら完了!
これに温かい牛乳を入れればカフェラテ、あわ立てた牛乳を入れればCappuccino、すこしだけ牛乳を加えれば
Caffè macchiato(カッフェ・マッキアート)という具合です。
ちなみにマッキアートとは「染みの付いた」という意味で、「エスプレッソに微量(染み程度)の牛乳」。
その逆がLatte macchiato(ラッテ・マッキアート)「温かい牛乳に微量(染み程度)のエスプレッソ」。
イタリアではどちらもそんなに値段は変わらないものの、Latte macchiatoの方が2~3倍量が多いことがほとんど!
これから寒くなって、温かいものをたくさん飲みたい場合は試してみてください☆
読んでいました。同氏の他の小説もほとんど読ませていただいたと思います(2008年までの作品)。
さて、今回はタイトルの通り、エスプレッソの入れ方を紹介したいと思います。
イタリアで「Caffè」(カッフェ)と注文すると100%このエスプレッソが出てきます。
イタリアでは時間帯によって飲み方が大体決まっていて、
朝は朝食と一緒に「Cappuccino」(カップッチーノ:発音は日本語と少し異なります)
それ以降の食後にエスプレッソという具合です。
まず、エスプレッソを入れるにはCaffettiera(カッフェッティエーラ)を使います。
日本では「エスプレッソマシーン」、「エスプレッソメーカー」等の呼び方があるかと思います。
左側の小さいほうが1杯分用、右が4杯分用です。
今回は4杯分作れる、イタリアのBIALETTI社製のCaffettieraを使います。
BIALETTIは調理器具メーカーとして有名なブランドです。
このCaffettieraは下の写真の通り、全体は5つのパーツで出来上がってます。
今回は写真に撮るため分解してありますが、通常、右下の2つのパーツ(穴の開いた丸い金属板と白いゴム)
は取り外す必要はなく、常に右上のパーツ内部にはまってます。
水は最下層となるパーツにいれます。分量はCaffettieraによって違い、物によっては内側にラインが印して
あったり、計量カップが付いていたりしますが、今回のものにはそのどちらも無く、説明書には
「バルブの真ん中にある穴の高さを越えないように」と書いてありますので、それに従います。
その上に2枚目の写真の左下にあったフィルターを取り付け、エスプレッソ用の粉を入れます。
ここでスプーンの腹でギュウギュウに詰めないことをお勧めします。
電動エスプレッソメーカーは高圧力でエスプレッソを抽出できるため、お店などではギュウギュウに詰めますが、
直火タイプではそこまでの圧力は期待できません。
火加減に関しては、おのおのこだわりがあるかと思います。
説明書では「小さいコンロ(イタリアのコンロには大口と小口の両方が通常付いている)で、強火。」
電気調理器の場合、(IHはわかりません。)最初は「強」く、エスプレッソが出始めたら「中」にする。」
とのこと。
僕が教えてもらった入れ方は、Caffettieraの下に火が届くかどうかの「弱火」で入れるとおいしい。
人それぞれですね。
説明書にしたがって、火にかけていきます。
我が家は電気調理器なので「強」でスタート。
しばらくすると、ゴポゴポと音が鳴りつつ、中央の抽出口からエスプレッソが出始めます。
その後、「中」に温度を落として待ちます。
Caffettieraによっては、抽出中に蓋を開けると飛び散ることがありますので、注意しましょう。
以前使っていたBIALETTI社の「BRIKKA」↓は蓋を開けたままでも大丈夫で、
抽出口に特殊な細工がしてあり、家にいながらBarで入れたエスプレッソのような細かいSchiuma(泡)が楽しめる逸品です!ただし現在はエスプレッソの味を気に入った母に貸しているため手元にありません。。。
さて、そうこうしているうちに抽出口からもうエスプレッソが出てこなくなったら完了!
これに温かい牛乳を入れればカフェラテ、あわ立てた牛乳を入れればCappuccino、すこしだけ牛乳を加えれば
Caffè macchiato(カッフェ・マッキアート)という具合です。
ちなみにマッキアートとは「染みの付いた」という意味で、「エスプレッソに微量(染み程度)の牛乳」。
その逆がLatte macchiato(ラッテ・マッキアート)「温かい牛乳に微量(染み程度)のエスプレッソ」。
イタリアではどちらもそんなに値段は変わらないものの、Latte macchiatoの方が2~3倍量が多いことがほとんど!
これから寒くなって、温かいものをたくさん飲みたい場合は試してみてください☆