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イタリアにいる間に一度は行ってみたいと思っていた、夏のヴェローナ名物、
野外オペラ公演に行ってきました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
演目は「IL TROVATORE」
キャストは。。。
ルーナ伯爵 Alberto Gazale
レオノーラ Anda Louise Bogz
アズチェーナAndrea Ulbrich
マンリーコ Marcelo Alvarez
フェルランドGiorgio Giuseppini
なんとマンリーコにアルバレスです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
同じテノールとして、これは聴かずにはいられません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/34/f89ceff7897afa9ad18591be97b27613.jpg)
この野外歌劇場、写真を見ていただければお分かりのとおり、
元来はローマのコロッセオと同じ機能を持っていた歴史的な建造物です。
中央の平土間はイスが並べられていますが、それ以外はアレーナを取り囲む
大理石の階段状の座席。。。これが2時間座っていると結構お尻が痛い。。。
しかし、日中暖められた大理石は、夜になり気温が少し肌寒くなっても熱を
持ち続け、とても暖かく、硬いことを除けばまずまずのすわり心地でした。
もしかして遠赤外線効果?
演奏に関してですが、上記の通り、名前の通り、通常の劇場の箱型に収まって
いる空間ではなく、天井は星空に筒抜け、反響するものは44段の大理石で
出来た観客席。劇場やホールとは全くの異空間。それだけに声が詰ったり、
息が流れなかったりすると、とたんに聞えなくなってしまいます。
男声より女声は同じ音(厳密には1オクターブ違う)でも周波数が高いせいか
全体的に声は響きやすい(この環境でも遠くまで通る)ように聞こえました。
キャストは全員すばらしい出来で、特にマンリーコのアルバレス、そして
ルーナ伯爵のアルベルト ガザーレは格別でした。
一流っていうのはこういうことを言うんだろうな~
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ま、打ちのめされていても仕方ありませんので練習します。
そうそう、実はイタリアにきてから度々言われることがあるのですが、
この日も公演後、このツアーに誘ってくれたボローニャでは有名なオペラ狂の
フランコさん(色んな演奏会に聴きに来てくださるイタリア人)から、
「君とアルバレスは声が似てるね」と言われました。
ま、声が似ててもテクニックが追いついてないから足元にも及びませんけどね
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