LA CAFFETTERIA DI RETROSCENA舞台裏カフェ

テノール芹澤佳通の日常系ブログ (・∀・)

もはや単なるレビュー

2023年03月11日 | クラシック音楽
地上波アナログ放送は「県外放送も地形によってはノイズ混じりで観ることが出来る」という現象がありました。
 
我が家では「ジリチャン」と呼んでました。
(ノイズで画面がジリジリしてるから)
 
ジリチャンとはアナログのCの状態
(総務省HPより)
 
風向きや天候の影響なのか全然判別出来ない日もありましたし、音声も途切れ途切れのときもありました笑
 
 
さて、静岡ではリアルタイムでは放送されず、ジリチャンにかじりつき「目が悪くなるよ!」と母親に言われても観続け、レンタルビデオで新作が出る度に追っかけていた「新世紀エヴァンゲリオン」。
 
 
TV版はもちろんのこと、旧劇場版「シト新生」、「Air/まごころを、君に」、新劇場版「序」、「破」、「Q」、「シン・エヴァンゲリオン」の全てを映画館で観て来ました。
(記憶が確かなら、「シン・エヴァンゲリオン」以外は全て小学校以来の幼馴染と観ていた気がするw)
 
 
「シン・エヴァンゲリオン」公開時には、限定配布の小冊子を2つとも手に入れたことからも、そのオタクぶりが伺える・・・
(合計3回観に行ったかな?)
 
 
さて、今回購入したのは『シン・エヴァンゲリオン劇場版 EVANGELION:3.0+1.11【初回限定版】(Blu-ray+4K Ultra HD Blu-ray)+限定台本』
(EVASTORE予約販売限定:現在は取り扱いなし)
 
 
 
映画館でも観たし、公開終了後はすぐにアマゾンプライムビデオでも公開され、ただ観るだけなら買わなくても良いのでは?
 
と思ったそこのあなた!
 
 
今回の目的はこちらの映像特典
 
この特典映像として収録されている「EVANGELION:3.0(-46h)」を観たいが為に購入したのだが、もうひとつの特典映像「Rebuild of EVANGELION:3.0+1.11」も非常に興味深いもので、一つ一つのシーンにかける庵野監督のもの凄いこだわりと情熱、そして『人の心を掴むためには作り手として一切の妥協を許さない』そんなプロフェッショナルとしての姿に感銘を受けました。
 
(もはや単なるレビュー)

 

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広島シティーオペラ《タンホイザー》

2023年02月28日 | クラシック音楽
広島シティーオペラ《タンホイザー》終演・・・
 
厳しくも楽しい巡礼の旅でした。。。
 
オファーを頂いたのは2月9日深夜!
 
昨年ではありません、今月の話です(笑)
 
そう、本番まで僅か17日間しか残されていない段階での代役オファーでした
 
 
そもそも日本国内でタンホイザー役を歌った経験を持つテノール、しかもパリ版、ドレスデン版、折衷版(二期会でも一幕はパリ版、二幕はドレスデン版・・・だったかな?)と、少なくとも2パターン存在する作品なので、「どの版を歌った経験があるのか?」というところも含めると簡単に代役が見つかる役柄ではありません。
 
トゥーランドットのカラフ、ボエームのロドルフォ、椿姫のアルフレード、これらの代役を探すのとはわけが違うのです(;´Д`)
 
 
代役を引き受けるにあたり学んだことは、「ピンチはチャンス」っていうのは結果論であり、
 
最後のフレーズを歌いきるまでずっと「ピンチはピンチ」でした笑
 
 
幕が降りた後に感じたことは「やっと終わった~」という安堵ではなく、もっとこうしたかった、もっとああしたかった、もっとおぞましく、もっと狂気に・・・というタンホイザーさながら欲に塗れたものでした笑
 
終演後みんなで記念撮影
 
今回の公演、実は西日本での初めてのワーグナーということ!
 
しかも市民オペラでこのレベルの舞台を作り上げたことに驚きを隠せません(;´Д`)
 
 
まずオーケストラに至っては、楽譜の入手が最初にして最大の難関だったとのこと!
それもそのはず、そもそも国内の市民オペラ団体でタンホイザーを上演した団体は、広島シティーオペラが調べた限りでは見つからなかったと。。。
 
それはつまり、「オーケストラスコア」を入手することが困難を極めるということを意味しています。
 
しかし実際の演奏はそこからスタートしたとは思えないほど完成度の高いものでした!
 
歌いながら何も違和感は感じませんでしたし、舞台に聴こえてくる音の波、うねりも素晴らしく、1音たりとも的外れな音はありませんでした( ・∀・)
 
 
 
演出家、飯塚励生さんの作り出す世界観は奇を衒ったものではなく、初めてワーグナーを観劇する地元の方を物語の世界へ没入させるに相応しいもので、オペラに対するイメージを「より親しみやすいもの」に変化させたと感じました。
二幕第4場より
 
 
二幕第4場、歌合戦にてビーテロルフ(左)と睨み合うセリホイザー
 
そしてそのマジックに大きく貢献したのが舞台衣装!
 
衣装は地元、広島市内にアトリエを構える「愛型女帝Costume Studio」さんが、オールハンドメイドで100着(以上?)を制作し、物語をよりファンタジーに彩り、舞台に立つ人物を浮き立たせてくれました。
タンホイザー 二幕第4場「歌合戦」での衣装
 
 
タンホイザー 三幕での衣装
愛型女帝Costume Studioさんから掲載許可頂いています
 
この愛型女帝Costume Studioさんが手掛けた衣装のデザインが素晴らしいのは写真から伝わると思いますが、それにとどまらず機能面で非常に優れています!
 
まず大前提としてオールハンドメイドで、且つ「舞台上で動き回ること」を前提に作られているため、ストレッチの効いた素材を用いており、通気性もよく吸湿性にも優れその上洗濯可能(ここ重要!)なのです。
 
 
舞台演出は衣装だけではなく、大道具さん、小道具さん、照明さん、ヘアメイクさんたちの功績は言うに及ばず、裏方をまとめる司令塔舞台監督、舞台スタッフの皆様の協力、連携プレイによって無機質な箱は物語の舞台へと変化を遂げるので、各々の役割に優劣など存在しません(歌手陣含め)。その空間に共存する全員が、己のベストを尽くそうと歯を剥き出しにしているのが「現場」なのです( ー`дー´)キリッ
 
 
さて、次にセリホイザーになれるのがいつになるかはわかりませんが、僕にとって初めてのタイトルロールであったこの役を、滅多に上演されない作品にもかからわず2度も歌うことができたのは何かの運命かと思いますので、今後はレパートリーとして持っていこうかな~っと思います(今から1ヶ月以内だったら準備期間1週間の超特急オファーでもいけそうな気がする笑)
 
あ、それと今回のヘアセットは地毛ですので、セリホイザーをご入用の際はカツラのご用意はいただかなくて大丈夫です笑
 
ヴェーヌス役羽山弘子さんと
 
 
タンホイザー男祭り
 
 
 
広島シティーオペラ事務局長、井口さんと
 
一幕、三幕に登場してくれた小池バレエスタジオの皆さんと
 
 
新幹線まで見送りに来てくれた二人を撮る芹澤と
 
 
撮られた芹澤
 

芹澤声楽教室《高音特化型ジム》では、新規ジム生の入会を随時募集しております

高音特化型パーソナルトレーニング
費用:1h 6000円、2h 10000円
(外部スタジオご希望の場合は別途スタジオ使用料が加わります)

【入会のお申し込みはこちら】
yoshimichi.serizawa@gmail.com

件名に「ジム入会希望」とご記入ください。
指導内容は高音以外にも多岐にわたります。(歌唱指導、発音指導、姿勢など)


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無事開催!新春オペラランチタイムコンサート2023

2023年02月07日 | クラシック音楽

延期を乗り越え、2月5日に第一ホテル東京シーフォートにて「新春オペラランチタイムコンサート」が終演しました!

 

第一ホテル東京シーフォートさんの営業は今月末までとのことで、このコンサートが最後の催し物となったそうです(T_T)

会場である28階のトップ・オブ・ザ・ベイからの眺めは格別でした!

左から ピアニスト前田美恵子さん、ソプラノ若井有里亜さん

珍しくおめめパッチリ(笑)

 

嬉しいことに満席のお客様をお迎えし、終演後もあたたかなお言葉をいただけました( ・∀・)

 

おまけ

 

カッコつけてるわけではなく階段上から会場入りする合図を待っている図(笑)

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ソロの撮影は初かも

2023年02月04日 | クラシック音楽

もう先月のこと・・・・

 

1月30日に高輪区民センター、ホールにて3曲収録してきました!

(機材の詳細は記事最後にて)

 

機材はすべて自前、編集も自分という紛うことなきDIY

 

そして完成したのがこちらの三本です( ・∀・)

 

まずは

《巷ではモーツアルトは無害の象徴のように崇められ、胎児に聴かせたり、農作物に聴かせたり、はたまた酵母に聴かせて醸造した日本酒も登場したりするが
(※純米 協奏曲蔵粋(くらしっく))、演奏者する側が「無害」と感じるかどうかは別問題》なこちら

モーツァルト作曲 歌劇「ポントの王ミトリダーテ」より
『頭に月桂冠を飾っても』《Se di lauri il crine adorno》

 

つづいては

《6年前、初めて人前で歌った時「どうしてワーグナーなんて歌うの!?」と終演後の見送りで直接言われた思い出が蘇るナンバー!
その時は言えなかった理由はこちら→→→歌いたかったから!!!》

ワーグナー作曲 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より
『朝はバラ色に輝いて』《Morgenlich leuchtend in rosigem Schein》

 

最後はこれ

《こんなド定番のアリア、絶対アンチ湧くからYouTubeになんか載せるものか!と思っていたけど、気がついたら収録していたからアップした、アンチ上等アリア》

プッチーニ作曲 歌劇「トゥーランドット」より
『誰も寝てはならぬ』《Nessun dorma》

 

お楽しみいただければ幸いです( ・∀・)


高音特化型ジムでは、新規ジム生の入会を随時募集しております

高音特化型パーソナルトレーニング
費用:1h 6000円、2h 10000円
(外部スタジオご希望の場合は別途スタジオ使用料が加わります)

【入会のお申し込みはこちら】
yoshimichi.serizawa@gmail.com

件名に「ジム入会希望」とご記入ください。
指導内容は高音以外にも多岐にわたります。(歌唱指導、発音指導、姿勢など)


収録に使用した機材はこちら

 

 

 

 

 

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高音特化型ジムのトレーニングアイテム

2023年01月26日 | クラシック音楽

「高音特化型ジム」として心機一転(?)開始した芹澤の声楽レッスンですが

ジムと名がつくのであれば、何かしらトレーニング器具は必須!

 

ということで導入したのがこちら

 

 

 

高音特化型ジムオリジナル用品「呼気鍛錬ゴム袋」です!

 

 

え?

 

 

 

 

あー、はいはいっ、そうですね、

 

 

 

 

ただの風船ですね

 

 

呼吸って自然すぎる行動なので、いざ意識的に行うと浅くなったり、力んだりと、歌に上手く繋がらない(有効に作用させられない)んですよね。

「お腹を使って」っと言われても、ただ腹直筋を強張らせば良いわけではありませんが、全く弛緩させても意味がありません。

何事も「丁度良いバランス」が必要で、そのためにはまず自在にお腹を動かせるようになってから、そのさじ加減を自身で探る必要があります。

 

風船を利用することで、目に見えない呼気、呼気圧を具体的に感じることができ、そして一気に膨らませるためには腹筋の使い方がキーとなります。

 

これまでにない画期的なトレーニング方法だと自負しております(何番煎じか)

 

 

高音特化型ジムでは、新規ジム生の入会を随時募集しております

高音特化型パーソナルトレーニング
費用:1h 6000円、2h 10000円
(外部スタジオご希望の場合は別途スタジオ使用料が加わります)

【入会のお申し込みはこちら】
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件名に「ジム入会希望」とご記入ください。
指導内容は高音以外にも多岐にわたります。(歌唱指導、発音指導、姿勢など)

 

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テノールだから

2023年01月14日 | クラシック音楽

ほんの数日前に同じ曲をYouTubeに投稿した。

 

しかし芹澤は悩んでいた。

 

『誰にでも歌える曲(市歌だから当たり前)を、僕が歌ったところで何の意味があるのだろうか・・・

音域的にはバリトンがピッタリなくらいの低音域・・・

僕に求められているのはそっちの(下の)加線ではない!

 

 

 

上の加線なのだ!!!

 

 

 

 

ということで、あたおか系テノールとして「好きです かわさき 愛の街」を

 

 

 

 

1オクターブ上げて歌ってみました( ・∀・)

とあるテノールが「あの歌」をオクターブ上げて歌ってみたらToshIっぽくなった

 

どうでしょう?

 

なんだかほのぼのとした市歌が

 

 

X JAPANっぽくなってませんか?

 

 

 

 

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DNAに刻まれし川崎市民のソウルミュージック

2023年01月11日 | クラシック音楽

もはや川崎市が公式で認める「ゴミ収集車のメロディー」

好きです かわさき 愛の街を歌ってみました!

公式の見解はこちら↓↓↓
川崎市民の歌「好きですかわさき愛の街」について知りたい(Q&A)
(川崎市公式HPより)

 

今回使用した楽譜は、リンク先の公式HP内にある合唱用の楽譜です( ・∀・)

映像は多摩水道橋から僕自身で撮影したものを使用しています。

なお撮影日は大変風が強く、橋の上ということも相まってたまに映像がブレます(笑)

 

とあるテノールが「川崎市民のDNAに刻まれた歌(好きですかわさき愛の街)」をしっとりと歌ってみた

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とあるテノール芹澤のお教室

2023年01月09日 | クラシック音楽
数多いる「歌の先生」との差別化を図り、自分にしか出来ないもの、自分の武器をブランディングする。
 
 
なぜブランディングにこだわったかというと、冒頭でも言った通り「歌(声楽)の先生」ってたくさん居るんです!
 
 
ただ、当たり前ですがみんながみんな同じ能力ではありません。
 
 
そもそも声楽では大きく5つのカテゴリーが存在します。
(個人の見解によってちょっと変わってきます)
 
 
ソプラノ・アルト・テノール・バリトン・バス
 
 
この他にもメゾ・ソプラノ、コントラルト、カウンタテナー、バリテノール、バス・バリトンという声種があり、さらにはソプラニスタやオッタヴィスタといった希少種もあります。
 
 
そしてこの「声種」というものは、自分自身の自由意志での選択が難しいものであります。
 
なぜなら身体的特徴に左右されるからです。
 
 
まず声楽家はこの世に誕生した際、この「声種ガチャ」を強制的に引かされます(笑)
 
 
この生まれつきの素質(声種ガチャ)によって、自身の声を育てる方向性がだいたい決まっていきます。
 
 
しかし!
 
 
テノールの声をもって生まれたからと言って何の苦労もなくテノール歌手になれるわけではありません。
 
 
それは僕自身が身をもって経験しております(;´Д`)
 
 
生まれ持った声を活かすも殺すもテクニック次第なのです!
 
 
そんな僕がブランディングしネーミングした我がお教室の名前は
 
 
 
 
 
 
「量産型ザク」でも
 
 
 
「量産型ガンタンク」でも
 
 
「量産型キュベレイ」
 
でもありません・・・
 
 
 
冒頭でも書いた通り、指導者たる我々も個々の能力はバラバラです。
 
 
僕はリート(ドイツ語で書かれた歌曲、シューベルトの「魔王」など)は専門外ですし、フィンランド語やロシア語はそもそも読めません┐(´д`)┌ヤレヤレ
 
大学のときに師事していた先生がフランス歌曲の専門家だったので、フランス語の作品も勉強しましたが専門的な知識を多く蓄えるまでには至っておりません。
 
 
そんな僕の専門分野はイタリア語の作品です。
 
イタリア、ボローニャでの5年間の留学で得た最大の強みは語学力です。
 
 
が、
 
 
それを凌駕する特異性は音域です!
 
それが一番わかり易いのが僕のYouTubeチャンネルで最も再生されているこちらの動画
とあるテノールが「夜の女王のアリア」を本気で歌ってみた!
 
 
とあるテノールちゃんねる内ではこれより更に高いHigh Gも披露していますが、人前で複数回披露したことのあるのはHigh Fです。
(実際にはHigh Fis《#ファ》も1度あるけど、あれはノリで出しただけ)
 
 
この広い音域は決して天性のものではなく、指導してくれたヨーコ・タケダ先生(伊マントヴァ在住)のレッスンのおかげです。
 
 
そのメソードはとにかく地味(笑)
 
 
最初の2年間は同じことをずーーーーーーっっと繰り返しました(笑)
 
まるで大衆食堂のセットメニューの様に、変わらぬ発声練習をひたすら繰り返す。。。
 
しかもその発声練習自体が変わっていて、そもそもうまくこなせないのです(;´Д`)
 
先生のレッスンはさながら発声道場のようでした(笑)
 
 
しかしそのお陰で現在の僕は作り上げられ、結果立派なテクニック至上主義者が誕生しました(笑)
 
 
 
そんな危険な思想を持つテノールのお教室が「高音特化型ジム」です!
 
 
 
ただ、字面だけ見た場合、脳内で「音楽→→→筋トレ」という理解困難な認識のグラデーションが生じるということが問題です(笑)
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【謹告】新春オペラランチタイムコンサート延期のお知らせ

2023年01月06日 | クラシック音楽

2023年1月8日開催予定の新春オペラランチタイムコンサートですが、出演者の体調不良により1月8日(日)は中止とし、2月5日(日)に延期となりました。

お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますことを心よりお詫び申し上げます。

お手持ちのチケットはそのままで、内容・時間等も変わらず2月5日に開催となります。延期の日程でのご参加が難しい場合には、チケットの払い戻しを行わせていただきますので、お知らせください。

重ねまして、皆様に深くお詫び申し上げます。何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 

芹澤佳通

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新年の挨拶2023ver.

2023年01月04日 | クラシック音楽

 

 

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2022年振り返り

2022年12月31日 | クラシック音楽

さて、大晦日ということで2022年も本日で終了( ・∀・)

 

2022年は、羽田空港国際線ターミナル内TIAT SKY HALLにて「ANIME & GAME SYMPHONY JAPAN SILVESTER CONCERT」(人生初のジルベスターコンサート!しかもクラシックではなくアニメ&ゲーム音楽!)で幕を開けました。

 

2月

眼瞼下垂の手術を受け、新生芹澤(芹澤Ver1.2)が現世にデビュー

視界が縦方向に20~30%増え、高層ビルに圧倒される

「帰ってきた!Laboratorio141」の本番も2月

 

3月

オペラサロントナカイpresents「清教徒」にて、久しぶりに人前でHigh Fを出す

仕事の合間に引っ越しのための物件内覧・荷物の準備

 

4月

引っ越し

Nコン課題曲が発表され、高校生課題曲を収録しYoutube公開

重要のあるコンテンツはそれだけで伸びることを身を持って学ぶ

 

5月

初めて受験生の生徒を持つ

Nコン、小学生課題曲を収録しYoutube公開

とある中学校の校歌を多重録音にて収録、納品

 

6月

日本フィルハーモニー交響楽団様の杉並区音楽鑑賞教室で歌唱とナレーションを担当

(記事:日本フィルハーモニー交響楽団鑑賞教室

 

7月

東京音大大学院、博士リサイタルに助演として出演

 

8月

「1万枚のチケットが5分で売り切れた」と言われる某ゲーム系コンサートに急遽コーラスで参加(本番2日前に発注を受ける)

 

9月

ひたち市民オペラ25周年記念公演「ガラ・コンサート&トゥーランドット(ハイライト)」に出演

 

10月

11月に控えたリサイタルにむけ、「流しのテノール」が生まれる

人生初の「コンクールの審査員」を務める

(日本クラシック音楽コンクール本選、グランディール音楽コンクール東京予選、大阪予選)

人生初のラジオ出演も10月

 

11月

限界突破リサイタル・・・の前にコロナに罹患

11日に陽性となり、8日間の療養期間を経てギリギリ19日(リサイタル当日)に間に合わせる

その間予定していた営業(流しのテノール)と、リサイタル稽古、リハーサル等全てキャンセルしベッドの上で過ごす

全く声を出さない8日間の後、狂ったかのようなプログラムのリサイタルを、かかりつけの「さいだ耳鼻咽喉科気管食道科クリニック」斉田先生の助けもありなんとか乗り切る。

翌日から咳が止まらなくなる(気管が少し腫れた)も、声帯はノーダメージ!

しかし言わせてくれ!芹澤の真の実力はあの程度ではない!!!!!(リベンジする)

 

12月

デヴィ夫人のパーティーに稲川素子事務所所属のコーラスグループ「Alba Voce」の増員メンバーとして出演

人生初のバッハさんを歌う(記事:芹澤バッハ歌うってよ

年末恒例のN響第九(新国立劇場合唱団と東京オペラシンガーズの合同チーム)に東京オペラシンガーズ勢として参加

白い頭髪は暗い舞台袖でも目立つということで、男声の一番手として入場する(実際には背の順)

 

 

一番の思い出はやはり「限界突破リサイタル」です

合同会社P&MEの鷲尾社長と一緒に営業回りをし、共に作り上げたリサイタル

男声合唱とソプラノをお招きし、普段誰も演奏しないような非常識・・・もとい、超絶技巧アリアのみを取り出してたのですが、なんと直前にコロナ感染(๑´•.̫ • `๑)

療養期間明けとはいえ全回復しているわけもなく、当日たまたま来てくれたテノールの相山さんにMCをお願いし、僕はその間できる限り休むことでなんとか乗り切りました。

左耳が頻繁に閉塞してしまっていたので、普段なら隠れてするような耳抜きを堂々と舞台上で繰り返し、普段なら一息で歌い切れるフレーズも2回、3回とブレスを取り、なんとか咳き込まないように祈りながら歌っていました(;´Д`)

来年、リベンジする機会があれば「限界突破リサイタル2 また頭のオカシイ奴が帰ってきた(仮)」をやりたいと思います。

ただそうなると更にマイナーなプログラムになる可能性が・・・(笑)

 

全く同じプログラムを全快で全開の芹澤にてお届けするのもいいかな?( ・∀・)

ま、来年のことは明日から考えましょう!

 

それでは皆様、良いお年を!

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久しぶりのおひとり様

2022年12月14日 | クラシック音楽

久しぶりに独り重唱の動画をアップしました( ・∀・)

 

こういった「記録に残る作品」を作る場合、僕が一番気にしているのは「歌の出来」です。(当たり前ですがw)

 

なので一番時間がかかるのがレコーディングです。

 

今回を例にとってみると

1日目 バスパート、アルトパートのレコーディング

2日目 テノールパート、ソプラノパートのレコーディング

3日目 レコーディングされたものを確認し、録り直し箇所をレコーディング

4日目 ミキシングをしながら更に録り直しの必要な箇所を再レコーディング

 

と、音源を録音するだけで4日はかかります。

もちろんその前に伴奏音源の作成があり、伴奏音源にて各パートをある程度事前に練習しておかないとそもそもレコーディングが出来ません。

 

しかし、今回一番時間がかかったのは

 

映像制作

 

です(; ・`д・´)

 

トライ・アンド・エラー

アイデアを考え、イメージを膨らませ、様々な素材を探し、そうしている内に方向性が決まり、組み合わせ、混ぜ合わせ・・・と、悩みに悩んだ結果、一週間くらいかかってしまいました(笑)

 

ぜひ楽しんでご覧頂ければ幸いです( ・∀・)

【とあるテノールが「心の瞳(混声四部版)」をひとりで歌ってみた】

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新春オペラランチタイムコンサート

2022年11月29日 | クラシック音楽

リサイタルが終わるまでは「来年だし、まだまだ時間あるじゃん」って思っておりましたが、気がつけば今年も残り9%(11月29日現在)ということでこちらのコンサートをご紹介します!

 

2023年1月8日、第一ホテル東京シーフォート28階、東京ベイエリアの風景を一望できる地上100mの天空のバンケットホール「トップ・オブ・ザ・ベイ」にて、ワンドリンク・コース料理・演奏がセットになったコンサートに出演します( ・∀・)

 

28階【トップ・オブ・ザ・ベイ】

 

コロナ禍に突入する以前に一度お話を頂いていたのですが、今回、ついに3年振りの開催となりました!

なおこちらのコンサートはお料理の関係もあり、48名様限定となっておりますm(_ _)m

 

まず先にお食事の提供があり、その後にコンサートをさせて頂きます。

 

今のところ演奏予定曲としてプッチーニの「トスカ」から数曲をお届けし、他にも有名なオペラアリア、歌曲も考えております。(何かリクエストあります?)

 

年末年始を慌ただしく過ごされた方、三が日は家族、親族のことで手一杯だった方、いつもとは違う空間で現実から離れてみませんか?( ・∀・)


新春オペラ ランチタイムコンサート
-New Year "OPERA"Lunch Time Concert-

2023年1月8日(日)
受付12:30~ / お食事13:00~ / 演奏14:00~

【出演】
若井有里亜(ソプラノ)
芹澤佳通(テノール)
前田美恵子(ピアノ)

【会場】
第一ホテル東京シーフォート
28階 宴会場「トップ・オブ・ザ・ベイ」

【料金】
1名様15000円
(ワンドリンク・コース料理・演奏・消費税・サービス料込み)

※48名様限定

【主催】
株式会社阪急阪神ホテルズ

【ご予約・お問い合わせ】
03-5460-4408(10:00~18:00)


これは僕からのサービスですが、フライヤーに

「チケットの郵送の際は、送料として520円を別途頂戴いたします」

と書いているところ、僕からご予約を頂いた方には無料でチケットを郵送させて頂きます。

 

予約のご連絡はこちらのメールアドレスまでお願いいたします( ・∀・)
yoshimichi.serizawa@gmail.com

 

何か「これ歌って!」とリクエストがあればコメント欄に書き込んで頂くか、ご予約の際にメールに記載して頂ければ選曲の参考にさせて頂きます(`・ω・´)ゞ

 

ちなみに前日にリクエストされてもそれは流石に無理なので余裕を持った予約&リクエストでお願いいたします(年内だと助かります)

 

 

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芹澤バッハ歌うってよ

2022年11月25日 | クラシック音楽

バッハさん歌うと言ったら「ウケるー」と言われた芹澤です。

 

ええ、よくわかります。


バッハさんとの関係は、みんな大好きインベンションとシンフォニア(副科ピアノ)くらいで、かろうじて「主よ、人の望みの喜びよ」のテノールパートを歌った程度の希薄さです。

聴くことに関してはバッハ=ブゾーニの「シャコンヌ」、チェロ組曲は大好きです。

 

特に「シャコンヌ」は常にiPadに入れて持ち歩いてます。

Hamelin plays Bach/Busoni, BVB 24: Chaconne ヴィルトゥオーゾとして尊敬してやまないマルカンドレ・アムラン氏の演奏

 

そんなバッハさんの声楽作品はやはり「バッハさんだな」という感じで、特にミサ曲のテノールパートは歌いながらインベンションに苦しんだ高校生のころを思い出します。

 

当たり前ですが、いちいちバッハ節なんですよね~

 

(๑´•.̫ • `๑)

 

御本人に直接お会いしたことはもちろんありませんが、譜面からなんとなく人物像、人間性が伺い知れます。


そんなI.O.C バッハ・・・もとい、J.Sバッハさんの作品のみで構成されたヨハン・セバスチャン・カンマーコーア・ヨコハマさんの『第97回定期演奏会』に出演させて頂きます。

【指揮】
阿部純

【出演者】
ソプラノ:阿部ゆう子、上田彩乃
アルト:庄司由美
テノール:芹澤佳通
バス:片山将司、長谷川陽向
オルガン:久保晃子、藤井麻理

【合唱】
ヨハン・セバスチャン・カンマーコーア・ヨコハマ

【管弦楽】
横浜室内オーケストラ

【会場】
渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
開場13:30 開演14:00

【チケット】(全席自由)
前売3600円、当日4000円
学生券2000円(前売りのみ)


僕はソリストとして

「カンタータ第183番:人は汝を追放せん」
 ”Sie werden euch in den Bann tun”

「ミサ曲ト短調」(BWV235)
 ”
Missa in g-moll”

「クリスマスオラトリオII部」(BWV248)
 ”Weihnachts-Oratorium”

の3つの作品を歌わせて頂きます。


「トゥーランドット」歌ったり「タンホイザー」歌ったりした人の歌うバッハ・・・

果たしてどんなバッハになるのやら・・・

 

お問い合わせ①〈ヨコハマ・ストゥーディオ〉
Tel.090-7286-7905
E-Mail. jskcy@infoseek.jp

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限界突破リサイタルC→F終演

2022年11月22日 | クラシック音楽
11月19日、早稲田奉仕園スコットホールにて合同会社P&ME主催によるリサイタルをさせて頂きました
 
 
 
「限界突破」と銘打って選んだセットリストはいずれもその名に違わぬ難曲8選
 
「C→F」ということが表す通り、High CからHigh Fまでのアクート結果は
 
High C・・・43発
High Des(Cis)・・・2発
High D・・・12発
High Es(Dis)・・・4発
High F・・・4発
 
(ピアニスト調べ)
 
という結果に
 

ベッリーニ作曲 歌劇「清教徒」より
”裏切られたと信じていた不幸な乙女よ”
 
High Fがプログラム後半にまとまっていたため、演奏会後半は特に気が気ではありませんでした
 
『上手くいくのか?出るのか?飛べるのか?』
 
常に自分自身との戦いでした
 
ロッシーニ作曲 歌劇「ゼルミーラ」より
”あの貪欲な野獣が”
 
限界を超えるためには、それをサポートしてくれる仲間の存在が必要不可欠でした
 
もう何度共演しているかわからないピアニストの齋藤菜緒さん
 
出会った当初は大学院生だった田井友香さん
 
僕のわがままに付き合ってくれたLaboratorio141のみなさん
 
当日になって急遽お願いしたのにも関わらず、完璧な進行とアンコールラストを盛り上げてくれたMC相山潤平さん
 
そして細やかな気配りで舞台裏方を全て取り仕切ってくれたワッシー
 
 
彼らがいたから僕は無事に舞台に立つことができ、無事下りることが出来ました
 
 
僕独りでは限界の向こう側に広がっていた絶望と孤独の極地を渡り切ることは出来ませんでした
 
なので【限界突破リサイタル】は間違いなくご来場頂いた全ての方、全ての共演者、全スタッフによる総合芸術作品です
 
 
今回のリサイタルを終えて一つはっきりとしたことがあります
 
それは・・・
 
僕の声帯はまだ限界を迎えていなかった
 
ということです(笑)
 
正直終演直後は「しばらくは声出ないだろうな」と予想していたのですが、昨日かかりつけ医に診ていただいたところ「大丈夫だよ、使い方が上手いんだろうね、問題ない!」とのこと!
 
別に声帯を積極的に壊しにいきたいわけではありませんが、あれだけ無茶しても物理的な限界は超えてないことがわかり、これはまだまだやれることが有るな!と。。。そうなるとまだ一度も人前で出してないHigh Gが残っていますので、またいつか、さらなる限界を超えた挑戦をしてみたいと思います( ・∀・)
 
おまけ
正しいハートの抱え方(ワンハンドバージョン)
 
 

リハーサルの様子
 
プログラム
(クリック、もしくはタップにて拡大可能)
 
 
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