数多いる「歌の先生」との差別化を図り、自分にしか出来ないもの、自分の武器をブランディングする。
なぜブランディングにこだわったかというと、冒頭でも言った通り「歌(声楽)の先生」ってたくさん居るんです!
ただ、当たり前ですがみんながみんな同じ能力ではありません。
そもそも声楽では大きく5つのカテゴリーが存在します。
(個人の見解によってちょっと変わってきます)
ソプラノ・アルト・テノール・バリトン・バス
この他にもメゾ・ソプラノ、コントラルト、カウンタテナー、バリテノール、バス・バリトンという声種があり、さらにはソプラニスタやオッタヴィスタといった希少種もあります。
そしてこの「声種」というものは、自分自身の自由意志での選択が難しいものであります。
なぜなら身体的特徴に左右されるからです。
まず声楽家はこの世に誕生した際、この「声種ガチャ」を強制的に引かされます(笑)
この生まれつきの素質(声種ガチャ)によって、自身の声を育てる方向性がだいたい決まっていきます。
しかし!
テノールの声をもって生まれたからと言って何の苦労もなくテノール歌手になれるわけではありません。
それは僕自身が身をもって経験しております(;´Д`)
生まれ持った声を活かすも殺すもテクニック次第なのです!
そんな僕がブランディングしネーミングした我がお教室の名前は
高
音
特
化
型
ジ
ム
「量産型ザク」でも
「量産型ガンタンク」でも
「量産型キュベレイ」
でもありません・・・
冒頭でも書いた通り、指導者たる我々も個々の能力はバラバラです。
僕はリート(ドイツ語で書かれた歌曲、シューベルトの「魔王」など)は専門外ですし、フィンランド語やロシア語はそもそも読めません┐(´д`)┌ヤレヤレ
大学のときに師事していた先生がフランス歌曲の専門家だったので、フランス語の作品も勉強しましたが専門的な知識を多く蓄えるまでには至っておりません。
そんな僕の専門分野はイタリア語の作品です。
イタリア、ボローニャでの5年間の留学で得た最大の強みは語学力です。
が、
それを凌駕する特異性は音域です!
それが一番わかり易いのが僕のYouTubeチャンネルで最も再生されているこちらの動画
とあるテノールが「夜の女王のアリア」を本気で歌ってみた!
とあるテノールちゃんねる内ではこれより更に高いHigh Gも披露していますが、人前で複数回披露したことのあるのはHigh Fです。
(実際にはHigh Fis《#ファ》も1度あるけど、あれはノリで出しただけ)
(実際にはHigh Fis《#ファ》も1度あるけど、あれはノリで出しただけ)
この広い音域は決して天性のものではなく、指導してくれたヨーコ・タケダ先生(伊マントヴァ在住)のレッスンのおかげです。
そのメソードはとにかく地味(笑)
最初の2年間は同じことをずーーーーーーっっと繰り返しました(笑)
まるで大衆食堂のセットメニューの様に、変わらぬ発声練習をひたすら繰り返す。。。
しかもその発声練習自体が変わっていて、そもそもうまくこなせないのです(;´Д`)
先生のレッスンはさながら発声道場のようでした(笑)
しかしそのお陰で現在の僕は作り上げられ、結果立派なテクニック至上主義者が誕生しました(笑)
そんな危険な思想を持つテノールのお教室が「高音特化型ジム」です!
ただ、字面だけ見た場合、脳内で「音楽→→→筋トレ」という理解困難な認識のグラデーションが生じるということが問題です(笑)
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